
山と町で履きかえなくてOK! 一足で遊べるシューズの魅力とおすすめ11選

FUNQスタッフ
- 2025年02月28日
INDEX
低山ハイクや週末ハイキングを楽しむ人にとって、山道はもちろんのこと、ふもとの町歩きでも快適に履けるシューズを選ぶことは重要です。登山専用の靴はグリップ力や耐久性に優れていますが、硬くて歩きにくいこともあります。一方で、タウンシューズでは山道を歩くには不十分です。そのため、登山と町歩きの両方に対応できるシューズを選ぶことが理想的です。
登山でも町でも履けるシューズのメリット
快適な履き心地
登山用シューズは安定感がありながら、町歩きには硬すぎることがあります。しかし、両方で使えるシューズなら適度なクッション性とフィット感を兼ね備えており、一日中快適に過ごせます。
グリップ力の高さ
山道では滑りやすい岩場やぬかるみが多く、グリップ力の高いソールが必要です。タウンユースでも滑りやすい舗装路や雨の日に安心して歩けるため、日常的な利用にも向いています。
軽量で動きやすい
登山靴のように頑丈でありながら、過度に重くないモデルを選べば、長時間の歩行でも足への負担を減らせます。軽量なシューズなら町歩きにも最適です。
デザイン性の高さ
最近の登山シューズはタウンユースを意識したデザインも増えており、アウトドアだけでなく日常のファッションにも馴染みやすいものが多くなっています。
シューズの選び方
ローカット or ミドルカット
ソールのグリップ力
登山とタウンユースのバランスを考える場合は、適度なグリップ力があり、フラットな地面でも歩きやすいシューズを選ぶことが大切です。とくにVibramソールや自社開発の特殊ラバーを使用したモデルは、滑りにくく安定感があるため、安心して歩くことができます。
クッション性と耐久性
長時間履くことを考えると、衝撃を吸収するクッション性の高いミッドソールを備えたシューズを選ぶことが重要です。これにより、足への負担を軽減し、快適な履き心地を保つことができます。また、アウトドアでの使用を考慮する場合は、耐久性にも注目するとよいでしょう。特に、防水性や耐摩耗性に優れたモデルを選ぶことで、さまざまな環境でも安心して使用できます。
試し履き
個人差のある足の形やサイズに合うフィット感を確認しないと、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。長時間のハイキングには快適性が不可欠ですので、試し履きでクッション性、通気性、靴の柔らかさを確認しましょう。また、足首や足全体をしっかりサポートすることも大切です。店内を歩いたり階段を使って、実際の使用感やグリップ力をチェックすると、シューズの安定性も評価できます。
山でも町でも快適に歩ける、おすすめのシューズ11選
山では安心して歩けて、下山後の町歩きから帰宅までを快適に歩けるシューズを集めました!
KEEN(キーン) – KEEN Targhee III Waterproof
耐久性と快適性を兼ね備えた防水シューズ。登山はもちろん、町歩きにも適したフィット感。
Altra(アルトラ) – Altra Lone Peak 9+
ゼロドロップ設計で自然な歩行をサポート。トレイルランニングにも適している。
Merrell(メレル) – Merrell Moab 2 Vent
高いグリップ力と通気性を備え、タウンユースにも適した万能モデル。
Salomon(サロモン) – Salomon X Ultra 3 GTX
防水性と安定性に優れたモデルで、軽量ながらトレイル向けの機能も充実。
The North Face(ザ・ノース・フェイス) – The North Face Ultra 111 WP
高い防水性とクッション性が魅力。長時間歩行にも適した快適な履き心地。
HOKA(ホカ) – HOKA Speedgoat 6
抜群のクッション性を誇るモデル。長距離のハイキングや街歩きにも対応。
On(オン) – On Cloudventure
独自のクラウドテクノロジーで軽快な履き心地を実現。アウトドアとタウンユースを両立。
Columbia(コロンビア) – Columbia Redmond V2
防水性とグリップ力がありながら、手頃な価格でコストパフォーマンス抜群。
Teva(テバ) – Teva Arrowood 2 Mid WP
シンプルなデザインながら、高い防水性能を持つ全天候対応モデル。
Scarpa(スカルパ) – Scarpa Mojito GTX
スタイリッシュなデザインとアウトドア性能を兼ね備え、タウンユースにも最適。
MAMMUT(マムート) – MAMMUT Ducan Low GT
軽量でグリップ力が高く、トレッキングから普段使いまで幅広く対応。
ビブラムソールって何?
ビブラムソールは、イタリアの靴底メーカー「ビブラム(Vibram)」が製造する高品質な靴底のことを指します。ビブラムソールは、その耐久性、滑りにくさ、そして様々な地形に対応できる優れたグリップ力で知られています。登山靴やトレッキングシューズなど、アウトドア用の靴に多く使用されていますが、最近ではカジュアルシューズやブーツにも採用されることが増えています。各メーカーがオリジナルでグリップ力の高い素材を開発、制作していることも多いです。
帰宅後のお手入れは必要?
山や町で使用するシューズは、帰宅後のお手入れをすることで長持ちし、性能を維持できます。以下の基本的なお手入れのステップをおすすめします。
帰宅後、まず表面の泥や汚れをブラシや布で落とします。これによりシューズの素材を傷めずに清潔に保つことができます。シューズが濡れている場合は、風通しの良い場所で自然乾燥させます。直射日光や高温の場所での乾燥は避け、革製のシューズは形を保つために新聞紙を中に詰めるとよいでしょう。革製のシューズは、専用のクリームやオイルで保湿し、柔軟性を保つとともに防水性を維持します。使用しないときは、シューズを適切に保管し、形が崩れないようにします。これらのお手入れを定期的に行うことで、シューズの寿命を延ばし、快適に使用し続けることができます。
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まとめ
登山と町歩きの両方で活躍するシューズは、快適性、グリップ力、デザイン性をバランスよく備えていることが重要です。ローカットやミドルカット、適度なクッション性、そしてしっかりとしたグリップ力を持つシューズを選ぶことで、アウトドアでも日常でもストレスなく履きこなせます。今回紹介した11足の中から、自分に最適な一足を見つけてみてください!
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