ビジネスのプレゼンイベント『Meets』を名刺アプリのEightがスタート

商談を成立させるのは大変。良いサービスを探すのも大変

無料で名刺が読み込めて。文字認識して検索可能な状態にしてくれる名刺管理アプリEightから新しいサービスがローンチした。

サービス名は『Meets』。

企業の課題解決を後押しするビジネスイベント、とのことである。

企業のサービスを利用してもらうための『営業』には莫大な手間とコストがかかり、かつ企業に勤めている人にとって営業が『迷惑だ』と感じることが多いという調査結果が出ている。

そこで、企業にとっては多くの見込み顧客にアプローチするための方法として、顧客にとっては必要としているサービスに最短距離で到達するためのサービスとして『Meets』は設計された。

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(望んでなくても、いやいや商談を受けたことがある人が65%にも上るという)

 

膨大なEightユーザーから、アルゴリズムで選ばれた参加者

そこで、Eightに自分の名刺などのデータを登録している人を解析し、ニーズのあるピッチイベントを開催し、Eight経由でメールでアプローチし、集まってもらうというサービスが企画された。それがMeetsだ。

これなら、サービス提供側も顧客側も望んでいるわけだからスムーズに商談は進む可能性が高いというわけだ。

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場所は今回発表会のあった、ザ ストリングス表参道(地下鉄表参道駅からすぐ)。プレゼンター企業はテーマごとに多少上下するとはいえ、7社。プレゼンターの登壇費はスタンダードプランで250万円。

参加者はEightの登録データからセレクトされ、メールで招待される。参加費は無料。

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しかし、Eightのサービスとはいえ、考えようによっては単なる昔からある商談会のような気がしないでもない。何が違うのだろうか?

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一般の人が、練られたプレゼンを6〜9本も聞ける機会は貴重

最大の特徴は、招待される参加者がEightに自分で名刺を登録している人の膨大なデータから、このテーマに興味を持っているであろうとアルゴリズムが判断した人だということにある。このアルゴリズムが優れているかどうかがキモになるだろう。

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発表会後に、実際に行われているイベントを見学してみた。

今回のテーマは、『Meets 業務プロセス改善』。

仕事を効率化し、業務プロセスを改善するサービス9社が登壇した。

プレゼンテーションを行ったのは、クラウド受付システムの『RECEPTIONIST』、オフィスの電話、携帯電話をクラウド化し、安価で個人携帯に転送する『Dialpad』、顧客電話カスタマーサービスなどをクラウド化して受け付ける『Zendesk』、印鑑不要で契約作業を電子化し効率化する『クラウドサイン』など。

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実際にプレゼンテーションを見てわかったのは、これはなかなか面白いということ。

各社にはわずか6分しか与えられておらず(高価な6分だ)、その間に内容を説明するべくよく練られたスライドと、プレゼンテーションを見ることができる。

参加企業のプレゼンターは、元NHKの音声表現コンサルタント松本和也氏のコミュニケショントレーニングを受けるのだという。

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ほぼ無料なサービスとして生まれたEightのマネタイズはなかなか大変なのではないかと思うが、これまで積み上げれたデータを上手に活かしてマネタイズする方法として、Meetsは上手くテイクオフしそうだと感じた。

Eightを使っている方で、もしMeetsへの招待メールが来たら、ぜひ参加してみていただきたい。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年5月号 Vol.91』)
(村上タクタ)

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