楽器をおいて空と飯 | 15品目 魚串の燻製

キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。

燻製の新しい可能性を探る

文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
協力◎NATAL DESIGN

キャンプで燻製料理をする人は多い。煙で燻すため、室内ではなかなか挑戦できないからだろう。僕も燻製器を持っていて、過去にチーズやベーコン、ナッツなど、定番の燻製を酒のつまみにしてきた。そこにシェフのアイデアがプラスされる。魚のぶつ切りを串に刺し、炭で軽く炙る料理を食べたことはあるが、それを今回は燻製にするという。大人の遊び飯、お試しあれ。

魚串の燻製

材料（4人前）
魚の柵……適量
タコ……適量
イカ……適量
お好みの野菜……適量
チーズ……適量
ワサビ……適量
塩……少々
コショウ……少々

1、食材をひと口大に揃える

魚の柵をひと口大にカットする。タコやイカ、野菜も同様にカットし、水分が多いものはキッチンペーパーで水気を拭き取っておく。塩、コショウで下味をつける。

燻製の食材はお好みでOK。食べたい魚介類や燻製してみたい食材を準備しよう。キノコ類は燻製に合わないという情報はあるものの、基本的にはいろいろ試せるのが燻製料理の楽しさでもある。

2、竹串に刺す

カットした食材を竹串に刺していく。基本的には刺身用の魚なので、生でも食べられるが、燻具合が食材によって異なるため、火の通りやすい食材、通りにくい食材でまとめるのがコツ。

3、燻製器に並べ火をつける

炭をおこし、チップを入れた燻製器の網の上に、魚串を並べていく。ただただ楽しい工程。子どもも喜びそう。

4、ようすを見ながら食べる

蓋をして弱火で20分ほど燻せば完成。

食材によってはもう少し時間がかかるものもあるので、つまみながらその会話も楽しんでもらいたい。

Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。最近は5枚目のアルバム「Chase After」や、弾き語りミニアルバム「UNPLUGGED Ⅱ」をリリース。8月5日には「Feel EARTH 2023」にも出演した。

Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。

KEISHIさん着用ウエア：HEMP LONG SLEEVE TEE WIDE PRINTED DAYBREAKS、RANDY PANTS CORD
晶さん着用ウエア：HND 2022 LOGO LONG SLEEVE TEE、RANDY DENIM PANTS

テーブル／castelmerlino TABLE 120×60、ベンチ／castelmerlino BENCH 120×30、スツール／castelmerlino FOLDING WOOD STOOL 、カモフラベンチ／PEREGRINE FURNITURE × OUTPUT LIFE × NATAL DESIGN”GRAND ECDYSIS BENCH”

すべてNATAL DESIGN
https://www.natal.jp/