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レーシーなミニマム。究極のiPhoneケース、DUROスペシャルエディション

約10gは、多分極限

すべてのiPhoneケースの重量を計っているわけではないので、『最軽量』とは言えないが、厚さ0.7mm、重さ約10gというのは、世界に何億個のiPhoneケースがあろうとも、おそらく極限の数値と言っていいだろう。

一見、レーシングマシンなどに使われるカーボンファイバー製に見えるが、素材はアラミド繊維。いわゆるケブラーだ。ケブラーは、航空宇宙、レース、防弾チョッキなどに使われる素材で、途方もなく引っ張り強度に優れた素材。通常は黄色いが、DUROでは黒く染色されている。

このケブラーを2層にして、エポキシ樹脂含浸オートクレーブ仕上げとしている。オートクレーブとはカーボンやケブラーの素材を使った素材に本当の強度を与えるために使われる窯のことで、F1のモノコックやMOTO GPマシンや、複合素材の航空機などを作る時に使われる。いわゆるドライカーボンと同じ製造方法ということになる。レース好きにはたまらない。

このスペシャルエディションは、ご覧のように、iPhone 11 Proのトレードマークであるカメラ部の四角い出っ張りをカバーしてしまって、必要最低限の3個のレンズ、マイク、フラッシュ部分のみに穴を開けた仕様となっている。

軽く、薄く、ストイックな仕様で、ある意味ネイキッドで使っているよりスパルタンな雰囲気を感じさせる。

最小限の開口部

薄く、最小限なので、表面から見ると、ほどんどケースなしで使っている感じに見える。

レンズ開口部の狭さを含め、おそらくAppleの定めたレギュレーションには従っていないと思われるが、カメラ部もレンズの画角の邪魔にはなっていないし、マイク、フラッシュなどの差し障りにはなっていないように思える。

ただし、ポート部の切り欠きは最低限なので、根元が太いタイプのコネクターの場合は通電しない場合があるので、気をつけたい。まぁ、それもこの極限の薄さを実現するためには止むを得ないところだといえるだろう。

裏側はクッション材で厚みを合わせる

薄さを実現するのはいいとして、カメラ部分の出っ張りはどうなってるんだろう? と疑問に思う方も多いと思うが、こんな感じで内側にクッションが入って埋め合わせされている。このクッション、全体でなくていいのかという疑問あるが、使用感としては問題ないので、これでいいのだろう。

iPhone 11 Proの性能にもひとつの到達点的なものを感じるが、それと組み話されるこのケースも、iPhoneケース12〜3年の歴史の中の中のひとつの到達点といえるだろう。ぜひ体験してみていただきたい。

販売はいまのところ、Deffオンラインストアのみで、6600円(税込)。だが、予想以上の人気で現在品切れとなっており、現在オーダーしても1月下旬〜2月初旬の配送になるという。また、人気に対応してiPhone 11 Pro Max用も6930円(税別)で発売されることになったが、こちらも1月下旬〜2月初旬の配送。

入手できるのは少し先になるが、欲しい人は今のうちにオーダーしておいた方がいいだろう。

Deff DURO
https://deff.co.jp/product/dcs-ipd19skvsembk

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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