【先行レビュー】iPhone 12と12 Proは同じ大きさだが、12は小さくて、12 Proは大きい

真ん中の2サイズ、12と12 Proを先行レビュー

10月23日発売のiPhone 12と12 Proがひと足早く手元に届いたので、まずはファーストインプレッションをお届けしよう。

2021年モデルというべきiPhone 12シリーズは全部で4モデルが発売される。

アルミボディの12と12mini、そしてステンレスボディの12 Proと12 Pro Maxだ。

このうち、小さい方と大きい方のminiとPro Maxは11月13日発売ということで、まずは先行して12と12 Proが発売されるので、その2モデルが編集部にやってきたということだ。

まったく同じサイズだが、旧モデルと比べると11→12はとても小型化

前提から言うと、iPhone 12と12 Proはまったく同じ外寸を持ち、まったく同じ有機ELのディスプレイを持つ。

ただし、フレームがステンレスで、望遠レンズとLiDARを装備する12 Proの方が15g重い。

とはいえ、持った感じはほとんど同じで、カメラ部分に触れるか、指を滑らせて背面や側面の表面処理の違いを感じなければ、区別はつかない。

しかし、旧モデルと比べた時に、この2台のサイズ感は大きく異なることになる。

iPhone 11はこの2台の有機ELディスプレイと同じ6.1インチのディスプレイを持つが、装備されていたのはLiquid Retina HDと呼ばれる液晶ディスプレイだ。ディスプレイサイズは同じだが、外周にラウンドしたボディがあるためひと周り大きく、厚さも8.3mｍと厚い。そして重量にいたっては194gもあり、持った時の「大きくて重い」という感じはむしろPro Maxに近い。

したがって、このiPhone 11の後継機種としてのiPhone 12はとても、薄くて小さくて軽いのだ。持ち比べてみるとそれは明らかだ。

11 Pro→12 Proは、わずかに大きくなったように感じる

対して、11 Proと12 Proの関係は、外寸がほとんど変わらないままディスプレイが5.8インチから6.1インチに拡大されたという関係にある。エッジ近くまでディスプレイが広がったという感じだ。

持ってみると、少し大きくなってるように感じる。外寸は幅は0.1mm拡大していものの、厚さは0.7mm減っている。高さは2.7mm拡大しているものの、それはあまり関係ないだろう。つまりは角が立った分、持った時のサイズ感を大きく感じるようになったというわけだ。

というわけで、新しいiPhone 12と12 Pro。

11（やXR）から12に買い替えた場合は、とても小さく薄く軽くなった感じがするはず。逆に11 Proから12 Proにリプレイスした場合には、少し大きくなったかな？　と感じるというお話でした。

Apple iPhone 12/12 Pro
https://www.apple.com/jp/iphone/

（村上タクタ）

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