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【空間演出術を学ぶ②】“旧いと新しい”の共存から生まれたデザイナーズ・リノベーション住宅。

我が家のインテリア、楽しんで作りこみたいけれど、どうやってコーディネートすればいいかわからない…という人も多いはず。自分の家なんだから、自分の好きなスタイルで演出したいと思うけど、どういうコンセプトで、どんな飾り付けをすればいいのか迷うところ。

そこで、しっかりとライフスタイルを持った人が自分たちの「好き」を空間で表現したひと癖もふた癖もある居住空間を紹介する。第2弾は、都心に近い場所に住みながらも、自身の世界を創り上げた澤出晃良さんのハウスをご紹介。家はこだわり抜いた空間にしたいと思いながらも、仕事や家族の関係でどうしても住む場所が限定されてしまう場合、フルリノベーションをするのもひとつの方法だ。

自分で創った自分のためのリノベ空間。

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東京・学芸大学にて大衆酒場の『アオギリ』、都立大学で『はんろく』を経営する澤出さん。「家を購入する際、常にお店に行ける場所で、いつでもお客さんと接することができるという条件は外せなかったんです。もう少し都心を離れればもっと広くて景色が良い場所もあったんですけど」

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しかし、当然ながら都心に近づくほど金額は上昇していく。そうして行き着いたのが、築年数が経った中古マンションをフルリノベーションするという方法。

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「よくデザイナーズハウスの住み心地について聞かれることがありますが、これはもともとやりたかった事なので満足していますよ。それにカッコよさだけを追求したわけではなく、部分的に機能性も求めた造りになっているので、実際に住んでからも住みづらさはないですね。もちろんやりたかった事はまだありますけど、今できる範囲でできることはすべてやれたかなと思っています」

細部まで同じトーンで揃えて世界観を統一する。

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澤出さんがこだわったコンクリートと茶色い木目のコンントラスト。床と色合わせした家具でデザイナーズハウスの内装を格上してくれる。

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可能な限り広くしたかったという玄関につながるデッキスペースには、アウターや帽子、カバンの他にボディーボードも収納。

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玄関を開けた通路もコンクリートと茶色い木目のコントラストでテイストを統一。暖色系の照明も◎。

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家の至る所に置かれたグリーン。飾りにヘンプや貝殻を使ってレイアウトすることで、より自然な雰囲気になる。

シンプルながらも随所にこだわりが詰まったキッチン。

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キッチンは通常の家庭と変わらないようにも見えるが、背面の食器がすぐに取れるように微妙な距離感を追求したりなど、居酒屋店主ならではの細かなこだわりが詰まっている。

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居酒屋店主ならではの細かなこだわりがある。それは、キッチンに “余分なものは置かない”ということ。スッキリと統一感を出すと調理もスムーズになるしヤル気も出る。

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ステンレスで統一されたキッチンは広めのシンクで、その下には筒抜けの収納、さらに4口コンロなど十分すぎるスペックだ。

自身の環境に合わせた家造りが、良い暮らしをクリエイトすることに繋がるといういい例がここにある。

【DATA】
エリア:東京都目黒区
敷地面積:64平方メートル
間取り:1LDK
築年数:約43年
居住年数:約3年半

▼【空間演出術を学ぶ】連載記事はこちら

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(出典:『LIGHTNING 2018年12月号 Vol.296』)

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めぐミルク

Lightning / 編集者

めぐミルク

編集部のマドンナ。会社イチのミニマムボディでありながら、その笑い声は会社中にとどろくパワフル女子。文具、カメラの専門誌、旅雑誌などを経て、現在はハンバーガー担当。キャプション書きが異様に早い。ニックネームは某牛乳から

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