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多彩な商品を展開する「ヤマハ」。ヤマハとヤマハ発動機の違いって知ってる?

あなたは「ヤマハが好き!」と言われて、何を思いうかべるだろう? Lightning読者ならバイクを思い浮かべるだろうか。「キング」ケニー・ロバーツが席捲した’80年代初頭のバイクシーンは本当にドラマチックだったし、平忠彦の活躍だって忘れられない。SRやRZは青春時代の想い出に欠かせない。

バイクから楽器、ボートに至るまで、すべて「ヤマハ」。

ヤマハいろいろ

ヤマハのエレクトーン教室でエレクトーンを習っていた娘だったら、エレクトーンやピアノなどの楽器を思い浮かべるだろう。ヤマハはご存知のようにさまざまな楽器を作っていて、小学校で習ったリコーダーもあれば、最近ではエレクトリックバイオリンなんていうユニークな楽器も作っている。

自転車

息子だったら自転車かもしれない。電動アシストロードスポーツYPJ-Rなんていうユニークな自転車も作ってる。一度乗せてもらったことがあるが、「坂道がツライ」というネガなしに、ロードスポーツの爽快感だけを味わえるのが素晴らしい。

ボート、ヨット、船外機、産業機械、音響機器……実にさまざまな製品を作ってる。もっといえば、Jリーグ年間優勝3回、ゴン中山などの活躍で知られるジュビロ磐田だってヤマハのチームだし、パワフルなフォワードでトップリーグに波乱を巻き起こしたラグビーチーム、あの五郎丸歩も在籍していたヤマハ発動機ジュビロだって擁してる。

ヤマハとヤマハ発動機の違いとは?

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ちなみに、ここで一応説明しておくと、楽器、音響機器、半導体などのビジネスを行っている「ヤマハ株式会社」と、バイク、スノーモービル、船舶、自転車、発電機、産業用ロボットまでを作ってる「ヤマハ発動機株式会社」は一応ブランドを共有する別会社。

ロゴも、ヤマハ発動機は「M」の中央がベースラインまで達しているが、ヤマハは達していない、音叉のマークが外周の円に乗ってるかどうか? など微妙に違うし、コーポーレートカラーもヤマハ発動機は赤、ヤマハはバイオレットと、微妙に違う。

もちろん、ルーツはどちらも一緒で、1897年(明治30年)に操業した「日本楽器製造株式会社」にある。

戦後、復興期に持てる技術を活かせないかと始めたのがオートバイの開発・生産。物資のない中、必要かつ生産可能な工業製品としてモペッドやスクーターの製造に挑戦する企業が多く、町工場というか自転車店に近いものも合わせれば数百ものメーカーがあったと言われているが、その中からヤマハが生き残ったのには、やはり卓抜した技術力があったからだろう。ちなみに、現在の資本規模はヤマハ発動機の方が大きい。

「赤とんぼ」YA-1から始まり、今に続くヤマハのバイクの歴史。

02A_1955_YA1

これがヤマハの最初のバイクであるYA-1(1955年)。そんな状況の中作られたにしては、なんとも優美なデザインだ。排気量は125cc。まだ、勃興期だった日本のモータースポーツでも活躍しており、第3回の富士登山レースで優勝、第1回の浅間火山レースでは125ccクラスで、1位から4位独占している。

黒くて武骨なバイクが多かった当時、マルーンをベースとしたカラーリングは、やはり楽器製造メーカーとしての矜持がそうさせたのだろうか?

さまざまな分野にチャレンジし、独創的な製品を送り出して来たのは企業風土なのだろうか? 今風に言えばベンチャースピリットが脈々と流れ続けているわけだ。静岡県の浜松と磐田に本社を置いているから、東京の喧騒やトレンドに巻き込まれずに独自性のあるチャレンジを維持できるのかもしれない。

2017_Yamaha_SCR950_Sport_Heritage_Motorcycle_-_Model_Home

海外で発表された、大排気量スクランブラーSCR950も、そんなヤマハ・スピリッツの流れを汲む一台。YA-1はもちろん、DT-1や、XS-1など、ヤマハの歴史上の名車や、ワイルドなアメリカン・ビンテージ・オフロードシーンなどを彷彿とさせるデザインエッセンスが盛り込まれている。

空冷950ccの60度Vツインエンジンはトルクフルなフィールを楽しませてくれそうだし、排気量が大きくてもアップライトなポジションだから扱いやすそう。

ヤマハとヤマハ発動機が、どんな新規事業に挑戦し、どんな美しいデザインの生産しつづけるのか、これからも注目したい。

(出典/「Lightning 2017年5月号 Vol.277」)

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Lightning 編集部

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ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。

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