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焙煎したての青空珈琲|楽器をおいて空と飯 32品目

キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。今回はゲストありの特別編です!

空の下で珈琲焙煎教室を開催!

右)Keishi Tanaka、中) Hiroshi Sato、右)Akira Yotsumoto

文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆

ゲストをお迎えしてのスペシャル回。第2弾となる今回は、同級生であり、音楽仲間でもある佐藤寛焙煎士に声をかけた。焙煎士とは生の珈琲豆を焙煎するロースターのこと。「Todd」というオリジナルの珈琲豆を販売する彼に、素人でも挑戦できる焙煎のコツと、その魅力について伺った。

焙煎したての青空珈琲

材料(13〜20杯分)
生コーヒー豆……250g

1、欠点豆を取り除く

まずは生のコーヒ豆を軽く触りながら検品し、欠点豆を取り除く。割れていたり、虫食いなどがあると味に影響が出るので、とても大事な作業といえる。

2、火にかける

さっそく火にかけて焙煎スタート。専用の網もあるが、今回は銀杏用のものを使用する。

強火の作業であることや、珈琲特有の匂いが広がることもそうだが、もっともキャンプに適していると感じたのは、皮が周囲に飛び散ることである。ハゼと呼ばれるこの状況は、火にかけてから8分ほど経ったころに始まり、約2分間続く。そして、一度おさまったあと、再び「2ハゼ」と呼ばれる現象が起きるので、ここで火から下ろすのがポイント。時間は目安なので、よく観察しておく必要がある。

3、淹れる

よく冷めたら、あとはミルで粉にして淹れるだけ。お湯の温度は90℃くらいがおすすめなので、一度沸騰したお湯を少し置いておくのが良いだろう。

また、本来は煎りたてではなく数日おいたベストな状態で販売しているとのことだが、今回はあまり経験できない焙煎直後の味を楽しんだ。翌朝にも飲んだが、微かにえぐみが取れて落ち着いた味になった気がしたのも気のせいではないはず。そんな楽しみ方ができるのも、自分で焙煎したからこそ。

Hiroshi Sato | 佐藤寛
Keishiと共に組んでいたバンド・Riddim Saunterを解散したのち、現在はKONCOSでギターボーカルを担当。東京を中心に活動を続ける。また、珈琲豆の販売を中心とする「Todd」を立ち上げ、オンラインで不定期に販売中。

Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。1月29日にはニューアルバム『Like A Diary』をリリースし、東名阪のリリースツアーを開催する。

Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。NEW EP「oshigoto _02」をリリース。

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PROFILE

Keishi Tanaka

ランドネ / ミュージシャン

Keishi Tanaka

1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。
https://keishitanaka.com/

Keishi Tanakaの記事一覧

1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。
https://keishitanaka.com/

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