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とにかく熱かった「IVS2022 NAHA」参加レポート!最新のスタートアップ事情や今注目の新規事業とは

7月6日〜8日、沖縄県那覇市内で国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2022 NAHA」が開催されました。

IVSは2007年より開催されており、歴史・規模ともに国内最大級のイベント。「次世代の、起爆剤に。」をミッションとして、新たな時代を牽引するインターネット企業の経営者、投資家や未来の起業家達が一堂に会します。

今年はWeb3.0に特化したカンファレンス「IVS Crypto 2022 NAHA」が同時開催されたこともあり、過去最多の参加数である約1,800人の参加者が沖縄に集結。IVSとIVS Cryptoの2会場で合計59セッション、延べ272名のスピーカーが様々なテーマで語り合いました。

普段はアウトドアやゴルフに勤しみ、新規事業やWeb3.0はまだまだ勉強中のFUNQ編集部ですが、取材&勉強で初めてのIVSに参加してきました。会場の様子や、IVSの目玉である「LAUNCHPAD」の様子をお届けしたいと思います。

今年のIVS開催地は沖縄!

今年の会場は、沖縄県那覇市。沖縄経済を支えるのは観光産業ですが、それに次いで大きな産業がIT産業です。沖縄は開業率が全国で1位の県であり、開催地にはうってつけの場所。

そんな沖縄という場所の雰囲気なのか、はたまた沖縄の暑さなのか。もしくは参加者の熱気なのか…。とにかく3日間開催されたIVS会場は、どこへいっても熱気を感じられ、自分の体温までも上昇するような感覚がありました。

セッションや会場の様子

IVS初日にはウェルカムパーティーが開催され、起業家や投資家たちの顔合わせの場となりました。今回はWeb3.0に特化した参加者が多いのかと思いきや、意外にもWeb1.0やWeb2.0領域の企業参加者も多かった印象。

会場にいる方々へのインタビューを重ねる中で、今回の参加者が端々で口にしていたキーワードは、「NFT」と「DAO」で、Web3.0でのアプリケーションについての構想談義が多かったように思います。名刺交換でNFTを配りまくるツワモノもいらっしゃいました。(私たちの周りがたまたま偏っていただけかもしれませんが。)

Web3.0技術を使った実際のビジネスとして実装化されたサービスやビジネスモデルはまだまだ少なく、既存のGameFiサービスの穴や、今後どうしていけばいいかなど、熱い構想のぶつけ合い。それでもWeb3.0への期待感や熱量はすさまじく、イベント内のとあるセッションでは、歩くだけでトークンを稼げるゲーム、STEPNがスマホに入っている参加者が約4割も。(FUNQメンバーにアンケートを取ってみたところ、約1割でした。)

2日目から本格的にセッションやワークショップ、協賛企業の展示ブースなどが開催されました。イベントが始まる前には、クルージングや海釣り、琉球空手体験などの個性豊かな朝活も用意されており、私たちもゴル活(ゴルフ)へ参加し、発売したてのEVENを配ってきました!

メインイベントを開催している会場ではセッションもブースもWeb2.0中心に展開されていました。起業家向けのセッションでは、ファイナンス、ESG経営、IT企業の成熟、円安などのキーワードが目立ち、昨今の景気悪化を受けているマーケットと対峙した際にどういった経営を心掛けるべきか、といった今の時代を表したテーマで議論なされていました。

別会場で行われていた「IVS Crypto 2022 NAHA」では、NFTアート展示や、会場内に隠れたQRコードを探す「NFT宝探し」が開催されておりました。

実際に海外でWeb3.0のプロジェクトを行なっているメンバーも参加し、今後日本のベンチャービジネスが世界に挑んでいく希望の星として、Web3.0ビジネスの可能性についてハックしあう場所となっていました。

IVSのメインコンテンツ!ピッチコンテスト「LAUNCHPAD」

最終日の8日には、さまざまなスタートアップが事業アイデアで競い合う「LAUNCHPAD」が開催されました。約250件もの応募から選出されたファイナリスト14社が登壇し、事業内容を6分間でプレゼンします。

LAUNCHPADへの応募者数は、IVS史上過去最多とのこと!こんなところからも、今回のイベントの盛り上がりが感じられます。今回の開催地である沖縄のスタートアップも2社参加しました。

どんな企業が参加?

今年のLAUNCHPAD参加企業とサービスは以下の通り。

  • 株式会社IVRy:最短5分、月額3,000円から使える電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」
  • アスエネ株式会社:企業の脱炭素経営を実現するCO2見える化・削減クラウド「アスゼロ」
  • 株式会社EC-GAIN:「人から買う」体験をつくるソーシャルコマースプラットフォーム「pippin(ピッピン)」
  • 株式会社ジェイタマズ:アポイントを取らずにその場で商談する「OPTEMO」(オプテモ)
  • 株式会社STRACT:入れておくだけでオンラインショッピングがお得になる拡張機能「PLUG(プラグ)」
  • 株式会社ソレクティブ:次世代のフリーランスを支援するプラットフォーム「Sollective」
  • Tensor Energy株式会社:テクノロジーの力で電力のGXとDXを加速する、再エネマネジメントプラットフォーム「Tensorクラウド」
  • 株式会社ナナメウエ :Web3時代のバーチャルワールド「Yay!」
  • パートナーサクセス株式会社:ベンダーと販売パートナーをつなぐPRM(代理店連携管理クラウド)「PartnerSuccess」
  • BoostIO株式会社:ホワイトハッカーに、クラウドソーシングでセキュリティ診断を依頼!「IssueHunt」
  • 株式会社フードリボン:世界の未利用農産資源を天然繊維に「ファーマーズテキスタイル」
  • 株式会社PETOKOTO:ペットを家族として愛せる世界へ!ペットウェルネスカンパニー「PETOKOTO」
  • リース株式会社:不動産賃貸での画一的な信用をアップデートする業務支援SaaS「smetaクラウド」
  • Recustomer株式会社:すべてのEC事業者にAmazonレベルの購入体験を「Recustomer」

