これでばっちり。包丁の正しい研ぎ方!
FUNQ
- 2024年01月18日
こまめに包丁を研ぐのがおすすめ
どんなにいい包丁でも、手入れをしなければ本領発揮できません。
長く使うためには、こまめに研ぐことが大切です。
1 カ月に1 回程度研ぎ上げて!包丁の正しい研ぎ方をお伝えします。
①砥石を水につける
研ぐ前に水をボウルにはり砥石を浸けます。
砥石から気泡が出なくなるまで水を十分含ませます。目安は15~30分です。
②まずは裏から研ぐ
包丁の柄と峰と腹を指で押さ え、もう片方の手で刃の上を 軽く押さえます。
手前から向こうに包丁を進めます。
③刃先から根元まで研ぐ
包丁の切っ先の腹の部分を研ぎ、徐々に腹、刃元へと移動させます。
砥石全体を使ってリズミカルに7~8往復します。
④続いて表面も研ぐ
“そり”が表に出てきたら、返してこのそりを取るように表面を研ぎます。
平面を出すようにして4~5回研いでいきます。
⑤刃先をチェックする
刃がついたかどうかは、爪の上に刃先を立てて確認します。
刃がすべらず爪にひっかかるような状態になっていれば◎
⑥仕上げ砥で研ぐ
仕上げ砥がある場合は①~④と同様に両面を研いで仕上げます。
砥石に水分がなくなったら水にあてて水分を補います。
包丁の持ち方&構え方
いい道具もきちんと使いこなさなければ意味がありません。
力加減を調節できる指さし型、力を安定させる押さえ型、一定のリズムで刻める握り型の3種を覚えましょう。
指さし型
人さし指で峰を固定する持ち方。
刺身包丁など刃渡りの長い包丁も、安定させて持つことで、刃のブレを抑えて正確に切ることができます。
押さえ型
親指と人さし指で、包丁の腹を押さえる持ち方。
安定させつつ正確性も保てるので、ウロコを落とす時など、ある程度力を必要とする時に。
握り型
親指と人さし指で包丁のたもとを挟み込み、包むようにしてしっかりと握る方法。
細かい作業も正確に、力強く切ることができます。
お手入れのポイント
1 . とくに和包丁は手入れが必要
2 . 月に1 回程度のペースでお手入れを
3 . 砥石はあらかじめたっぷりの水に浸ける
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