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京都で始まる、新しいアップルの歴史。『Apple京都』グランドオープンに1300人行列

行列は昨夜9時から始まり、約1300人が並んだ。そして、ハイタッチで入店

今日、2018年8月25日午前10時。Apple京都がオープンした。

熱狂的なファンを持つアップルの直営店のオープン時には、世界のどの国でも長い行列ができ、最初の数時間に入ってくるお客さんをハイタッチで迎える習慣がある。

総勢100人以上のスタッフが大きな歓声を上げ、カウントダウンを始めると、盛り上がりは最高潮を迎える。まずはその様子を動画でどうぞ。


行列の最前列の人は、なんと昨夜の21時から並んでいたとのこと。深夜終電の頃には行列は数十人になったという。 冒頭の写真がその先頭に並んでいた4人だが、左から神戸からいらっしゃった浅野さん、京都の田口さんと中山さん、そして神戸の田中さん。4人は今年4月7日のアップルストア新宿のオープンの時に行列の中で知り合い意気投合、今回はその時に貰った記念品のTシャツを着て集まったという。
 
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始発の時間を過ぎると、行列はグングン伸び、筆者が取材に訪れた開店1時間半前である午前8時半頃には、行列は600人を越え、店舗のある四条高倉から四条通りを東へ。けっきょく開店直前にはOPAの前まで行列は伸び、開店時点で1300人が並んでいたという。

店舗内に入る時には恒例のハイタッチ。ストアオープンに際して、100人以上ものスタッフが集められたそうだが、初日には全員が集合している。

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さまざまな言語の顧客が来店しても対応できるように、合計すると12の言語を話すスタッフがいるという。


なぜ、アップルのお店だけがこれほど盛り上がるのかはよく分からないが、たしかにこんなに歓迎されることは人生においてあまりない。アップルストアに行くというのが特別な体験に感じられるというのは分からなくはない。 開店時の記念ノベルティであるTシャツ、ピンバッチ、ステッカーをあしらった記念品を受け取った人たちは、タウンスクエア型店舗自慢のウッドとレザーのイスに早速腰掛かけてみたり、店舗内に展示されるさまざまな製品を見たりして、早速楽しんでいた。

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京都の町にフィットするアップルストア

ちなみに、新店舗内の意匠などについては、こちらのレポートを参照のこと。

夜のアップルストア京都を見て、アップルデザインの強さと深さを思い知った
https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-471030/

8月25日にオープンする『Apple京都』は特別なアップルストアだった
https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-470974/

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開店数時間後には、Apple CEOのティム・クックや、ストア担当VPのアンジェラもメッセージをtweetしていた。

取材をしていて特徴的だったのが、町の人が気軽に話しかけてくれること。

「この行列なんなん?」「おばちゃんも、こないだiPhone直しに心斎橋まで行ったんや」「みんななんで並んだはるの? なんかくれんの?」「あめちゃん食べるか?」……と、人の間に壁を作らない関西人のフレンドリーな気質は、案外西海岸企業のアップルとマッチするのかもしれない。

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大きなガラスを使うことで、内側と外側の境をなくし、街の人たちが集う広場になりたい……というアップルの新店舗の『タウンスクエア・コンセプト』は、濡れ縁や、借景などもとより日本的な思想とも相性が良さそうな気がする。学生や芸術家、音楽家などが多く、クリエイティブな人の多い京都で、アップルストアはとても重宝されるだろう。また、世界中から旅行者の集まる観光都市でもあるので、そんな人たちが旅先でiPhoneなどの修理に訪れたりするのにも便利だろう。フリーの無線LANがあるので、まずは京都に着いて情報収集のために訪れえるかもしれない。

Apple京都がどのように進化していくのか、とても楽しみだ。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2018年9月号 Vol.83』)(村上タクタ)

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