デジタル化を推進するPFUが、イベントもデジタル化『PFU Digital Fair 2020』
- 2020年06月26日
僕らが知らないPFUの背景のデカさ
PFUといえば、ScanSnapやHHKBを思い浮かべる我々だが、実はそういったコンシュマー向けデバイスはPFUのほんの一部分でしかない。
世界の業務用ドキュメントスキャナーマーケットのナンバー1企業でもあるし、本質的には業務ソリューション全体を提案、構築するようなビジネスが大きな部分を占める。連結の売上が2019年度で1400億円近く、営業利益が75億円以上……という巨大な企業なのだ。
そんなPFUが何をしようとしているのか全体象を見られるのが、毎年6月に目黒の雅叙園で盛大に開催される『PFU Digital Fair』。PFUのScanSnapやHHKBの背景にあるものが見られるビッグイベントだ。
しかし、今年はこんな大勢の人が集まるのは難しい……ということで、6月25日から7月31日にかけてオンライン上で開催されることになったのが、『PFU Digital Fair 2020』。
『PFU Digital Fair 2020』
https://www.pfu.fujitsu.com/digitalfair2020/
こんな大きな移行をさらりとやってみせるところが、デジタル化のソリューションを提供するPFUならではだ。
オンラインセミナーやVRアーティスト せきぐちあいみ さんのパフォーマンスも
オンラインで開催してくれたので、誰でもいつでも参加できるのがありがたい。
この状況下で、テレワークをどうするか? IT化できていない部分で著しく効率を落としていた部分を一気にデジタル化するチャンスでもある。
そんなヒントがいっぱいあるイベントだ。
参加にはユーザー登録が必要だが無料。いかにして、ペーパーレス化に取り組み、業務の効率化、デジタル化を進めて行くかについて、いろいろな情報がある。
オンラインセミナーも開催されており、リアルタイムで視聴することもできるし、保存されている動画を見ることもできる。
コロナ禍の状況下でなって語られる『ハンコを押すための出社』についても、どうすればそんな嘲笑されるような非効率をなくすことができるかのセミナーが行われている。
また、スペシャルコンテンツとして、VRアーチスト せきぐちあいみ さんのパフォマンスも見ることができる。
VR空間内に立体的な街を描き、拡大したそのビルの中にHHKBやScanSnapを描いて見せる見事なパフォーマンスは必見だ。
HHKBのロゴを空中に描いて見せて、それを縮小してピタリとHHKBに貼り付けてみせるとか、とても芸が細かい。
ぜひ、アカウントを作ってご覧になってみていただきたい。
『PFU Digital Fair 2020』
https://www.pfu.fujitsu.com/digitalfair2020/
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(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。