楽器をおいて空と飯 | 16品目 川魚の炊き込みご飯
Keishi Tanaka
- 2023年09月15日
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
釣った魚(?)で炊き込みご飯
文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
海でも山でも、キャンプをしながら釣りを楽しむ人は少なくない。その場で釣った魚を使って何か作れないか、というのが今回のレシピの始まりだ。結果、大人の事情により今回は釣りをすることができず、近くの魚屋で買うというお決まりの流れにはなったが、次に渓流釣りをするときに、この「川魚の炊き込みご飯」を作れば、ヒーロー間違いなし!みなさんもぜひお試しあれ!
川魚の炊き込みご飯
材料(2人前)
アユ……1匹
シイタケ……2個
ゴボウ……1本
ショウガ……1個
無洗米……2合
バター……1個
だしの素……1本(40g)
水……200ml
刻みネギ……適量
1、アユを焼く
よく洗ったアユに切り込みを入れ、焚き火を使って豪快に両面を焼く。目的は焼き目をつけることと、少し臭みを抑えることなので、完全に中まで火が通っているかは確認しなくても大丈夫。
2、米を炊く準備
深めのクッカーに米と水を入れて30分ほど浸水させ、カットしたシイタケとゴボウ、だしの素、バター、そして焼き目をつけたアユを加える。
3、米を炊く
いよいよ米を炊く。今回は焚き火ではなく、ワンバーナーを使用。アウトドア感を楽しむなら焚き火での炊飯に挑戦するのも良いが、写真を失敗したくないので、より確実なほうを選択(笑)。沸騰したら弱火にし、チリチリと焼ける音がしたら火を止める。目安はトータルで20分ほど。
4、蒸らしたあとにネギをかけて完成!
米が炊けてもすぐにフタは開けずに、20分ほど蒸らす。寒い時期であれば、タオルなどに包んで冷めにくくするのもポイント。
蒸らしの工程が終わったらフタを開け、ショウガ、刻みネギを散らせば完成!
Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。最近は5枚目のアルバム「Chase After」や、弾き語りミニアルバム「UNPLUGGED Ⅱ」をリリース。10月より全国19箇所の弾き語りツアーを敢行する。
Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。9/14にNEW EP「oshigoto_01-EP」をリリース。
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PROFILE
ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/