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アップルからの招待状! いよいよApple Silicon登場か!? 先陣を切るのは何?

考えられる3つの可能性

例によって突如、アップルからの招待状が来ました。

こちらは、フリック!に来たに日本語版の招待状。

今回もオンラインイベントなので、みなさんと一緒に楽しめます。

大きく言って可能性としては3つ。

1.先日、iPad Airに肉薄……もしくは越えられてしまったiPad Proのアップデート
2.One more thing.の名の通り、「もうひとつだけ」インテルMacの発表
3.One more thing.は大物の発表を意味する……ということで、Apple Silicon Macの登場

1.だと、イベントをするほどではない。

2.だとすれば、最後のMac Proか、Mac miniか……。少なくともApple Siliconに移行できない分野の人が使うデバイスが必要。

もちろん、期待するのは3.ですよね.

そもそも、アップルマークの背後からさす後光は、Big Surの壁紙の色と同じです。

ティム・クックは6月のWWDCでApple Siliconを発表した時に、「年内に」と言っていました。年内といっても12月発表ではクリスマス商戦にカスリもしませんから、11月に発表しなければならないわけです。11月10日発表、即日発売……もしくは1週間後発売っていうのは順当なところでしょう。

(しかし、iPhone 12 Pro Maxとminiが、11月6日予約受付開始、11月13日発売ですから、我々メディアにとっては(そしておそらくアップルの内部スタッフさんにとっても)忙しいところにぶっ込んで来たものです……)

順当に行けば、A14 Bionic版のMacBook Air。でもそれだけ?

問題は何が出るかです。

iPhone 12と、iPad Air 4のベンチマークを見る限りでは、A14 Bionicはかなり高性能です。

このA14 BionicのCPUコア、GPUコア、ニューラルエンジンのコア数を増やせば、かなり高性能なMacが作れます。

たとえば(OSが違うので単純比較はできないにしろ)、GeekBench 5の数値を比べると、iPad Air 4とMacBook Air(2020)だと、CPUシングルで1.5倍、CPUマルチでも1.5倍、GPUメタルで1.4倍の性能が出ています。

しかし、ファンを持たないiPad Airに対して、MacBook Airなら冷却ファンを付けられるので、熱容量的にかなり余裕があります。つまり、クロック数を上げたり、コア数を大きく増やしたりすることができるわけです。

現在のiPad Air 4のコア数が、CPU 6(高性能2+高効率4)、GPU 4、ニューラルエンジン16コアとなっているので、たとえば、CPUの高性能コアを4コアや8コア、GPUを8コアや16コアにしたら、どんな性能になるのか!

A14 BionicはiPhoneに積んでいるぐらいだから、コンパクト、省電力、低発熱。これを、Macに積むとなると、どのぐらいパワーアップしてくるのか楽しみだ。

普通に考えると、A14 Bionicのパワーアップバージョン(A14X? A14Z?)をiPad Proに積んで、同じものをMacBook Airや、Mac mini、MacBookを復活させて搭載するのが順当な気がする。これならすぐにでもできそう。

でも、私は『Apple Silicon』はすごいんだぜ! というアピールをするために、さらにすごいバージョンをMacBook Proに積んでくるんじゃないかと思います。

WWDCでしばしば、発表されることからも分かる通り、アップルはMacBook Proを一番エンジニアに近いマシンとして扱ってるように思います。

フリック!による、発表会のシナリオ予想!

(こちらはUS版の招待状。ちなみにUSでは10:00amなのはいつもと同じなのだが、11月1日でサマータイムが終わっているので、いつもと違って日本では午前3時になる。お間違いなきよう。ちなみに、カリフォルニアのサマータイムは今年でいえば3月8日から11月1日まで。この期間を外れて発表会があるのは久しぶりな気がする)

というわけで、フリック!の予想は、
・まずiPhone 12の好調な売れ行きと、miniとMaxの発売について
・続いて、iPad ProのA14X版の発表
・そして、同じA14Xを搭載したMacBook Airとminiの発表
 (チップセットの名前はAを踏襲するのだろうか?)
・最後に文字通り『One more thing.』として、A14(のもっとすごいの)を搭載したMacBook Proの発表!
……という感じかと思うのだが、高望みしすぎだろうか?

自社製チップセットになることで、高性能化とともに、安定したアップデート、低価格化も期待したい。

そろそろ、MacBook Proが厳しいので、MacBook Pro 13のアップデートが待ち遠しい。

(村上タクタ)

出典

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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