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【速報】最後のインテルCPU搭載iMac登場! リモートワークにも対応した仕様に

ついに、iMacもApple Siliconレディの最新アーキテクチャに

以前に述べたように、唯一旧世代のアーキテクチャを持っていたiMacが更新された。

今夜、2時からのAppleのWWDC(世界開発者会議)注目のポイント!

今夜、2時からのAppleのWWDC(世界開発者会議)注目のポイント!

2020年06月22日

これによって、iMacもT2チップとSSD装備を前提とした新世代アーキテクチャとなり、Apple Silicon化の準備が整ったといえるだろう。

※21.5インチモデルは低価格ラインとして、T2を搭載せずに継続販売されるようだ。

第10世代のインテル Core iシリーズプロセッサーを搭載する最後のモデル

新しいiMacは6コア、もしくは8コアの第10世代インテルプロセッサーを搭載。オプションで10コアの第10世代インテル Core i9プロセッサーを選択可能。ターボブースト速度は5.0GHzに到達する。GPUはAMDのRadeon Pro 500Xシリーズのグラフィックチップを搭載。メモリーの最大搭載量は128GB。

最新のOSをHDDやフュージョンドライブで動作させるのは少々無理があったが、ようやくストレージはSSDに置き換えられ、リーズナブルな価格でSSDの速度を満喫できるようにうなった(以前のSSDオプションは高価だった)。搭載ストレージの最大容量は8TB。

27インチモデルのもっとも安価なモデルは19万4800円(税別)で、6コアの3.1GHz第10世代インテル Core i5プロセッサーを搭載、8GBメモリー、256GB SSD、AMD Radeon Pro 5300グラフィックチップとなっている。

用意される3モデルのうちの最上位モデルは24万9800円(税別)で、8コアの3.8GHz第10世代インテル Core i7プロセッサーを搭載、8GBメモリー、512GB SSD、AMD Radeon Pro 5500 XT。

性能が未知数のApple Siliconモデルを買わずに、最後のインテルiMacを買っておくというのもひとつのクレバーな選択かもしれない。

ついにT2セキュリティチップ搭載

そして何より、T2セキュリティチップが搭載された。

このT2セキュリティチップは、CPU、メモリー、SSDなどのコントロールをすべて行い、マシンの中に保存されるデータをすべて暗号化する。T2セキュリティチップはiPhone 7に搭載されたA10 Fusionをベースとしたカスタムチップで、すべてのをコントロールするT2を、今後『Apple Silicon』に置き換えることで、Macの脱インテル、自社製チップ化は行われる。

つまり、これでMacBookシリーズ、Mac Pro、Mac miniに続いて、iMacにもT2セキュリティチップが搭載され、全モデルApple Siliconへの移行準備が完了したともいえる。

これ一台でビデオ会議がハイクオリティになるアップデート

新しいiMac 27インチのディスプレイにはPro Display XDRで最初に導入されたナノテクスチャガラスオプションが用意される。艶やかなガラス表面には微細な乱反射をさせる加工が施されており、明るい部屋などでも、ディスプレイが反射して見にくいということがない。

また、このCOVID-19が蔓延する状況下において、ビデオ会議が増えていることを踏まえたアップデートも行われている。

FaceTime HDカメラの解像度は1080pとなっており、T2セキュリティチップのイメージシグナルプロセッサーはトーンマッピング、露出制御、顔検出機能を備え、より快適なビデオ会議体験を実現してくれる。

スタジオ品質の3マイクアレイ配列により、高品質なオーディオをキャプチャーして、ビデオ会議、ポッドキャストなどで活用することができる。さらにT2がスピーカーと連携、イコライザーでサウンドを変化させ、低音域のレスポンスも向上させているという。

21.5インチはT2搭載せず据置き。iMac Proは搭載済

iMac 21.5インチは、SSD標準装備となった。21.5インチはフュージョンドライブで構成することもできる。

また、今回のiMacの性能に飽き足らないユーザーには、10コアXeonが標準で、18コアまで搭載可能、最大テラフロップスの性能を誇るiMac Proも用意されている。

 

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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