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iPhone 11 Pro Maxは、23W充電が可能!

その話、聞いてない!

以前、記事にして評判だった、こちらの記事の続きの話。

最新iPhoneの充電制御は超複雑! バッテリー愛に満ちた急速充電!
https://funq.jp/flick/article/541200/

オウルテックの川本武志さんとデータを見ていて、面白いことに気がついた。

「あれ? iPhone 11 Pro Maxは少し、充電の電流量の制御が違いませんか?」

『そうなんですよ。空の状態で充電器に接続してからしばらく、11 Proより大電流が流れるんですよね(笑)』

「えええっ! それは知らんかった!」

川本さんは何げなくおっしゃったが、これはビッグニュース。こんな話聞いてない。iPhone 11 Pro Max付属の充電器は18W。つまり付属充電器では起こらない制御を、より大きな充電器を繋いだ時に行うようにしてある。iPhone 11シリーズの充電制御、面白い(笑)

前回同様、オウルテックの新型充電器、 OWL-ACPDU4S60W(USB PD 30W Type-C× 1+USB Type-A×4の充電アダプター)を接続して充電している。違うのは、iPhoneが11 Pro Maxであること。

10分間期間限定の23W供給

ちなみに、前回解説したiPhone 11 Proの電流の流れ方はこちら。

対して、iPhone 11 Pro Maxの場合はこちら。

最初の、10分間ほどだが、Maxだけが明らかに大電流を流している。

もちろん、Maxの方が大きなバッテリーを積んでいるし、充電時も大電流に耐えるはずだ。だからこの電流制御は、Maxの大きなバッテリーのメリットを活かして、大きなバッテリーに少しでも早く充電するためのい工夫だといえるだろう。

接続した時のバッテリーの状態や、充電器などによって挙動は違うとは思うが、iPhoneが23Wで充電するなんて、これまで知らなかった。iPad ProやMacBook Proなどでも、こういう複雑な制御はしているかもしれない。非常に興味深いデータだった。

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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