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機械学習を使った画像編集がすごい——Google Pixel 6/6 Pro をiPhoneユーザーが試す2

画像に、機械学習の成果を

ご存知のようにiPhoneも写真の仕上がりに機械学習の結果を反映しているが、Googleはより積極的にその機械学習を利用していることをアピールしている。機械学習専用のTensorチップを搭載したGoogle Pixelでは、機械学習の成果を使って撮影した写真を修正することもできる。

Google Pixel 6/6 Pro をiPhoneユーザーが試してみた

Google Pixel 6/6 Pro をiPhoneユーザーが試してみた

2021年11月10日


Google Pixel 6/6 Proの翻訳機能はiPhoneユーザーから見ても羨ましい

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2021年11月19日

そのひとつがGoogleフォトの機能のひとつである『消しゴムマジック』だ。

ご覧のように、お父さんと遊んでいる子供の写真で、お父さんを指でなぞれば……。

ご覧のように、お父さんを消すことができる。空飛ぶ子供写真の出来上がり!

お父さんのいた部分は、機械学習の結果得られた雲の画像でカバーされている。元の画像では、お父さんの手が子供にかかっているのだが、その部分もそつなく、さりげなく処理されている。下手な人のPhotoshopの修正のように、空が子供のお腹に食い込むというようなこともない。

写真の作品性を挙げるために修正

観光地で撮った記念写真に、他の人が写り込むというのはよくあること。何気なく撮った普通の写真も、本来の題材以外の人を消してしまえば、ずいぶんとすっきりするものだ。

我々、メディアの人間は、一般の人が写り込まないように、場所を貸し切ったり、そうでなければ誰もいないタイミングが来るまで辛抱強く待つものだが、この機能があれば長時間待つ必要はないかもしれない(報道写真などでは使うべきではない機能だが)。

ご覧のようにスッキリすればアート性も増す。

人がいた部分に目を凝らしても、ほとんど跡を見つけることはできない。すごい時代が来たものだ。

記念写真の友達グループの中で自分だけ消されていたりしたら、ちょっと鬱になりそうだが(笑)写っている人の気持ちになって運用したいものだ。

記念写真の時に通りすがった人とか、写真が仕上がってから気がついた路上にあったゴミ、見苦しい看板などを消すのにはいいかもしれない。

30年ほど前、雑誌の写真をポジで撮影していて、ちょっとしたホコリやゴミが写り込んでいただがために、徹夜で再撮影をしていたことを思い出す。こんなに簡単に写真が修正できるなんて、夢のような時代になったものだ。

(村上タクタ)

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flick! digital 2021年11月号 Vol.121
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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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