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え~! ダイソンが電気自動車を開発! 2020年から販売開始!

ダイソンが400人体制、1450億円を投資して、電気自動車開発中!

想定外のところから、電気自動車を開発中という発表がありました(汗)

コードレス掃除機や、ファンヒーター、空気清浄機、ヘアドライヤーでおなじみのダイソンが、電気自動車を開発中。そして、なんと2020年の販売開始を目指しているというのです。

そのための開発チームはなんとすでに400名で、さらに増員していくとのこと。また10億ポンド(約1450億円)以上を投資するという大規模な話になっているのです。

ダイソンにとっては30年前からのテーマだった!

リリースによると、ダイソンは、1990年から1993年にわたって、自動車の排気ガスシステムに取り付け可能な粒子状物質を補集するサイクロンフィルターの開発を行っていたそうです。しかし、業界の関心は低く断念せざるを得なかったと。

しかし、すべてを理詰めで考えるダイソンのチームは、排気ガスが大気、そして人体に及ぼす影響について、ずっと憂慮し、対策を取らねばならないと考えていた模様。

そして、ここに及んで、排気ガスに対策をするのではなく、それを元から断つ……電気自動車の開発をすることにしたということだそうです。

思想的にも、技術的にも、十分あり得える話

考えてみれば、サイクロン掃除機にしても、空気清浄機にしても、彼らは連綿と空気中の粉塵と戦ってきたわけです。頑張って人体に入る前に捕まえようとするよりも、それを元から断ったほうがいいに決まってます。

また、ダイソンには電気自動車にとって一番重要であるDCモーターと、リチウムバッテリー、そしてそのコントロールに関するテクノロジーがあります。また、流体力学の超専門家ですから、車のボディ形状に関しても独特の意見を持っているに違いありません。

とはいえ(ここからは、まったくの私見ですが)自動車を走らせるには、それだけではないテクノロジーが必要です。シャシーデザイン、ハンドリング、衝突安全性の問題は、まったく別の問題として進化してきているハズです。そもそも、400人、1450億円というとすごいように思いますが、日本の自動車メーカーの投資規模とエンジニアの数は、それどころではないのではないかと思います。自動車の開発というプロジェクトにしては、決してスケールの大きな話ではありません。

私が想像する展開は3パターン(繰り返しますが、まったくの私見です)。ひとつは、本当にダイソンのエンジニアが賢く経済的で、その人数と投資額でも車を作ってしまえる。ふたつ目、車といっても小型のコミューター的な、従来の車とはまったく違うコンパクトなもの。みっつ目。既存の自動車メーカーと協力し、バッテリーとモーターをダイソンが提供し、シャシーの開発を既存のメーカーと行う。

たとえば、(本当にまったくの想像ですが)メルセデスが擁するSmartにダイソンのパワーユニットが積まれるとか、BMWが擁するMiniに積むとか、アウディA1に……とか、そう考えると、急に現実味が増すような気がしませんか? 私は、この第3の展開の可能性が大きいような気がします……が、オリジナリティを重んじるダイソンのこと、独自路線という予想も捨てがたい……。

いずれにしても、2020年って、たった3年後。ダイソンからのさらなる発表をワクワクして待ちましょう。

(出典:『flick! News』)

(村上タクタ)

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