
iPhone最新アップデートiOS 13.5登場! Face IDコロナ対応版
- 2020年05月22日
認証されなかったら、マスクをズラして再認証……が簡単に
iOS 13.5がリリースされた。
今回はコロナ対応版とでもいうべき内容。
マスクをした状態での認証がしにくく、面倒だったface IDの挙動が少し便利なった。
従来は、顔に向けて認証しなかった場合パスコード入力画面になってしまって、一度オフにしないとFace IDをもう一度試みることができなかったが、13.5では、パスコード入力画面をフリックアップすることで、再びFace IDを試みることができるようになった。
つまり、『iPhoneを見る→認証されない→マスクをズラす→iPhoneをフリックアップ→認証』という流れが可能になった。抜本的対策ではないが、少しスムーズになった。
ちなみに、写真のように鼻が見えるところまでマスクをズラせばFace IDは認証してくれる(これは従来から)。
接触追跡APIも導入
Googleとの協力で話題のCOVID-19の接触追跡Appに対応した、接触通知APIも導入されているが、こちらは日本に接触追跡Appが導入されない限り、活用することはできない。
マスクをしなければならなに状況下では、Face IDはとても不便。次のモデルのiPhone Xシリーズでは認証方式はどうなるだろうか? 何らかの対策が講じられたFace IDとなるのだろうか? それともTouch IDが再搭載されるのだろうか? 例年通り9月に発売されるとすれば、開発の方向性を大きく変更するのは難しいタイミングだったのではないかと思うが。
(村上タクタ)
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PROFILE

flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。