今も昔もスタイルを貫く老舗ショップ。「フリークス ストア」が描き続けるアメリカンカルチャーのかたちとは?

北関東は茨城県古河市の小さなインポートショップからスタートし、30余年の月日を経て、今や全国に36店舗を展開する大手セレクトショップの一角。日本を代表するセレクトショップのひとつとなった名門フリークス ストアが描き続けるアメリカンカルチャーのかたちをインタビュー!

懐古に浸ることなく、進化を続けるアメリカ文化を体現

デイトナ・インターナショナルが運営するフリークス ストアは、創業者・鹿島氏がロサンジェルスで感じたモノやコトを通じてひとりひとりが楽しく生きることを一番に考えている、そんなアメリカの豊かさを日本に届けたいという、言わばアメリカ文化への初期衝動が込められている。

そんな同店の中でもほぼ最古参に位置するクリエイティブ デザイン オフィス ディレクターの落合輝さんは、茨城県古河市で6坪ほどの小さなインポートショップとして始まった第一号店で、当初アルバイトからキャリアを開始。

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「僕が入社した’95年当時は第二次ヴィンテージブームと、いわゆる裏原と呼ばれたドメスティックブランド台頭期が重なり、さらに並行輸入の全盛期にありました。当時は代理店や日本支社がほとんどなく、各ショップが競い合うようにまだ知られざるアメリカのブランドを買い付けられた時代。この20余年の間で一番大きな変化といえば、そういった流通的な部分も欠かせないと思いますね」

1997年に原宿、2002年には渋谷と首都圏進出を果たし、今や全国に36店舗を展開する大手セレクトチェーンとなったワケだが、その根底にはやはりアメリカンカルチャーへの特別な思いが脈打っている。

「ファッションだけでなく、アメリカの文化を届けたいという思いは昔も今も変わりません。ただ、それが特定の年代やスタイルで停滞することなく、常に現在進行系へとアップデートしていきたいですし、それこそが我々らしさでもあると考えています」

2002年には、激戦区・渋谷に旗艦店を設立

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’90年より多店舗展開を始め、旗艦店でもある渋谷の大型店舗は2002年に設立された。一昨年にはリニューアルを果たし、落合氏がディレクション、そしてキュレーターも務める「OPEN STUDIO」も併設している。

愛用品は、’90年代におけるミックスカルチャーの象徴

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落合さんの愛用品を紹介しよう。ともに20年以上ご愛用という875&8160。「特にガラスレザーの8160は当時、諸先輩方が格好良く履いていて、ちょっと大人な印象の憧れ的1足。最近はあまり出番がないものの手放せないですね」

【Profile】
●落合輝(クリエイティブ デザイン オフィス ディレクター)
同社が展開するハウスやホテルといった新事業のアートディレクションとグラフィックデザインを担当しつつ、旗艦店に併設された「OPEN STUDIO」ではキュレーターとしても活躍。

創業当初から今なお継続展開する名門ブランドとのコラボアイテムたち

【グラミチ×フリークス ストア】
軽量ウェザー素材を採用したベイカータイプと、ハリとツヤのあるストレッチ素材ソロテックスがスラックスを思わせる別注モデル。ともに1万2744円。
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【グレゴリー×フリークス ストア 】
異素材切り替えながらもダークトーンで統一し、随所に見られるメタルパーツも’90年代に採用されたブラックパーツを採用。2万3760円。
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【ショット×フリークス ストア 】
ダブルとシングルのいいとこ取りで人気を博した別注企画からチンストラップと脇のアジャスターを排除したマイナーアップデートモデル。7万4520円。
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【DATA】
問い合わせ先:フリークス ストア渋谷 
TEL:03-6415-7728 
https://www.freaksstore.com

(出典:『Lightning 2019年4月号』
(ライター:千葉泰江)

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