
インスタ映えすると評判のピンク・ピルボックス・トレイルとは?

ハワイスタイル 編集部
- 2020年05月26日
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最近SNSでよく見かける、深いブルーの海をバックに映えるピンクの小屋の写真。ここはどこなのだろう?と調べると、どうやらマイリ・ピルボックス・トレイル・コース(ハワイ名Pu’u O Hulu)のことのようだ。空いた時間でここに行ってみようということになった。
まずは車を西へ
ナビアプリを検索すると、Maili Pillbox でヒットした。ワイキキから西に向かって車を走らせH1に入る。ダニエル・K・イノウエ空港、ワイケレ・プレミアム・アウトレットを横目にひたすら西へと向かう。西側のリゾート地であるカポレイも通り過ぎ、H1を終点で降りて、そのまま93号線を走る。
ナビが近くを案内するが、ここで問題が…。ナビの表示が頂上を指していて入り口の表示がなかったのだ。山のまわりを1周Kaukama Road沿いに路上駐車の車が並んでいた。歩いていたローカルに声をかけると、どうやらここに車を置いて登るらしい。


荒れた小径を登る
車上荒らしやレッカーの心配があったので、車から荷物を持ち出し、獣道のような坂を登る。ここで、また問題発生。ハワイ滞在の習慣で、ビーチサンダルで来てしまったのだ。小石混じりの登山道を行くにはかなり不向きな足元だ。案の定ツルツル滑ったり、足の裏に小石が挟まって大変なことに…。
気を取り直して道を進むと分かれ道にぶつかる。岩に描かれた矢印を頼りに先を行く。30分ほど経っただろうか。見上げると黄色く塗られた小屋が目に入る。


途中に黄色い小屋を発見

降りてくる人に挨拶をしながらすれ違う。人の気配が多くなってきたところでようやく黄色い小屋に到着、少し上にピンクの小屋が。小屋を通り過ぎて登った丘からお目当の写真を狙う。


この日来ていたのは、ほとんどがローカルの学生。他はメインランドからの観光客という感じ。地元の子に聞いてみると、この建物は昔は見張り台だったらしい。ピンクリボン運動が起こった頃にピンクに塗られたようだ。最後に記念に写真を撮らせてもらった。

歩いた後のご褒美に
歩いて小腹が減ったので、近場のカフェに寄ってみる。カポレイのマイ・カフェは美味しいけれど,西側のホテルに行くついででもないと中々来られないところだ。ちょっと暴力的なカロリーのスイーツも運動後なら罪悪感なく食べられる。

My Cafe
住所:563 Farrington Hwy., Kapolei
電話:808-200-5737
営業時間:6:30~14:00、土・日曜7:00~14:00
定休日:なし
※取材はコロナロックダウン前のため、営業詳細はご確認ください
ピンク・ピルボックス・トレイルとは?
最後にマイリ・ピルボックス・トレイル・コース(ハワイ名Pu’u O Hulu)の備忘録。標高は200メートルほどのようだが、傾斜がまあまあきつくて整備されてないので、スニーカー、トレッキングシューズがベター。
トレッキングコースとして整備されていないため、駐車場もトイレもなく、トラブルがあっても自己責任にはなるものの、登ってみれば絶景!日陰がなく、帽子、サングラス、日焼け止め、飲み物は必須。海の色が綺麗な午前中か、海に落ちるサンセット狙いがオススメ。ただし日暮れ後は、真っ暗になるので要注意。
今回、レンタカーで行ったが、THE BUSで近くまで行けるようだ。アラモアナ・センター西寄り山側のコナ通りから、Cバス(CuntryExpress! MAKAHA)に乗車。Cバスに乗るバス停「Kona St + Opp Kona Iki St」から乗りこみ、バス停「Farrington Hwy + Kaukama Rd」でバスを降りる。
ピンク・ピルボックス・トレイルとは、思わずポーズをとった写真を撮りたくなるピンクの小屋がある、トレイルコースだった!
※掲載されている情報は2019年5月時点のものです。
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「一年に一度」のハワイを提案する、ハワイラバーズに向けたハワイ専門メディア。現地スタッフによる地元密着情報を交えた、奥深い魅力的なハワイ情報をお届けする。
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