4年間使ってたMacBook Proが壊れて、修理に持ち込んだ
- 2020年10月20日
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突然ディスプレイが壊れた
10月20日発売(つまり今日です)のフリック!を作っている最中に唐突に私が仕事に使っている私物のMacBook Proが壊れた。
個体の不具合の話をすると、1万台に1台の不具合だって、まるで全体の不具合のように伝わってしまうのがネットだから、あまり普段は不具合の話はしないように心がけているのだが、ここは有料会員の方のためのスペースで、事情を分かっている限られた人しか見ていないし、だからたまには不具合の話をしてみよう。
修理するかどうかの判断も含めて、参考になることもあるかと思うからだ。
2016年に買った、初代Touch Barモデル
私のMacBook Proは、2016年モデルの13インチ。Four Thunderbolt 3 Ports。つまりTouch Bar付きの最初のモデルだ。当時はもうフリック!に記事を書いていたこともあって、大きなモデルチェンジの最初のモデルとして発売日に買った。記事も書かなきゃいけないしね。
New MacBook Proの箱開け。ますますシンプルに
http://blog.sideriver.com/flick/2016/11/new-macbook-pro-ddaf.html
当時の記事を見たけど、いつ自分の機材を買ったのかよく分からなかった。多分発売日に買ったはずなのだが。ともあれ、2016年から4年間使ったモデルだ。3.1GHzのデュアルコアCore i5。メモリ16GBのSSD 512GB。いくらで買ったか忘れたけど、多分25万円ぐらいだったんじゃないかと思う。
当初の作戦としては、この春ぐらいに出るんじゃないかと思っていたフルモデルチェンジ版の2020年モデルを買おうと思っていた。しかしそれは出なかった。続いてアップルからApple Siliconが発表され、その最初のモデルが2020年度中に出るという話になったので、そのApple Silicon版のMacBook Proを買うことに決めた。いつ出るのかは分からないけれど。
ダメになったのはディスプレイか?
ところが、2020年10月7日。そのトラブルは突然やってきた。
ディスプレイに横線がいっぱい出現して、見えなくなってしまったのだ。
幸いコロナのおかげで、在宅勤務で大半の時間はLGの5Kディスプレイに繋いでいる。ディスプレイ出力に問題はないから、仕事に支障はない。「まだだ! たかがメインディスプレイをやられただけだ!」ということではあるが、原因がディスプレイ自体じゃなかった場合、他の部分にダメージが広がって行く場合もあるから早急に使用をやめて、修理に出した方がいい。
ディスプレイ自体のトラブル、ロジックボード側のトラブル、そして間を繋いでいるケーブルのトラブルである可能性もある。世代的にはバッテリーも痛んでいるだろうから、もしかしたら、バッテリーが痛んで、膨らんでコネクターやケーブルを圧迫している可能性だってある。
そこで、この状態のマシンを修理に出した場合どうなるかをちょっと調べてみたが、Apple Storeで即日修理となる場合もあるし、預かり修理になる場合もあるようだった。
ともあれ、バックアップはTime Machineで常時バックアップを取りながら継続しようすることにした。いざとなれば、自宅にある2018年モデルのMac miniに接続したSSDにバックアップから復元するしかないだろう。外出取材はiPad ProにSmart Keyboardを付けて対応することにした。
現状把握と、何を優先するか?
さて、では、こういう場合の私の対応の考え方についてご説明しよう。
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。