mmhmmにビジネス版アカウントが登場! Windows版も一般公開。使わない理由がない
- 2021年04月05日
なぜ、プレゼンや会議でmmhmmを使わないのか謎
ビジネス用途でも、ビデオ会議でmmhmmを使った方が分かりやすいと思う。
「えっと、資料を共有しますね……あ、共有する権限を下さい。そう……見えますか?」
なんていう面倒なやりとりがあった後に表示されるのは資料だけ。画面に資料だけが表示されて、あとは延々説明が音声で聞こえて来るなら、極論電話だっていい。
ミーティングだったり、プレゼンテーションだったりは、相手の顔が見られることが大事だと思っている。
現状の多くの人がやってるのは『資料+音声会議』だ。ちゃんと、目を見て話して、表情や身振り手ぶりも使って重要なこと、伝えたいことを表現するのがオンラインミーティングであり、プレゼンテーションだ。「昔から目は口ほどにモノを言う」なんて言うのに、見えるのはテキストやエクセルの資料ばかり。Sigh。
mmhmmを使えば、リアルの会議室のプレゼンテーションと同様に、あなたの表情、身振り手振りを見せながらスライドをめくることができる。ね? 絶対便利でしょう?
これは私のYouTubeライブの番組だけど、これと同じようなスライド表示がビデオ会議でもできる。
誰でもできる。仕事のクオリティを上げるためには、使わない手はないと思わない?
Windows版、ついにベータ3で誰でも使えるように
もちろん、これまでは多くの人に使ってもらうのが難しい障壁もあった。
最初発表されて、我々が記事を書いた頃はMac専用アプリでしかもベータ版だったし、それなりのパフォーマンスのマシンが必要だった。
しかし、Mac版はそれほどパフォーマンスのないマシンでも動作するようになったし、安価なM1 Macが非常に高性能だったおかげで、安価なマシンでも使えるようになった。
さらに! なんと、開発過程にあったmmhmm for Windowsがベータ3となり、誰でも使えるようになったのだ。
ちなみにシステム必要条件は、Windows 10で、64ビットプロセッサーを装備するころ。さらに推奨条件として、専用のグラフィックカード搭載し、8GMのメモリーと、100MB以上のストレージ残容量が必要とされている。つまり簡単に言えばあまり貧弱なマシンでは動作しない……ということだが、これはまぁ仕方のないところだろう。mmhmmはリアルタイムで画像処理を行うアプリなので、マシン性能は必要なのだ。Macと違って、Windowsは、さまざまなマシンが市場に出ているので、動作を検証するのは大変だったことだろう。
mmhmm for Windows ベータ 3 の新機能
https://www.mmhmm.app/jp/blog/whats-new-in-mmhmm-for-windows-beta-3-speak-friend
お支払いは、オフィス全体共通で
さらに加えて、ビジネスアカウントも用意されることになった。
mmhmm Business のご紹介:プロフェッショナルビデオプレゼンスをチーム全体で
https://www.mmhmm.app/jp/blog/introducing-mmhmm-business-professional-video-presence
会社全体のプレゼンテーションのレベルが上がり、コミュニケーションも良くなるのだから、多少の投資はあってもいいだろう。みんなで使いこなせば「あそこの会社の営業提案は、なぜか分かりやすい」ってな感じで投資対効果は大きいと思う。説得力が増すのだ。
しかも、ユニークな仕組みが採用されており、登録したユーザーのうち、アクティブメンバー分しか請求されないのだ。ゆえに、全体のとしてのコストは必要な人の分しかかからないのだから、気軽に導入できる。有効に使われていないのなら、請求されないのだから。ちなみに、アクティブメンバー1人あたり1万1000円/年、または1100円/月となっている。
これを機会に、ぜひみなさんの会社で導入して使ってみていただきたい。
(村上タクタ)
(最新刊)
flick! digital 2021年4月号 Vol.114
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。