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名刺交換アプリEight、方向転換!? 名刺管理機能を強化したVer.9をリリース!

便利な名刺管理の無料アプリあります

iPhoneなどの雑誌を作っていて、身近な人に一番聞かれるのが、『名刺の効率良い管理方法』だ。

ビジネスをしていると、あっという間に何百枚もの名刺がたまっていく『整理せねば……』と思いつつ、山積みになっているという人は多いのではないだろうか?

そんな人にいつもお勧めしている名刺アプリがEightだ。

一時期の過激なSNS化はなりをひそめ、便利な名刺アプリに

Eightは、アプリのiPhoneのカメラから取り込んだり、ScanSnapでスキャンした名刺を、すべて文字認識し、データ化してくれる。

データ化された名刺は、名前や会社名、メールアドレスなどで検索可能になるし、名刺自体の元データも見ることができるので、データ化されなかった諸元も見ることができる。

データ化は、デジタルなOCR機能だけでなく、人間の目での確認も行っており、非常に正確な認識が特徴。機能を拡張した有償版もあるが、無料版だけでも十分に使えるのがありがたい。

ところで、詳しい人ならEightは2015年ごろからSNSっぽい方向に舵を切っており、それに批判が多かったことをご存じなのではないだろうか?

筆者の憶測ではあるが、フリーミアム全盛の時代に無料サービスとして始まったEightだが、マネタイズの方向としてユーザーから課金するには同社には企業で利用するSansanというサービスがあり、それとは別のSNS化、メディア化、広告でのマネタイズ……という方向を探ったように思う。有料課金化するにしても、名刺管理という仕事のために個人的に月額数百円を払えるかというと、なかなかそんなユーザーは多くないというのが実態だろう(Eightの有料版は月額480円/年額4800円。企業版もある。かなり便利ではあるのだが……)。

というわけで、そのSNS化の時にデフォルトで名刺情報がウェブやEight内に公開されるように仕様変更され、それがだいぶユーザーの反発を買ったのだ。しかし、この点は新規ユーザーの場合はデフォルト非公開に修正されており、一般的なウェブで公開されることはないし、自分で公開を承認しない限り、Eight内でも自分の情報が共有されることはない。

名刺情報は、公開情報でありながら、誰もに公開されているワケではない……というあたりの機微が人それぞれに違って難しいところだ。

バージョン9でより便利な名刺アプリとしての機能が充実

というわけで、非常に便利なEightなのだが、このたびバージョン9になり、名刺管理機能がより強化された。

ホーム画面も一新され、見やすくなり、名刺交換後の二度目のコミュニケーションがしやすいようになっている。

連絡先タブを開くと拡張された電話帳のように名刺の一覧を見ることができる。また、Eightに登録すれば着信時にも名刺情報が表示されるので、スマホに登録していない人から電話がかかっても、誰からかかったか見ることができる。

また、会社単位でも名刺の一覧を見ることができ、会社概要や、その会社の企業ページを見て、最新の企業情報を知ることができる。

名刺は複数枚を同時撮影できるようになったし、会った後にお礼のメールをまとめて送信するため、その日に交換した名刺からアドレスを集める機能も追加された(有料版のみの機能 )。

0002 名刺撮影後、一括してラベルを追加することができるようになったため、何月何日、いつどこのイベントで会った……というような情報を付加しやすくなった。

いたれり尽くせりだ。

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名刺管理でお悩みの方はぜひお試しを

Eightが、LinkedInのようなビジネスSNSの方向をやめたワケではないが、もう勝手に情報が公開されるようなこともないし、自分の情報の公開を制限しながら、便利な名刺管理機能だけを使うこともできるようになっている。

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ScanSnapを使えば大量の名刺の取り込みも高速化できるが(無料版は機能に制限があります)、日常的な取り込みはスマホの撮影機能を使うだけで十分にもなってきた。

名刺管理でお悩みの方。ぜひEightを使ってみては? 以前、SNS化で不安に思った人も、再チャレンジをしてもいいと思う。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2018年12月号 Vol.86』

(村上タクタ)

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