アリやダンゴムシなどを自由研究で観察してみよう!
じゆけんTV
- 2020年05月14日
私たちの身の周りにいる昆虫といえば、アリとダンゴムシ。子どもの頃、動き回るアリたちをじっと眺めたり、ダンゴムシを手に載せて遊んだりした方も多いのではないでしょうか? そこで、アリとダンゴムシの面白い生態を調べる楽しい実験をしてみました。ぜひ、親子で一緒に楽しんでみてくださいね。
自由研究その1「アリの巣を全部砂糖にしたらどうなるの?」
アリは甘~いモノが大好き。だったらその大好きな砂糖だけで作った空間なら、アリはきっと大喜びで巣を掘ってくれるはず。そんな発想から、土の代わりに砂糖を入れた容器の中にアリを入れて観察することにしました。比較のために市販のアリ観察キットに7匹、砂糖のお家に7匹のアリを入れ、定点観察をスタート。うまくいけば透明な容器の壁にアリの掘った通路が確認できるはずです。
実験が始まると、両者ともにものすごい勢いで穴を掘り始めたのですが、その後は意外な結末へと……? 観察をした4日間には、人間ならぬアリドラマが凝縮され目が離せない展開となりました。はたしてどんな結果になったでしょうか?
自由研究その2「アリの巣を全部カステラにしたらどうなるか?」
アリの巣を全部砂糖にしたらどうなるかを検証してみましたが、次は、砂糖の代わりにカステラならどうなるのか、実験してみました。カステラの材料は卵に砂糖、はちみつに小麦粉と、たんぱく質も糖分もたっぷり。また、しっとりしているので適度に水分もあります。これはきっとアリたちにとって天国のような環境なハズ! 今回も砂糖の時と同様、市販のアリ観察キットと比較してみました。
アリのなかでまじめに働いているのは全体の2割だけだといわれています。残りの6割はさぼったりしながら適当に働き、2割はまったく働かないそうで、これを「働きアリの2:6:2の法則」と呼ぶそうです。人間社会となんだか似ているような気がしませんか?
自由研究その3「迷路で検証!ダンゴムシの交替性転向反応」
交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)という言葉をご存じですか? 交替性転向反応とは、右→左→右→左→右と、交互に曲がる向きを変えて進む動物の習性のことをいいます。そして、ダンゴムシもこの習性を持っているとか。あのダンゴムシにそんな不思議な習性があるとは驚きですね。
しかし、なんとも不思議なこのジグザグ運動は何のための習性なのでしょうか? そしてそれが起こる確率はどのくらいなのでしょう? 段ボールで迷路を作って、ダンゴムシに実際に歩いてもらいました。見事に迷路を抜けてゴールできるのか? ゴールを目指すダンゴムシに思わず熱くエールを送ってしまうこと間違いナシですよ。
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