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「弁天島サイクルゲート」から行く!絶景&グルメの浜名湖一周(ハマイチ)自転車旅

2025年5月31日 浜名湖エリアに新たなサイクリング拠点「弁天島サイクルゲート」がOPEN! 浜名湖を訪れる観光客に向けた新たな観光アクティビティに自然やグルメを楽しむ自転車でのツーリングが加わりました。新たな自転車旅の拠点としても注目です!

JR東海道本線 弁天島駅から徒歩3分に位置する弁天島海浜公園内に浜名湖サイクリングのゲートウェイとなるレンタサイクル拠点「弁天島サイクルゲート」が開業。ここを起点に舘山寺でランチ、午後も走ってハマイチ1周約65kmの旅を満喫してきました。

Profile

日向涼子 / Ryouko Hinata

モデル(シュルー所属)。体型維持を目的に始めたスポーツバイクにのめり込み、サイクリングからヒルクライムレースまで幅広く楽しむ。夫は本誌でもおなじみのハシケンこと橋本謙司。現在5歳になった息子との自転車旅を計画中。

ハマイチのゲートウェイ 弁天島サイクルゲート

今、浜名湖一周サイクリング(通称:ハマイチ)が注目されているのはご存じですか? 湖畔の波打ち際を走るなど他にはない景色が楽しめる一周65㎞ほどの自転車道です。まるで離島に来たような旅感を手軽に味わえるので、以前より根強いファンが多数いましたが、このたび自転車による地域創生プロジェクトが立ち上がり、あまり自転車を乗らない人たちの間でも話題となっています。

弁天島駅から徒歩3分 新たな観光アクティビティとしてオープンした「弁天島サイクルゲート」は弁天島駅を降りてすぐ。弁天島海浜公園内にあるブルーの建物が目印だ

立地は東京と大阪という二大都市のほぼ中間地点にあり、アクセスは東海道新幹線がオススメ。東京からは約1時間半(最速74分)で浜松に降り立ち、JR東海道本線に乗り換えます。サイクリング拠点がある弁天島までは乗り換え時間を含めても100分ほど。電車を降りたら、あっという間に「弁天島サイクルゲート」に到着。

アクセス

東京駅→弁天島駅(浜名湖)
東京駅→JR東海道新幹線(最速 74分)→浜松→JR東海道本線(最速 11分)→弁天島駅(浜名湖)→徒歩 3分→弁天島サイクルゲート(弁天島海浜公園内)

新大阪駅→弁天島駅(浜名湖)
新大阪駅→JR東海道新幹線(最速 71分)→豊橋→JR東海道本線(最速 21分)→弁天島駅(浜名湖)→徒歩 3分→弁天島サイクルゲート(弁天島海浜公園内)

「弁天島サイクルゲート」がある弁天島は東海道新幹線を利用すれば首都圏や関西圏からのアクセスも容易になります。今回の開業により気軽に行ける手ぶらな自転車旅が実現しました。

今年5月末にオープンしたばかりというこの施設のレンタサイクルは、体力に自信がなくても軽快に走れるeバイクから本格的なサイクリストも満足のいく高性能スポーツバイクまで揃い、幅広い層をターゲットとしています。誰でも気軽に手ぶらでサイクリングができると聞き、夫を誘ってプチライド旅行に行ってきました。

遠州産のヤマハeバイクを借りて、いざ出発!全国各地のサイクリングコースを楽しんできた二人が、より便利になったハマイチの魅力を探索する
浜名湖サイクリングに必携の「ゆるチャレ 満喫クーポン」もぬかりなく購入。地元のグルメや温泉に使えるクーポンでどの場所を訪れるか考える時間も楽しい

自然、歴史、温泉、グルメ観光の楽しみが一度に揃う 舘山寺

かつては有料道路だった浜名湖大橋。南北をつなぐ橋からは広々とした湖上の景色を楽しむことができる。また、夕日でオレンジ色に染まる浜名湖の眺めも多くの者を魅了する

浜名湖は、知名度はありますが、観光で訪れた人は少ないかもしれません。サイクリストもハマイチ経験のある人は少なく、夫ハシケンも全国を取材しているけれど初めてとか。

私は、昨年サイクルツーリズム実証体験で走ったことがあります。じつは浜名湖は自転車が最高なんです!そこに着眼し自転車による地域創生がスタートしました。

絶景とグルメを味わえ、しかも勾配もなく初心者でも自転車で楽しめる浜名湖。しまなみくらいのポテンシャルがあると思います!

