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Apple、唐突に高性能化したにも関わらず1万5000円安いMacBook Airを発表

1万5000円安く、かつ高性能!

Appleが、唐突にMacBook Airの13インチモデルをリニューアルした。

これは2018年にRetinaモデルのMacBook Airがニューヨークの発表会でiPad Pro(第3世代)と一緒に発表されてから3モデル目になる。2モデル目の2019は液晶が明るくなるなどのマイナーな変更を受けたモデル。

3モデル目の2020の最大の美点は最廉価モデルが11万9800円(税別)から10万4800円へと大きく値下げされたことだろう。学生・教職員価格なら、なんと9万3800円(税別)で購入することができる。

CPUは従来の第8世代Core i5から、第10世代Core i3/i5/i7に変更。i7はMacBook Airで初めてクアッドコアプロセッサーをの搭載を実現している。最上位モデルのi7クアッドコア1.2GHz モデルはTurbo Boost使用時には最大3.8GHzで動作する。

また、GPUは従来のIntel UHD Graphics 617から、Intel Iris Plus Graphicsに変更され、最大で80%も性能を向上させているという。さらに、驚くべきことに6K解像度の出力にも対応するとのことなので、Pro Dispray XDRにも接続できそうだ。

ストレージは一番安価なモデルで従来の2倍となる256GBを搭載し、オプションで2TBのSSDを搭載できるようになった。

Wi-Fiは802.11acのまま。iPad ProはWi-Fi 6(802.11ax)に対応したが、設計上の都合か、MacBook AirのWi-FiはWi-Fi 6には対応しなかった。

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なんといってもキーボードのシザー式への変更が嬉しい

また、従来トラブルが多かったバタフライ式キーボードは、1mmのストロークを持つシザー式に改められた。これでトラブルに悩まされることはなくなるだろう。

総じて、非常に最も安いMacのノートとして、非常に高性能かつお買い得なモデルになっている。

初めてのMacに、仕事に、サブマシンとして……数多くのニーズをカバーしてくれる人気モデルになりそうだ。

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(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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