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昭和生まれのガンコオヤジが、軽自動車の自動運転体験!【日産ROOX】

(この記事は、フリック!2020年11月号Vol.109に掲載された記事を再編集したものです)

昭和生まれのガンコオヤジが「信用ならねぇ!」といいながら、自動運転車に乗ってみる企画。まずは、軽自動車からということで、日産ROOXに試乗。

クルマ好きが自動運転車に乗るとどう感じるのか?

自動運転って気にならないだろうか?

筆者は、テクノロジー好きだが、同時にクルマ好き、バイク好き。精緻な操作、周りの交通の流れを読んだ運転は、人間にしかできないのではないかと思っている。

いや、技術的に運転ができたとしても『万が一の責任を取る』というのは、人間にしかできないことだ。自分の家族が自動運転車に轢かれて死んだとして納得できる人がいるだろうか? その点において、筆者は昭和のガンコオヤジなのだ。

今どきの軽自動車は驚くほどよくできている

そこまでの完全自動運転はまだ先だが、最新の自動運転がどうなっているのか気になる。いきなりレベルの高過ぎるものに乗っても、評価が難しいから、まずは基本的なところから。日産のプロパイロット(現行スカイラインに載ってる2.0でないもの)を。ちなみにプロパイロットは自動運転ではなく、運転支援。

借りてきたのは、日産ルークス。軽自動車だ。

プロパイロット用のカメラは単眼らしいので、フロントウィンドウ中央上にあるものと思われる。その他にも、インテリジェントアラウンドビューモニター用の広角レンズや、センサーが随所に埋め込まれていて電子デバイスだらけ。

感動的なめらかさのインテリジェントクルーズ

さて、高速道路でプロパイロットをオンにしてみよう。流れに乗って走っている時に、ハンドルに付いているプロパイロットスイッチをオンにする。この状態ではまだ何も始まらなくて、セットスイッチをオンにしたら、『インテリジェントクルーズ』と『ハンドル支援』が始まる。

ステアリングスポーク右の一番右がプロパイロットボタン。十字キーの下がSET+、上がRES+。左が車間距離調整。

インテリジェントクルーズは、自動的に加減速をして、設定速度で走る機能。前走車があれば、設定速度までは前走車と同じ速度で走る。

左右のグリーンのラインが車線認識の表示で、『CRUISE』がクルーズコントロール、ステアリングがハンドル支援状態。

たとえば、100km/hに設定していれば、前の車が車線変更していなくなると100km/hまで加速してくれる。低速な前走車がいれば、その速度に合わせて減速。割り込みをされると急減速もする。渋滞で前走車が減速すると、それに合わせて停止するまで減速してくれる。前走車が加速すると、そのまま先ほど設定した100km/hまで加速する。この間、一切ブレーキにも、アクセルにも触れる必要はない。

ただし、渋滞で3秒以上停止すると、再スタート時は自分でRES+ボタンを押すかアクセルを踏む必要がある。

ハンドルもペダルも操作してない!

感動的なのはその制御のスムーズさだ。それなりに経験豊かなドライバーのように、フワッと加速を始め、必要に応じてグッと加速する。ブレーキも柔らかいタッチから入ってしっかり減速し、減速を緩める時にも滑らかな『抜き』を見せる。プロドライバーレベルとは言わないが、下手な一般ドライバーよりは上手。PID的な制御を行っているのだろうけれど、正直想定以上のスムーズさだった。

まだまだ任せられないハンドル支援

ハンドル支援は、高速道路で左右の白線を認識している時に、自動的に車線の中央を走るようにハンドル操作をクルマがしてくれる機能。

インテリジェントクルーズの状態で、白線を認識するとハンドル支援を開始する。

運転をしている時に、ハンドルがシステムに操作されるというのは奇妙なものだ。神経を遣って手をゆるめ(手放しにすると、数十秒でアラートが鳴る)動作するままに任せると、たしかに車線の中央を走ろうとしてくれる。

こちらの方はインテリジェントクルーズより違和感を感じるが、ともかくある程度は任せることができる。長距離、高速道路を走るなら助けになるかもしれない。しかし、左右に白線がなくなると、ピピッとアラートがなってハンドル支援をやめてしまうので、油断できない。

急な割り込みにも反応できない。正面に入ってしまえば反応するが、ウインカーを見ているわけではないし、たとえば1/10ぐらいこっちの車線に入ってきた状態ではまだ反応はしない。また停車中の車両にも反応しないそうなので、路肩の停止車両や渋滞末尾にも注意が必要。これは重大事故につながりかねない。

たとえば左車線に大きなトラックが走っていると、自然と僕らは少し右に寄る。でもプロパイロットは真ん中を走り続けるので怖い。 意外と僕らは真ん中を走ってない! 渋滞が始まると、周りのクルマに合わせて減速してくれるし、加速もしてくれるので楽。しかし、割り込みや停車車両には対応が必要なので、油断できずにかえって疲れるかもしれない。

どのぐらい操舵してくれるのか、第三京浜を東京側から入って、80km/hに設定して、多摩川を越えたところのS字に進入してみた。しかし曲がり切れなかった。いや、正確に言うと、曲がり切れないような気がして、自分で操舵してしまった。

車線をキープしてても怖いのは、人間の運転は車線中央にいないから

まったくアウトインアウトをしないので、アペックス付近ですごく外に行ってる気がして怖い気もする。

プロパイロットを体験して分かったのだが、我々は車線の範囲内でも意外と左右に調整している。たとえば、左の車線に大きなトラックがいれば、少し右に寄るし、コーナーでもわずかにアウトインアウトしている。だから、ハンドル支援が車線の真ん中を走ろうとすると、状況によっては怖いのだ。第三京浜のS字がまさにその状況で、ハンドル支援が走ろうとしている場所は、すごく外側に向かってるように思うのかも。

数日に渡って300km以上を走行したが、プロパイロットの出来の良さには正直、驚いた。高速道路を走ったりする場面では助けられる部分も多いだろう。

しかし、まだまだ任せ切れる部分は少ないし、高速道路の巡航がちょっと楽になる……ぐらいの認識にしておいた方がいいかも。慣れれば楽になるのだどうけど、筆者は任せるか任せないかで神経を遣い過ぎてかえって疲れてしまった(笑)。

さて、次回はどんなクルマに乗ってみようか?

(フリック!編集部)

パワフルで車体の剛性感もバッチリ!

日産ROOX(ルークス)価格:141万5700円~(税込)
お借りしたのはハイウェイスターGターボプロパイロットエディションで、オプションなしでも200万円近くする仕様。プロパイロットは別売りオプションではないので、価格は明確には分からないが、ベースグレードより40万円以上高い仕様にしか付いていない。正直、軽自動車を甘く見ていたが、しっかりした剛性感もあるし、ターボ付きなのでパワフル。Aピラーが2本になってるのが剛性感に寄与していると思うが、視界もとても良好。
 

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