弁天島をスタートし浜名湖大橋を渡り終えると舘山寺エリアへと向かう自転車道に入ります。ほのかに潮の香りがする心地良い風を浴びながら快適サイクリング。スタートしてから10㎞ほど走ると、浜名湖サイクリングには欠かせない舘山寺エリアに到着しました。

複雑な入り江を持ち、変化に富んだ美しい風景が特徴の浜名湖周遊自転車道
浜名湖周遊自転車道は一部区間を除き専用レーンが備わっているため快適。初心者でも安心して走ることができる
そして、湖でありながら海のニュアンスが感じられる浜名湖サイクリングは時に開放的な気分になり童心に帰れることだろう
空と湖の青、橋の赤のコントラストが見事な志ぶき橋。浜名湖畔にたたずむその姿は舘山寺門前広場とともに温泉街を象徴的するフォトスポットの一つ

ここで訪れたいのは浜名湖名物のうなぎ料理専門店。舘山寺門前通りは観光地として人気が高く、名店が点在しています。ロープウェーや遊園地など舘山寺観光を堪能したい場合には、舘山寺温泉観光協会で乗り捨てができるので、宿泊で訪れるのも良いですね。

舘山寺には昼前に到着。舘山寺門前通りの「うなぎ・和食処松の屋」でランチ休憩
浜名湖といえば、やっぱりウナギ!
舘山寺には多くの鰻店があるが、今回は「ゆるチャレ 満喫クーポン」が利用できるお店へ
おいしいのはもちろん、お値頃でビックリ!
舘山寺までのライドで余裕がある人は、エリアが一望できるロープウェイもオススメ
湖畔沿いにコースが敷かれる箇所も多い浜名湖周遊自転車道。入り組んだ湖畔と景色の移り変わりが面白い。湖底が見えるほど青く透きとおった水面に思わず足を止める。なんとヤドカリの姿が。海水が混じりあう汽水湖ならではの楽しみがここにはある

歴史や文化の探訪 風光明媚な遠州の奥座敷 奥浜名湖

ゆったりサイクリングを楽しみたい人にオススメなのが奥浜名湖エリア。穏やかな気候からでしょうか。時間がゆっくり流れているような、本州にいながら島時間の空気が感じられる地域です。

ハマイチも後半戦に突入。浜名湖のさらに奥のエリアに進んで行く。気賀駅の南、浜名湖へ注ぐ都田川を少し遡り、人道橋の澪つくし橋を渡る
再びクルマの進入がない自転車道へ。北部では波打ち際を走行できる箇所が点在し、他にはない景色が楽しめる
水際を走りながら浜名湖と周辺の山々を眺められる特別な時間。自然豊かな奥浜名湖エリアでは田園や山間といった四季折々の風情ある景色が味わえる

その温暖な気候が育んだみかんは、ぜひ味わってみたいところ。時期ではなかったので、今回はサイクルラックが設置されているサービスエリア「ぷらっとパークEXPASA浜名湖」で三ケ日みかんのジュースをいただきました。

全国的な人気を誇る奥浜名湖エリアの名産品「三ヶ日みかん」。今回はサービスエリアでジュースを購入してビタミン補給

後半の湖西市では多少のアップダウンがありましたが、eバイクなのでラクラク。私より走力があってロードバイクを選択した夫とも最後まで体力差を感じることはありませんでしたよ。最初から最後までずっと楽しかったからか、浜名湖一周は長いようであっという間。弁天島に到着しても名残惜しく、自転車の返却時間まで余裕があったので弁天島周辺でのグルメやお土産を購入するなどして過ごしました。「今度は家族で来ようね」と約束して。

複雑な入り江が特徴の浜名湖は様々な角度から景色を楽しめる。穏やかな水面と緑豊かな自然が調和した中でゆったりとした心地に
帰りの時間に余裕があったので、後半は足をとめて観光を楽しむことに。湖西市では徳川家康の時代に創設された新居関跡があり風情ある景色
締めは遠州名物の舞阪団子を求めて弁天島を通過。細い路地に入り漁村へ迷い込んだ……と思ったら、お店があった!
弁天島海浜公園の浅瀬に立つ赤鳥居「弁天島観光シンボルタワー」を背景にしてハマイチ完走の記念撮影。より身近で便利になったサイクリング環境に感激し、再訪を誓う二人

さて、最後は汗を流してサッパリしてから帰りましょう。弁天島で唯一、弁天島温泉が楽しめる「ジ・オーシャン」の日帰り入浴では浜名湖の南側と、その先に広がる遠州灘の水平線が一望できました。その感動を共有したくてお風呂上りの夫に話しかけたら、「浜松で餃子食べて帰ろうよ」ですって。すると私のお腹から、「グーッ」。お腹の虫も賛成のようです。

走り終えたら温泉へ。弁天島サイクルゲートから歩いてすぐのリゾートホテル「ジ・オーシャン」では日帰り入浴が利用可能。ここで最後のクーポンを使うことに
大浴場の温泉につかりながら浜名湖と遠州灘の水平線が一望できる。汗を流し、さっぱりしてから帰ろう

JR東海ハマイチ情報ページはこちら

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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