手作業ゆえの味わい深さも愛する。15年来のタフな相棒「GRIZZLY BOOTS Black Bear」

男にとってブーツは特別な靴。ブーツとの付き合い方で、その人自身の生き方がわかる履歴書のようなものだ。ピカピカに磨き上げられたものや、味わい深く経年変化したものなど、所有者によって実に様々。

今回はアパレルセレクトショップ「スマートクロージングストア原宿」を切り盛りする名物店長の姫野賢次さんの愛用ブーツをご紹介しよう。今では幅広いブランド知識を有する姫野さんだが、若かりし頃に、由緒正しきブランドのものだとは知らずに惹かれて購入し、その後15年以上も履き続けている一足が「GRIZZLY BOOTS Black Bear」。運命的な出会いや、愛すべき理由などをお伺いした。

スマートクロージングストア原宿 店長 姫野賢次さん×GRIZZLY BOOTS Black Bear

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「グリズリーブーツはアメリカ・ポートランドで職人さんが手作業で作っている由緒正しきブランドです。これを買ったのは21 歳の頃。高円寺のヴィンテージショップで手に入れました。当時はダナーやレッド・ウィングなど有名ブランドぐらいしか知らなかった僕ですが、知らないブランドとはいえ雰囲気のある佇まいに惹かれて購入したのを覚えています。後にグリズリーブーツであることを人から教わった時は、名のあるブーツだったということもあり嬉しかったです。

購入したきっかけは“王道だけど、なんかちょっと違う”というところ。つま先には芯が入っていないため、購入時に比べるとだいぶトゥのボリュームも抑えられて、よりヴィンテージらしい佇まいになってきました。ただしアメリカのワークブーツにしては、どこか細身で上品なシルエットなんです。当時からトゥのカタチも個性的で上から見るとスクエアトゥに見えなくもないですね。そんなちょっと個性のあるキレイなブーツなので、対照的なイメージを持つ軍パンやペインターと合わせることが多いですね。

定期的に着用しているので、いまでも革はいい状態を保っています。またよく見るとステッチが歪んでいたり、ブランドの刻印も二重になっていたりする部分もありますが、それも職人さんが手作業で行っているからこそ生まれる仕様。そんな味わい深い部分もこのブーツの魅力だと思います」

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くるぶし部分にはグリズリーブーツのスタンプが施されるが、なぜか二重に押されている。

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スクエアトゥらしさがこのブーツの特徴。ソフトトゥなので、つま先にも履きジワが生まれている。

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シューレースは革ヒモに変更してワイルドな雰囲気に。

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ソールはビブラム2021を装着しているスポンジソールなので歩きやすいのが特徴。

スマートクロージングストア原宿 店長 姫野賢次さん

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フェローズを中心としたアパレルセレクトショップ「スマートクロージングストア原宿」に16年前アルバイトとして入社して以来、現在はショップを切り盛りする名物店長に。自らバイイングも行うため幅広いブランド知識と豊富な経験で着こなしを提案してくれることでも有名。
●スマートクロージングストア原宿
http://www.pherrows.com

(出典:『別冊LightningVol.196 ディア・マイ・ブーツ』

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