オウルテックのソーラーパネルと超大容量バッテリーで、「太陽光さえあれば困らない」
- 2021年06月21日
日常使いからアウトドア、もちろん非常時にも大活躍!
ソーラーパネルと蓄電池というと、いくら安くなってきたとはいえ、まだまだ高価な存在。
設置も専門知識が必要で、さらに価格は、一般家庭の屋根に備付ける物だと3桁万円をゆうにオーバーしてしまい、なかなか縁遠い存在だ。
ましてや持ち運びができるものといえば、大きさ的にも重さ的にも大きくなってしまい、途端に使い物になるものは少ない。
また当然一般人が手にできるような価格帯のものは少なかった。
電源を持ち運べば自由度も広がる!
ポータブル電源がリリースされたので、お借りしてみた。
まず、ソーラーパネルを既に屋根に設置し、発電しやすい条件を揃えている我が家の庭で、広げてみたところ、お昼頃のドピーカンでは80 Wh前後をマーク!
リチウムイオン電池3・6V 17,2800mAh/622Whを誇るポータブル電源がみるみる充電されていくのを体感することができた。
またその後、ソーラーパネルにとって条件の悪い状態もテスト!
今回お借りしたソーラーパネルは3枚のモジュールから成り立つが、それらを構成するセルひとつにでも影が入ると、モジュール全体の発電率がガクンと落ちてしまう。
それは、設置型でも持ち運び型でも同じ現象だった。
だが、明るい日陰でも出力はしており、直射日光でしっかり発電していた時の10分の1になってしまい、7Whと弱かったものの、なんとか充電は行ってくれていた。
しかし、ここまでは、データの取れていて条件の揃った我が家での話。
ということで、20キロほど離れたカメラマンの自宅のある神奈川県のとある公園に場所を移し計測したところ、ソーラーパネルに条件の良い、木々などで影が入らなく、太陽にパネルを向けるという状況をできるだけ作れた場合、80Wh前後と我が家の庭と同じようなデータを叩き出してくれた。
ハイスペックなのはソーラーパネルだけじゃない!
もちろんポータブル電源も同じく、しっかりと充電を行ってくれた。これは非常時や、アウトドアで使うことだけに使うには、逆にに勿体ないスペックなような気がしてきた。
晴れた日なら、日中、ソーラーパネルで出力したもので、付属するコントロールユニットを介して音楽を鳴らしたり、PCや携帯を充電しながら余った電気をポータブル電源に蓄電しても問題なく、その貯めた電気で灯りをともしながら夜に遊ぶということも可能なレベルだ。というわけで、当然、アウトドアでは必要にして十分と言っていいだろう。
因みにこのポータブル電源は、622Whのモデルなら、15Wのスマートフォンなら約33回分、出力50Wのポータブル冷蔵庫なら約10時間、120W小型車載ポットなら約4回分の蓄電が可能だ。
このソーラーパネルと、ポータブル電源の相性も良く、これらを用意することで、アウトドアの幅を広げ、非常時に備えるのは大きな意味があるだろう。
OWL-SLP120W-BK 3つ折りソーラーパネル電源 120W 価格:3万2780円(税込)
https://www.owltech.co.jp/product/slp120w
OWL-LPBL172801-BK ポータブル電源 622Wh(172,800mAh) 価格:6万6880円(税込)
https://www.owltech.co.jp/product/lpbl172801
OWL-LPBL112001-BK ポータブル電源 403Wh(112,000mAh) 価格:4万4880円(税込)
https://www.owltech.co.jp/product/lpbl112001
INFORMATION:Owltech https://www.owltech.co.jp/
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(菊池基)
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PROFILE
菊池 基
眉毛がチャームポイントのPEACSグループきってのクルマ馬鹿。休日の楽しみは鉄屑求めてトレジャーハント! フットワークの軽さをウリに、取材に趣味に全国どこでも自慢のV8を振り回し、駆け巡る。現在、flick!編集部にて、デジタル音痴を克服中。
眉毛がチャームポイントのPEACSグループきってのクルマ馬鹿。休日の楽しみは鉄屑求めてトレジャーハント! フットワークの軽さをウリに、取材に趣味に全国どこでも自慢のV8を振り回し、駆け巡る。現在、flick!編集部にて、デジタル音痴を克服中。