世界の定番スマートスピーカーSonos(ソノス)のポータブル版Sonos Roam、日本上陸!
- 2021年08月18日
米国ではSonosがホームオーディオのスタンダード
昔、どの家にもステレオやラジカセがあり、音楽を流すことが出来た。
しかし、ミュージックソースが、CDやカセットテープから、iPod、iPhoneになった時点で、『いい音を、スピーカーで聴く』という文化が推戴していったように思う。iPod Hi-Fi(覚えていますか?)はもちろん、HomePodも多くの家庭に普及しているとは思えない。Amazon Echoや、Google Homeの高音質版がとても普及しているという話も聞かない。
あなたのご自宅は、良い音で音楽を聞くことができるだろうか? みなさんはどうやって音楽を聞いているのだろうか?
米国で、この役割をに担っているのがSonosのスピーカーだ。
Sonosのスピーカーは高音質な上に、現代のスピーカーに必要とされる用件をすべて満たしている。
つまり、iPhoneなどのスマホとも、MacなどのパソコンともBluetoothで連携することができ、単体でもAlexaやGoogleアシスタントの入ったスマートスピーカーとしても活用できる。さらに1台なら、1台でも仕様できるが、2台あればステレオとして使うことができるし、ウーハーを接続することもできる。家中にあるSonosを連携させて、好きなように鳴らすことができるのだ。
どこでも持ち運べるSonos
前置きが長くなったが、そのSonosのポータブル版が出た。これは興奮するニュースだ。
ペットボトル並の大きさで、ペットボトルよりも軽く、上記の機能をすべて内包した上に持ち歩くことができる。さらにIP67の防水だ。
つまり、アウトドアのキャンプ上や、バーベキューパーティの会場、公園、ビーチなどでも音楽を楽しむことができる。山の上や、湖畔でヨガを楽しむ時にも音楽を鳴らすことができる。庭で園芸を楽しむ時にBGMを流すのもいいだろう。
Sound Swapで、そのまま家のSonosシステムに引き継げる
屋内にある時はWi-Fiで、屋外に持ち出せばBluetoothでスマホと連携する。
自宅で使えば、もちろん他のSonosとシームレスにグループ化できる。2台Roamがあればステレオとしても使うこともできる。
さらに、Sonos Roamで音楽を聞きながらいえ に帰ってきた時は、Sonos Roamの再生/一時停止ボタンを長押しすれば、Sound Swap機能によって再生中の音楽をそのまま一番近くにあるSonosシステムのスピーカーに引き継いで鳴らすことができる。
サイズは168×62×60mmで重さは約430g。まさにペットボトルぐらいのサイズ感だ。シャドーブラックとルーナーホワイトの2色が用意される。
どんな場所でも高音質で音楽を楽しむことができるSonos Roamは9月30日発売で、2万3800円(税込)。
ヨドバシカメラとSonosのオンラインストアでは8月20日から先行予約受付を始め、8月30日から先行販売を始める。
Sonos Roam
https://www.sonos.com/ja-jp/home
(村上タクタ)
(最新刊)
flick! digital 2021年8月号 Vol.118
https://peacs.net/magazines-books/flick-824/
デジタル超整理術 リモートワーク編
https://funq.jp/flick/magazines/20164/
SHARE
PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。