iPhone 6s／6s Plus｜歴代iPhone名鑑

3D Touchと1,200万画素カメラを搭載「iPhone 6s／6s Plus」

iPhoneの操作系といえばマルチタッチ。複数の指を使って、簡単に複雑な操作ができる。この新しい操作方法に新たな可能性をもたらしたのが、3D Touchだ。

アイコンをタップするのと違って、強く押すと、そこにサブメニューが現れたりする。使い慣れると便利な機能だ。文字入力時にカーソルを微妙に動かしたい時などにも、キーボード部分を強く押し込むと、キーボードがトラックパッドになって、カーソルを微妙に動かすことができる。知らないと従来どおり、知っていると別のショートカットが可能……というところが便利。ディスプレイの裏に感圧用のパッドを入れているので、だいぶ厚く重くなるハズだが、ほぼ変わらないレベルに抑えている。

アウトカメラは4s以来800万画素だったのが、ようやく1,200万画素に。4K動画も撮影可能に。またLive Photosという『少し動く写真』機能も追加された。インカメラも500万画素になり、セルフィーの時代に美しい写真を撮ることを可能とした。

iPhone 6s／6s Plusの特長

・3D Touchを搭載
・カメラ……IN 1,200万画素／OUT 500万画素に
・Apple A9、本体は7000番台アルミに

iPhone 6s スペック

iPhone 6s Plus スペック

iPhone 6s／6s Plusが登場した2015年

キュレーションメディアが台頭

iPhone 6s／6s Plus発表時の大きなポイントはApple Watchの登場であった。通知などiPhoneの一部の機能を請け負うものになることは確かだったが、登場にあたってはさまざまな憶測を呼び、サイズと素材で複雑かつ豪華なラインナップで登場したため、さまざまなニュースになった。ゴールドを使い200万円以上するものがあったのも記憶に新しい（あれはどうなったんだろう……？）。

スマートニュース、グノシー、アンテナなどのキュレーションメディアが急速に成長し、アクセスを稼がなければならないメディアにとって重要な存在になった。

また、この前年ぐらいから話題になってたIngressが流行。アノマリーという大イベントが開催されるなど話題を呼んだ。

さまざまなラインナップを揃えて登場したApple Watch。そういえば高級路線は控えめになって、むしろスポーツ方面に注力中。

スマートトイも盛り上がった。SpheroのBB-8はまるでスター・ウォーズの映画劇中と同じように動作するミニチュア。

スマートニュースなどのキュレーションメディアが急成長。ニュースなど情報を見る上で重要な存在に。

実際に歩いて行うゲームIngress。今後、ARが普及してくると、位置情報ゲームはさらに盛り上がりそうだ。