Apple、なんとテキサスに新キャンパスを建設

ティム・クックがトランプの要求に迎合!?

なんとアップルが、テキサスに新キャンパスを設立するために10億ドル(約1100億円)を投資すると発表した。

ご存じのように、テキサスは保守の基盤がしっかりした州。『国内雇用を増やせ!』と迫るドナルド・トランプに対し、ティム・クックが対応して見せたとも取れる。

新キャンパスができるのは、テキサスとはいえIT産業に強いオースティン。SXSWが開催される土地としても知られる。

オースティンにはもともとアップルの社屋があるのだが、そこから1マイル以内の土地に133エーカー(東京ドーム約11個分)の土地を確保し、当初5000人を雇用。最終的には1万5000人を収容することができる設備を作るという。

全米に続々とアップルのオフィスができる

その他、シアトル、サンディエゴ、カリフォルニア州カルバーシティ(ロサンジェルスの海寄りのエリア。空港やUCLAなどが近い)に新しいサイトを建設し、それぞれ1000人以上が勤務する規模になるという。また、今後3年間にコロラド州ピッツバーグ、ニューヨーク、ボルダー、ボストン、オレゴン州ポートランドになどに新オフィスを開設するという(10月末のNYの発表会の時に、ティム・クックが「素敵な場所だ、かならずまた来る」と言っていたのはこれを指していたのかもしれない)。

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ティム・クック氏は「米国内の都市に新たな投資、雇用、機会をもたらし、オースティン市との四半世紀のパートナーシップを大幅に強化することを誇りに思う」と語った。

アップルは2018年に米国で新たに6000の雇用を追加し、50の州で9万人を雇用している。そして、2023年までに米国で2万人の雇用を創出する予定だという。

辺境の地にもデータセンターを設立

ネバダ州リノ(砂漠の中にあるような乾燥した場所だ)にあるアップルのデータセンターは、今後5年間で拡大する米国のデータセンターの1つとなる。

アップルは今年の45億ドルを含め、今後5年間に米国のデータセンターに100億ドルを投資する予定とのこと。ノースカロライナ州、アリゾナ州、ネバダ州、アイオワ州にデータセンターが作られるという。

アップルはすでに、米国の9,000社のサプライヤーとメーカーの従業員を含めて、50の州すべてにおいて200万件を超える雇用を創出し支援しているという。

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(図では1000人以上の場所が最大の円として描かれているが、数万人が働くクパチーノが依然として圧倒的多数であることに変わりはない。ともあれ、それ以外の場所の雇用を増やそうとしていることは確かだ)

どんな建築物ができるのか楽しみだ

トランプ大統領からいろいろ言いがかりとも言えるような難題を突きつけられたアップルだが、それに対して対応の表明ともいえる発表だ。

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これが、迎合なのか、それとも華麗にトランプ大統領の要求以上のことをして見せたのかは分からないが、クパチーノに集中していたアップルの設備が全米により均質に広がろうとしていることは確かだ。

Apple ParkのRINGのようなスペシャルな建築物が作られるのだろうか? それはそれで楽しみだ。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2018年12月号 Vol.86』

(村上タクタ)

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