アップル、M1 Mac用アクセサリー別売りスタート。価格は？　カラバリは？　違いは？

2021年08月04日

Touch ID付属型のMagic Keyboardが別売りされた！

アップルが、M1搭載iMacと一緒にしか買えなかったキーボード、マウス、トラックパッドの発売を開始した。

商品には、Touch ID搭載型の新型Magic Keyboard、そのテンキー付き、Touch IDのないタイプ、新型のMagic Trackpad、Magic Mouseが含まれる。

特徴的なのは、ログインやオンラインショッピングの支払いの承認の可能なTouch IDが、含まれたキーボードが販売されたこと。対応機種はM1搭載Macとされており、MacBook ProやAir、Mac miniでも使えるとのことで、外付けディスプレイ使用時などの利便性が向上しそうだ。

興味深いのはM1のみ対応とされていること。また、こうやって別売りも可能ということは、この指紋認証システムとMacのチップセットが最初から1対1で設定されている必要はない……というところが興味深い。どういう仕組みになっているのか考えるヒントになりそうだ（T2はやはり本体に内蔵されているのだろうか？　Touch IDとT2はBluetoothで通信しているのだろうか？　その間の暗号化はどうなっているのだろう？）。

カラーバリエーションはなし！

ストアを見る限りでは残念ながら、カラーバリエーションは存在しなさそうだが、Touch IDのないタイプと、Touch ID搭載型に加えて、テンキー搭載型も選べるのは嬉しい。

・Magic Keyboard （1万0800円）
・Touch ID搭載Magic Keyboard（1万5800円）
・Touch ID搭載Magic Keyboard（テンキー付き）（1万8800円）
・Magic Trackpad （1万3800円）
・Magic Mouse（8800円）

Magic Trackpadはこの新しいMagic Keyboardに合わせてリデザインされたもの。Magic Mouseは従来型から変更はなさそうだが、いずれの製品も付属の充電ケーブルが、USB-A to LightningからUSB-C to Lightningのウーブン（編み込み）デザインのものに変更されている。

66万円のMac Pro用MPXモジュールが登場！

同時にMac ProのMPXモジュールがアップデートされた。こちらは、GPUに負荷のかかるOctane X、DaVinci Resolve、Cinema 4D や Final Cut Proを使うためのアップデートとのこと。現時点でこういうパーツが出るということは、ハイエンドモデルのApple Silicon化はもう少し時間がかかるのだろうか？

いずれにせよ、我々庶民には縁遠い悩みと言えそうだが（汗）

・Radeon Pro W6800X MPX Module（30万8000円）
・Radeon Pro W6800X Duo MPX Module （55万円）
・Radeon Pro W6900X MPX Module（66万円）