
あまりに美しいiPhone XSとXS Max

FUNQ
- 2018年09月20日
明日入手する人は幸いだ
明日、9月21日(金)に発売されるiPhone XSとXS Maxをひと足先にお借りすることができた。
いつものように、Appleおなじみのきれいな箱から取り出すわけだけが、こんどのiPhoneはその美しさに圧倒された。いや、毎年そんなことを言ってるような気がするが、iPhone XSとXS Maxはその基準を一段上に上げたと思う。
まず、ディスプレイがおどろくほどドラマチックだ。
コントラスト比が100万対1。これは、OLEDならではの特徴で、iPhone 8 Plusの液晶が1300対1であるのと比べればその凄さが分かるだろう。どう違うかというと、黒が黒いのだ。
またXもディスプレイの性能としては同じ100万対1だったが、XS、XS Maxではさらに回路的な部分でチューニングが進み、60%コントラスト比が大きく発揮できるようになったという。
XSで1,920×1,080ピクセルのRetina HDディスプレイと、XS Maxで2,688×1,242ピクセルのSuper Retina HDディスプレイは、本当に肉眼ではピクセルを判別できない。喧騒に満ちた発表会会場では気が付かなかったが、落ち着いてみると、これはすごい。
ディスプレイ側も、背面のガラスもより硬度が増して、傷が付きにくくなってるという。
金属部分は、iPhone 5~8/8 Plus、XRとは違って、より硬く切削に時間がかかるステンレス。しかも、ゴールドとスペースグレイの2色はPVD着色プロセスという物理蒸着の手法を使って色を付けている。
明日、iPhone XS、XS Maxを入手する人が羨ましい。
箱を開けたら、まず慌てずにその美しさを堪能していただきたい。
(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2018年10月号 Vol.84』)
(村上タクタ)
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