Web3.0にも着目した本イベントではありましたが、意外にもWeb3.0領域のサービスは「Yay!」の1社のみ。社会課題解決のためのサービスや、B向けのSaaSがメインでした。

このLAUNCHPADに加え、イベント内開催されたセッションを見ていても、特に「SDGs」や「ESG投資」というキーワードが随所で散りばめられていました。今後のスタートアップ企業において重要な要素になることは間違いありません。

LAUNCHPAD優勝企業は…?

14名の登壇者、漏れることなく全員が魂のこもった熱いプレゼンを行い、会場は熱気と緊張感につつまれていました。

そんな中、プレゼン中に涙を流すほどひときわ情熱的なプレゼンをみせたペットウェルネスカンパニー、株式会社PETOKOTOが優勝。

PETOKOTOはペットに家族品質の暮らしを提供するペットウェルネスブランド。今回登壇した代表取締役の大久保泰介さんのプレゼンでは、自ら開発したフレッシュフードを食べる姿や愛犬コルクとの写真などからも「人と動物が共に家族として生きる社会を作ろう」という本気の想いが伝わってきました。

審査員の中にも、涙ぐむほど感動している方や、その場でユーザーとして商品を購入する方もおり、非常に多くの審査員の心を動かすプレゼンでした。

LAUNCHPADで審査員をつとめていた千葉道場ファンドの千葉功太郎さんは、イベント内の別セッションの中で「どういった企業に投資が集まるのか?」という話題に対して、「その人がそのテーマを一生やってくれるかを重視する。どんな状況でも強く諦めない気持ち。根っこの志が重要。」とコメントを残していました。

千葉功太郎さんだけでなく、審査員である投資家たちは、PETOKOTO大久保さんの「志」に動かされていたように思いました。

惜しくも2位入選となったのは、株式会社フードリボン。バナナやパイナップルの葉を活用してオーガニックコットンを作り出す天然繊維事業を行っています。

すでに述べたように、無しには語れないSDGsに貢献するサービスで、プレゼン終了後の審査員のコメントの中では、最も話題にあがっていました。

「解決する社会課題の大きさやわかりやすさが評価に繋がったのでは。」(VC・匿名)

他にも、WEB2.0サービスともいえるEコマース領域での業務解決ソリューションや営業・SRM領域でのプラットフォームサービス、不動産テックなどB向けのSaaS事業については、「以前お会いした時よりも大きくグロースされていて驚いた」など審査員のコメントもありました。その一方で、グローバルで台頭する類似サービスと比較した際のアピールポイントが伝わりづらく、今回は残念ながら上位に食い込むサービスが少ない結果となりました。(昨年はSaaS企業が上位を席捲していましたが…。)

FUNQ編集部としては、登山やアウトドアなど屋外の自然環境を楽しむ趣味をテーマとしたメディアコンテンツの運営を行っている手前、環境保護というテーマを切り取っているフードリボーン社「ファーマーズテキスタイル」やアスエネ社「アスゼロ」には特に注目。

ファンのコミュニティ運営を考えるうえでナナメウエ社の「Yay!」、趣味に関するおすすめ商品を販売するコマース事業と近いRecustomer社「Recustomer」やEC-GAIN社の「Pippin」、ライターさんとのお仕事を考えるうえでソレクティブ社の「Sollective」等々(というかほぼ全部…)、自分たちのメディア事業を考えるうえでも、勉強しながら熱いプレゼンテーションを聞いていました。

YouTubeでもLAUNCHPADが見られる

LAUNCHPADの様子はIVS公式のYouTubeチャンネルで見ることができます。

熱いプレゼンが気になる方は、ぜひご確認ください。優勝者であるPETOKOTO大久保さんのピッチは、2時間43分からです。

熱い気持ちが伝染した「IVS2022 NAHA」

とにもかくにも熱量がすさまじかった「IVS2022 NAHA」。最大規模のスタートアップカンファレンスに潜入し、情熱が移ってしまったようで、FUNQでもなにかしたいと鼻息荒く東京に帰ってきました。

私たちが運営するGOOD LIFE GOODS ECショップでの商品開発や、リアルで開催するイベントなどへの貢献度に応じてトークンを発行するような仕組みをつくるなど…。もっとユーザーのみなさんを巻き込んだ、わくわくするような体験を叶えていきたいと思っています。(今回参加されていた色々なスタートアップともコラボしたいです!)

LAUNCHPADに登壇した企業はもちろん、きっとこのイベントがきっかけで数多くのIPOやM&Aも生まれていくと思います。各社の今後の動向にも注目です。

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