在宅勤務の理想である4K×2を実現するフォーカルポイントALMIGHTY DOCK TB4登場
- 2020年07月28日
なんと4K60Hz HDMI 2ポートを搭載
フォーカルポイントが、TUNEWEARのALMIGHTY DOCKシリーズ最新作、TB4のクラウドファンディングを開始した。今(原稿執筆時点7月28日夕刻)なら、30%オフの6776円で買える。
クラウドファンディング TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB4
フォーカルポイントのALMIGHTY DOCKシリーズは、2016年にMacBook Proが発売された直後に発売され、MacBookシリーズのThunderbolt 3ポート用アダプターの先駆けとなった。筆者も歴代をテストしているが、常に安定した性能を発揮しており信頼をおいている。
今回のTB4の特徴はHDMIポートの2連装備だ。これでなんと4Kディスプレイを2枚接続できる。
クラウドファンディングに出展されたばかりの本機を、お借りできたので、詳細をお届けしよう。
仕事の効率を上げたかったら、まずデカいディスプレイを
仕事の効率を支えるのは、ディスプレイの大きさだ。狭いディスプレイでウインドウを前に後ろに入れ替えて作業するより、広いディスプレイで多くの資料を見ながら並行作業した方が効率はいいに決まっている。
特に、MacBookシリーズと一緒に使った場合、HDディスプレイでは本体のRetinaと解像度が合わず、自分の目がボケたかに感じるほど、非常に使いにくい。というわけで、今だと最低限4kディスプレイが必要だと思う。
が、使い慣れると、もっと広い方がいい。
となると、理想は4K×2だ。
4K×2あれば、3840×2160×2+本体のディスプレイだから、相当快適になる。だいたい4Kディスプレイの最低価格が今3万円ぐらい。Macと一緒に使って色味的にもまぁ安心……というのが5〜6万円ぐらいからある(もちろん、デザイナーなど色の正確性が必要な人はもっと高級なモニターが必要だが、それはまぁそれぞれで選んでもらうとして)。
つまり、TB4と10万円ちょい(と、置くスペース)があれば、4K2枚という夢のような作業環境が実現するのだ。
そういう光景を撮りたかったのだが、手元には4KとHDディスプレイしかなかった……(とりあえず)。中央が4Kの23.7インチの4K、右が22インチのHD。
これだといろいろガタガタではあるのだが、それでも作業環境の広さはイメージしていただけると思う。
MacBookシリーズの表示解像度とのマッチングを考えると、理想は27インチの4K×2が良いと思う。ああ、欲しい。
TB4のHDMIポートは、4K、HDRサポートで、リフレッシュレートは60Hz。万全だ。
USB-A/C、Gb Ethernet、SD、micro SDも装備
その他のポートも説明しておこう。
HDMIポートの左右にあるUSB-Cポートは、PD 3.0(Max 60W)、データ転送(最大5Gbps)をサポート。USB-Aも5Gbpsサポート。
ポップアップ式のLANポートはGigabit Ethernetをサポート。
そして、前縁部には、SDカードとMicro SDカードスロットを搭載。
ディスプレイを2台買う人前提のアダプターなので、けっして多くの人が買える商品ではないかもしれないが、モニターは多い方が作業ははかどる。余っているディスプレイがあれば、TB4を使って拡張すれば、有効活用できる。
気になる方は、早めの方が安価に入手できるので、決断は急いだ方がいい。
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。