明日発売のApple Watch Series 6とSE、ソロループ使ってみた。血中酸素濃度面白い
- 2020年09月17日
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わずか1日だが、先にレポート
明日発売のApple Watch Series 6と、SE、そしてソロループをひと足先にお借りできたので、使ってみた。
といっても、試用期間が短かったので、まだ箱を開けてセッティングしただけ……な感じなのだが。
ちなみにフリック!編集部が借りたApple Watch Series 6は、グラファイトステンレススチール。SEはおなじみアルミのスペースグレイ、そしてキプロスグリーン、サイズ7のソロループ。
グラファイトステンレススチールは、メタル感、光沢感のある色で、アルミよりかなり高級感がある。同じような質感の金属のバンドをしたらお洒落だろう。
これまでしていた、Series 5(右)とSeries 6(左)の背面を比べてみる。センサー部分が大きな違い。
電源を入れると、さっそくおなじみの同期ステップが始まる。さまざまな設定を入れても、10分ほどでおなじみの自分の設定がフルコピーされる。ただし、クレジットカードやSuicaの設定はコピーされないので注意。
息を止めて腕立て伏せをすると血中酸素ウェルネスは98→91%まで下がる
早速最大の特徴である血中酸素ウェルネス(テスト時点では血中酸素濃度として表示されているが、血中酸素ウェルネスに今後名称が変わる予定とのこと)を計ってみよう。計測時には腕を水平にして、机などの上に置く必要がある。計測にかかる時間は15秒。
(ちなみにこれは健康目的の計測データで医療用としては使えない)
最初は、98%と出た。
次に、血中の酸素濃度を減らすために、息を止めて30回ほど腕立て伏せをしてみた。果たして血中酸素はどのぐらい減るのか。
91%になった……ゼイゼイ(汗)
とりあえず、変動することは分かったけど、これがどういう風に変動して、何が分かるのかはちょっと分からない。全力疾走してどのぐらいまで下がるのかとか、高山に登るとどうなのかとかやってみたい。
ソロループはパソコン仕事に最高。サイズ7は少し緩い
さて、同梱してくれていたキプロスグリーン、サイズ7のソロループ。バックルがないので、ビヨーンと伸ばして装着する。
ちょっと力がいるけど、まぁ簡単。
一応、あてずっぽうで送られてきたサイズ7なのだが、なかなかいい感じにフィット。でもApple Watchはタイト目に付けた方がいいことを考えるともうワンサイズ小さい方が良さそう。身長175cm、体重72kgの私でそんな感じ。
と書いていて、素晴らしい点に気がついた。
バックルがないということは、キーボードを打っていても引っかからない。これは快適だ。仕事している時は、もうこれしか使えない……っていうぐらい快適。
子供が小さかったら、絶対買った。これは安心
さて、もう一台のSEの方を試してみよう。
こちらは、ファミリーメンバーとして登録してみる。
実在の子供たちは、19歳の娘と17歳の息子なので、メールとかを勝手に受け取ってしまうと困るので、6年間に生まれたという設定の仮想の息子を作ってみた。村上タロウくん。今日が6歳の誕生日だ。
iCloudアカウントも必要なので、メールアドレスまで作るハメになった。
設定していると、速効でメルボルンにいる19歳娘から「いや、誰よ?」とメッセージが来た。
ファミリーが増えたと通知が行ってしまったらしい(笑)
まさか、6年前に生まれた弟の事を隠していたわけではないということを説明するのに手間取る。
ま、それはともかく、タロウさんのヘルスケアデータを親が共有していいか、位置情報を共有していいか? ボタンを長押ししたらSOS発信をするようにしていいか、その通知は誰に送るのか、メディカルIDに血液型やアレルギー……などをせっせと設定する。
たしかに、これを子供に持たせられたら、猛烈に安心だ。位置が分かる、メッセが打てる、電話が出来る、いざという時SOS発信ができる。スクールタイムという設定があって、授業中は余計なメッセを受けとらないようにもできる。
うう、子供が小さいときにこれを出してくれたら、絶対に買ったのになぁ(とはいえ、今わが家はIIJのSIMを使っているので使えないけど)。
文字版は、ポップな分かりやすい感じに設定してみた。架空のタロウくんのために。
左腕の自分と、右腕のタロウくんで、メッセのやりとりをしてみた。インターフェイスはオトナ用のままなので、これはちょっと子供用のメッセージアプリとか、作って欲しい気がする。
誰に連絡を取れるようにするかは、親のiPhoneで設定できる。
とりあえず、設定は終わったが、もうちょっと使い込んでみて、またレポートしてみたい。
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。