
テレワークで差がつく!失敗しないマイクの選び方とおすすめモデル3選

FUNQスタッフ
- 2022年05月30日
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テレワークが普及し、ZoomやTeams、Google Meetといったオンライン会議を日常的に使うようになった人は多いでしょう。ところが「声が小さくて相手に届かない」「雑音が混じって聞き取りづらい」といった音声トラブルが意外に多く、会議の質を下げてしまうケースもあります。
こうした悩みを解決するのがテレワーク用の高性能マイク。ノートPC内蔵マイクとは比べものにならないほどクリアな音声を届けられるため、相手に「聞きやすい人」という好印象を与えられます。
本記事では、テレワークマイクを選ぶ際の具体的なポイントと、目的別おすすめモデルを紹介します。
なぜテレワークに専用マイクが必要なのか?
テレワークでマイクが重要視される理由は大きく3つあります。
相手に与える印象が変わる
音声が不明瞭だと「この人は準備不足だ」と思われやすい。逆にクリアな声は「仕事ができる印象」を与えます。
会議効率がアップする
聞き返しが減ることで、会議の進行がスムーズに。時間の無駄も削減できます。
自分自身のストレス軽減
「ちゃんと声が届いているだろうか」と気を使う必要がなくなり、集中して発言できるようになります。
テレワーク用マイクの選び方:5つの重要チェックポイント
テレワーク用マイクを購入する際に「何を基準に選べばいいのか分からない」という声は多いです。ここでは、購入前に必ずチェックしておきたい5つの項目を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
1. 音質・指向性
マイク選びでもっとも重要なのが「音質」と「指向性」です。音声がクリアに届くかどうかは会議の印象を大きく左右します。特に在宅環境では、生活音やキーボード音などが入りやすいため、自分に合った指向性を選ぶことがポイントになります。
単一指向性(カーディオイド型)
自分の口元方向の音だけを拾うため、周囲の雑音を抑えられます。家庭でのテレワーク環境では家族の声や生活音が入りやすいので、このタイプが最適。
全指向性(無指向性)
360度の音を拾うため、複数人での会議やラウンドテーブル形式で有効。ただし、在宅の一人会議には不向きな場合が多いです。
2. タイプ(形状)
マイクにはさまざまな形状があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。どのタイプが自分の働き方に合っているかを考えることで、使い勝手が大きく変わります。
据え置き型(デスクマイク)
卓上に置いて使用。アームやスタンドが調整でき、口元に安定して配置可能。特に長時間の会議や録音に適しています。
ヘッドセット型
ヘッドホン+マイク一体型。頭に装着するため、口元の距離が一定に保たれ、動いても声の大きさが変わりません。
3. 接続方式
テレワークマイクを選ぶ際に意外と見落とされがちなのが「接続方式」です。PCやスマホとの相性や利便性が変わってくるため、ここはしっかり理解しておく必要があります。
USB接続
PCにそのまま挿すだけで認識されるケースが多く、ドライバ不要。音質が安定し、オンライン会議に最もおすすめ。
Bluetooth/ワイヤレス
ケーブルが邪魔にならず自由度が高い。ただし、遅延や接続の不安定さ、バッテリー残量の確認といった手間が発生します。
4. 便利機能
マイクには基本的な音声入力機能のほかに、使いやすさを大幅にアップさせる便利機能が搭載されているものがあります。長時間の会議や重要な商談では、こうした機能があるかどうかでストレスの度合いが変わってきます。
ミュートボタン付き
ワンクリックで音声を切れるため、咳や生活音を遮断できます。会議のマナーとして必須レベル。
ノイズキャンセリング機能
キーボード入力音や空調音を自動で軽減。集中度が格段に上がります。
5. 価格帯の目安
最後に気になるのが「予算感」です。同じマイクでも価格帯によって性能や機能に大きな差があります。安ければ良い、高ければ必ずしも最適というわけではなく、自分の利用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。
3,000円〜5,000円
初心者やライトユーザーにおすすめ。USB接続のシンプルなマイクが中心。
10,000円以上
音楽収録や配信でも使える高音質。長期的に使うなら投資の価値あり。
テレワーク向けマイクおすすめ3選
ここからは、実際にテレワークに最適なマイクを具体的に紹介していきます。利用シーンや好みによっておすすめの形状や機能は異なるため、それぞれの特徴を比較して、自分に合った一台を見つけてください。
ここではコストパフォーマンスのよいおすすめのマイクを、タイプ別に紹介します。
据え置き型
■サンワサプライ「USBマイクロホン」
USB接続でPCノイズの影響を受けにくい、据え置き型の単一指向性マイクです。アームがフレキシブルで自由に角度を設定できるため、お手軽にマイクを口元に合わせられます。
電源のオンオフボタンが付いているため、マイクを使用するためにUSBを抜き差しする必要がありません。ミュートボタンもついており、少し席を離れる場合でも簡単に音声を遮断できる使いやすい製品と言えるでしょう。
- 価格:4,840円 ※標準価格
- 接続方式:USB
- タイプ:据え置き型
- 製品サイズ:84×120×330mm
- 重量:200g
ヘッドセット型
■エレコム「ヘッドセットマイク」
オーバーヘッドタイプのマイク付きヘッドセットです。ヘッドバンドはアジャスター付きで簡単に頭のサイズに合わせられるほか、製品自体が軽く少ない負担で使用できます。
USB接続のためデバイスによるノイズの影響が少なく、マイク部のウインドスクリーンにより周囲の雑音も低減されます。手元のコントローラで音量調節もできる便利な製品です。
- 価格:3,883円 ※ショップにより異なります
- 接続方式:USB
- タイプ:ヘッドセット型
- 製品サイズ:140×38×160mm
- 重量:68g
クリップ型
■FIFINE「クリップマイク」
衣服の襟などに挟めるクリップタイプのマイクです。4極の3.5mmステレオミニプラグで接続する製品で、スマートフォンなどで使用できます。
PCのマイク端子で使用するための4極から3極へ変換するアダプターや、延長コードもセットになっています。コードの長さは最大3.5mで、多少の動作や移動が必要な場合でも動きながら使える製品です。
- 価格:2,399円 ※ショップにより異なります
- 接続方式:4極の3.5mmステレオミニプラグ(3極へ変換するアダプター付属)
- タイプ:クリップ型
マイクを見直してテレワークをより快適に
いかがでしたでしょうか。ここまで、テレワークを快適にするマイクの選び方や、おすすめの製品などを紹介してきました。
テレワークに適したマイクを選ぶには、音質・指向性・タイプ・接続方式・機能・価格帯 をしっかり見極めることが大切です。
良いマイクは「声の伝わり方=仕事の印象」を大きく左右します。快適なマイク環境を整え、テレワークをよりスムーズに進めましょう。
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