
既存のキャンプ道具を、ミリタリーカスタムする!

ADちゃん
- 2019年10月12日
10代でバイクにハマり、キャンプツーリング用のテントからアウトドア用品の収集がスタートしたというバリスティクス代表・塚原さん。一時期はテントだけで60張も所有するなど、収集癖があると自他共に認める。そんな塚原さんの愛用品は、ミリタリー物や男らしくもこなれたカスタム品が多い。特にここ数年流行っているシートなどの張り替えカスタムは、塚原さんが第一人者といえる。

「もちろんメーカーさんが作っているものにケチをつけるつもりは毛頭ありません。自分もモノづくりをしているからこそ、生産性や価格などを考えると素晴らしいものだと思っています。ただ実際に使っていると、こうした方が自分のスタイルに合うなと思うことが多く、それならカスタムをしてしまおうと始めたのがきっかけです。それを欲しいと言ってくれる方々が増えて、商品になったという感じですね。
逆にヴィンテージのミリタリーものは基本的にカスタムしないですね。何十年も前のものなので、不満はありますが、それも楽しむものですから(笑)。ただローバーチェアに関しては、イメージはそのままに、より日本人向けのサイズ感で座りやすいように、設計から見直して再構築しました。新しくロータイプのローバーチェアも作ったのですが、その仕上がりにはとても満足しています」

塚原さんのミリタリーなキャンプ用品を拝見!
ミリタリー&アウトドアアイテムのスペシャリストである塚原氏。愛用のキャンプ道具は、ブランドの世界観そのままに男心をくすぐるものばかり。既存のキャンプ用品にアイデア満点の魅力的なカスタムを施す達人の愛用品を拝見させてもらった。
Vintage Lantern
右はアメリカ軍に納入していたコールマン製のミリタリーランタンで1958年製。左はドイツのフュアハンドランタンで1920〜’30sのもの。どちらもキャンプで愛用中だ。
VINTAGE MILITARY STOVE
左がイギリス軍のハーロックで、右がアメリカ軍のコールマン製ストーブ。どちらも当時の純正ケースが付いている。しっかりと手入れをしているので、使用可能である。
U.S. ARMY MEDICAL TABLE
野戦病院で使われていたかなり珍しいロータイプのフォールディングテーブル。本などを読むために天板の角度を変えることができるギミックもおもしろい。スチール製なので火器類を載せて使用可。
U.S. ARMY MILITARY CUTLERY
米軍で使われていたメスキットパン(フライパン兼取り分け皿)は、100年以上前の物で決して使い易くはないが雰囲気重視で使っている。
BALLISTICS MULTI COVER
カセットのガス缶やペットボトル、某車用品店のオリジナルウェットティッシュなどに巻きつけるカバー。コーデュラナイロン製。各3132円
BALLISTICS KITCHEN PAPER CASE
アウトドアフィールドでも雰囲気を壊さず、中身を守ってくれるキッチンペーパーカバー。左はアメリカサイズ向
け。右/ 5292円、左/ 6372円
BALLISTICS MEISTER SHEET
カーミットチェア用のカスタムグッズも多数展開する。シート1万6956円、サイドボックス9612円、カップホルダー3888円、ショートエクステンション8964円
他にもラインナップは豊富。ミリタリー好きならば、キャンプ用品もミリタリー仕様にカスタムしてみてはいかがだろうか?
【問い合わせ】
バリスティクス
TEL03-5766-5615
http://www.ballistics.jp
※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2019年10月号」)
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- Lightning
- CREDIT :
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撮影/古末拓也 取材/佐藤周平
バリスティクス TEL03-5766-5615 http://www.ballistics.jp
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PROFILE

Lightning / 編集者
ADちゃん
スケートカルチャーシーンでは実は名の知れた存在で、社内に隠れファンが多数いるほど。だが普段はそんな雰囲気はまったく醸し出していないため、ただの笑顔のステキなお兄さんと思われている。ミリタリーについても、モヒカン小川に並ぶ知識の持ち主
スケートカルチャーシーンでは実は名の知れた存在で、社内に隠れファンが多数いるほど。だが普段はそんな雰囲気はまったく醸し出していないため、ただの笑顔のステキなお兄さんと思われている。ミリタリーについても、モヒカン小川に並ぶ知識の持ち主