インダストリアルデザインを日本で広めた第一人者が提案する、ヴィンテージ空間の“最新事情”はコレだ!

日本におけるインダストリアルファニチャーの第一人者であるハイライトの菊池さん。昨年、恵比寿西へ移転オープンしたニューショップには、インダストリアルファニチャーを使った様々な提案が詰め込まれたショールーム的な役割も担う。もちろん家具も販売しており、その世界観を存分に体感できる。

恵比寿の喧騒から離れた恵比寿の住宅街にあるハイライト。もともと建築士の事務所だったという物件で、マンションの1階を大胆に使っている。中にはアメリカから買い付けてきたヴィンテージのインダストリアルファニチャーが並ぶが、どこかモダンな印象を受ける。「インダストリアルファニチャーのおもしろさは、アレンジを楽しむことだと思う」と菊池さん。

027 続けて「例えばサンルームでは、コウモリランなどのグリーンを多く置いて、インダストリアルファニチャーとのミスマッチを楽しんでいます。ドライフラワーを合わせることは前からやっていたので、自分の中では新しい提案ですね」。

025 あえてキッチンスペースを現行のもので作ったり、家の中にインダストリアルファニチャーを取り入れるイメージがしやすいのも、この店舗の魅力。中には和の骨董品とインダストリアルファニチャーを混ぜてあったり、目からウロコの組み合わせも多々ある。ぜひとも店に行って、そのセンスの良さを感じてほしい。

様々なテイストが調和する不思議な空間

024 店内に入ると、どこか重厚感ある雰囲気が漂っている。量は置いてあるが、かなりスペースが広いため、宝探し感覚で吟味できるのも魅力。基本的に置いてあるものは売っているそうだ。

026 お店に訪れたら、見てほしいのが、天井を覆い尽くしたドライフラワー。オープン当初は青々としていたが、今は見事なドライフラワーに。オーストラリアなどの珍しいプランツも混ぜている。随所にドライフラワーが置かれており、鉄独特の冷たさをうまく調和させていた。この相反する組み合わせが菊池さんらしい。

023 大物のインダストリアルファニチャーだけでなく、こういった細かいキッチンウエア類も見どころ。菊池さんらしいグッドデザインが揃っている。菊池さんはここ数年、日本の古道具に興味があり、あえてインダストリアルファニチャーと混ぜている。

022 菊池さんのアイコンになっているキャスケットは、オリジナルブランドのアグリー。素材はコットンリネンなので、通年を通して愛用できるのが魅力。各9720円。

028 オーナーである菊池裕平さん。1990年代のヴィンテージブームより古着業界の顔役のひとり。現在では様々な店舗の内装のプロデュースを行う。

021 【DATA】
●HIGHLIGHT
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-12-15フェルテ代官山101
電話:03-3770-5501
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜
http://high-light.jp

(出典:『Lightning 2018年10月号 Vol.294』)

(ライター:千葉泰江)

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