New Standard From Kyoto Vol1
- 2020年10月16日
ものづくりの都、京都。
伝統の技と、時代に応じた感性が重なり合い生まれた、
新たな名品をご紹介します。
Vol.1 gonomiの小物
京都が誇る高級織物を日常へ
完成までに20を越える工程を要し、その工程のひとつ一つが専門の職人によって分業化されている西陣織。平安遷都以後に発展し、時代とともに成熟した西陣織は多彩な色糸を使った絢爛豪華な着物や帯で、不動の地位を築き上げました。
「先人たちが育んだ文化、技術を大切にしていきたいんです。同時に、伝統は押し付けるものではなく、現代の生活にスッと馴染むような存在であるといいな、と」
こう話すのは、“西陣織のある普段の生活”を提案するブランド『gonomi』の福田陽子さん。大阪で生まれ育ちつつ、和装の魅力に目覚め、京都へ移住。2014年より西陣織の工房にて力織機見習いとして従事し、2017年に『gonomi』を立ち上げました。
伝統の技術と今を繋ぐ水玉模様
『gonomi』の特色はなんといっても水玉模様です。現在展開しているアイテムはすべてが水玉模様の西陣織を用いたもの。伝統的工芸品という立ち位置と水玉のポップさは、違和感ではなく、新たな感覚として幅広い層に受け入れられることとなります。
「水玉は着物に用いられてきた柄でありながら、洋服にも使われているユニークな柄なんです。私自身も好きなこのかわいい柄で、現代の生活に溶け込む西陣織小物を作ることにしました。取り掛かってわかったことですが、水玉模様の織りは技術的には難しい部類に入るんです。手間がかかるだけに、和柄に慣れ親しんでいる職人さんからは『こんなものが売れるんかいな』なんて言葉をいただきましたが(笑)、注文が安定し始め、今や職人さんも楽しんで作ってくれています」(福田さん)
『gonomi』は、茶道用語の「利休好み(りきゅうごのみ)」に着想を得たもの。水玉柄の西陣織が、使う人の“好み”となることを願ったブランド名なのです。
「『gonomi』の小物を持つことで、楽しい気持ちになってもらえたら嬉しです。お洒落を楽しむための味方として『gonomi』を取り入れてみてください」(福田さん)
クラッチバッグ(数寄屋袋)
お茶席に必要なふくさや懐紙、扇子などを携えるための数寄屋袋。水玉模様を纏ったことで洋装でのパーティーシーンにも似合うクラッチバックに。内部に間仕切りがあるので、収納の安定性にも長けています。
右)水玉クラシック クラッチバッグ(数寄屋袋)黒
左)水玉クラシック クラッチバッグ(数寄屋袋)白
各21,780円(税込)
水玉キャンディ 名刺入れ(カードケース)/水玉キャンディ プチがまぐち
名刺入れは性別を問わず使えるユニセックスな印象。贈り物にも最適です。また、プチがまぐちはそのシルエットにとことんこだわったというだけあり、フォルムとサイズが、水玉柄と相まってなんとも可愛らしいひと品。
上から反時計回りに)
水玉クラシック 名刺入れ(カードケース)グレー(7,590円)、水玉キャンディ 名刺入れ(カードケース)イエロー(6,490円)、水玉キャンディ プチがまぐち レッド(4,290円)、水玉キャンディ プチがまぐち ブルー(4,290円)
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gonomi
https://gonomi-kyoto.com
取扱店舗:西陣織会館、Master Recipe祇園店、Master Recipe心斎橋大丸店
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