年度末、思い出の品はスキャンして、新しい学年に向かおう!
- 2021年03月30日
努力の記録も、大切な想い出もScanSnapで
もう40年も前の話ではあるが、子どもの頃、この季節になると、新しい教科書やノートを受け取って新鮮な気分になったことを思い出す。これから勉強する未知の知識が詰まった教科書、真っ白なノート。それを机に広げてワクワクしたものだ。
それと同時に去年の古いテストや、教科書、ノートなどはミカンの段ボール箱に仕舞って、母が物置に保管してくれていた。テストの結果や、描いた絵や、習字、ノートや教科書が大切に仕舞われるのを見て、自分の1年間の頑張りが大切にされることに安心感を感じたものだ。
しかし、1世代を経て、都会の3LDKのマンションに4人で住む筆者は、子どもの教科書や、ノート、100点満点のテストでさえも、次の年のスペースを作るために捨てるように言わなければならない。自分が親にしてもらったことを、子どもにしてあげられないのは忸怩だるものがあるが、場所がないのだから仕方がない。
断捨離派の人たちは、「古い教科書やノートなんて、もう見ないのだから捨てた方がいい」とおっしゃるが、あの時、自分の成果物が大切に保管されたことは、自分の頑張りが大切にされたということで、自己肯定感に繋がったと思う。
ScanSnapでデータにして永久保存
そこで、お勧めしたいのが、ScanSnapでの保存だ。ScanSnap iX1600を使えば、1年分のテストや、ノートなどもあっという間にスキャンできる。
ScanSnap iX1600
https://www.pfu.fujitsu.com/direct/scanner/detail_ix1600.html
また、検索も可能になるので、いつでも見返すことができる。クラウドに上げておけば失われることはないから、結果として、段ボール箱に入れて死蔵されるより、有効に活用できるはずだ。
また、子どもの頃に描いた絵や、習字、手紙などもスキャンしておくといいだろう。原本は別途保存しておきたいものでも、スキャンしておけばアクセスが簡単になる。なんなら、タグとしてどこの段ボールに収納したかを書いておくと、実際に探すのに楽になるかも。
春の新生活が始まる前に、昨年度1年のドキュメントをスキャンして、すっきりと片付いた部屋で新しい1年を迎えよう。
今やっておけば、新しい年は、発生したドキュメントをその都度スキャンしていけば、ずっと片付いた部屋で暮らすことができるはずだ。
(村上タクタ)
(最新刊)
flick! digital 2021年4月号 Vol.114
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。