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【保存版】ホワイツブーツ WHITE’S BOOTS の定番からカスタムオーダー、コーデまで大公開!

ワシントン州スポケーンに拠点を置くホワイツは、オレゴン州にあるウエスコと並んで業界を牽引する最高峰ブランドのひとつだ。創業は南北戦争以前に遡るというから実に18世紀半ば。150余年という歴史あるブランドであり、今でも昔ながらのハンドメイド製法を守り、メイド・イン・USAで生産され続ける名門である。

まずは知りたい「ホワイツブーツ」とは?

ワークブーツの王様と称され、世界屈指の品質を誇るホワイツブーツ。その歴史は古く、18世紀半ばの南北戦争以前まで遡る。創業者のオット・ホワイト氏がアメリカ北西でロガーマン達へハンドメイドブーツを提供したのが始まり。厳選した上質なマテリアルを用い熟練の職人が丁寧に織りなす同製品は、マスプロにはない堅牢さと美しい機能美が宿り、誕生から1世紀以上たった現在では、ワーカーだけに留まらず、ファッションアイテムとしても輝き続けている。今現在も頑固なまでにハンドクラフト製法の伝統を守り続けている数少ないカンパニーだ。

特徴は厳選されたレザーのみを使用すること、アッパーレザーとインソールを縫う糸にアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を使用すること、そしてハンドクラフトによるグッドイヤーウェルト製法にある。中底とアッパー、コバの三つをすくい縫いしたあと、ウェルトにアウトソールを出し縫いするこの製法により、他社では実現できない柔軟性と快適性を生み出し、細部にわたるこだわりが外からの浸透を完璧に防御、世界最高峰と呼ばれる強度を作り出した。

しかし、これは手間やコストがかかる製法で限られた足数しか作れないため、ここまで手作業にこだわっているブランドはアメリカでもほとんどない。それでも「一人一人の顧客ニーズに柔軟に対応出来るシステムと品質を永く維持することが最も大事」という理念のもと、頑なに昔ながらの製法を守り高品質なブーツを作り続けているからこそ、ファンの心を掴んで離さない。

ホワイツブーツは、ワークブーツらしい堅牢さに加えて、フォーマルウェアにも似合う上品さを併せ持つのも人気の由縁。セミオーダーもメイド・イン・USAで作られ、ファンならずともブーツ好きには憧れの存在になっている。そんな、ホワイツブーツにはどんなモデルがあるのか、定番モデルを紹介していこう。

【ホワイツブーツの定番モデル①】10” SMOKE JUMPER スモークジャンパー

10” SMOKE JUMPER

創業以来、製造の根源を変えることなく生産され続けるホワイツの代表モデル。“森林消防パラシュート降下部隊員” 用に開発されたスモークジャンパーは、ブランドの顔役的な存在。「森林火災の消火にあたる消防隊員が飛行機から降下して現場に赴く」様からスモークジャンパーという名に。過酷な労働条件の中で働くワーカーたちの足元をしっかりとサポートする独自設計のアーチ・イース構造が特徴的だ。ヘビーデューティな作りはまさに一生モノだ! オイルレザーに#100ソール搭載で強度はもちろん耐火性にも優れるため、現役消防士やワーカーたちの愛用者も多い。

10インチスモークジャンパーのディテールをチェック!

脂分を含んだオイルレザーは頑丈だがしなやかで足の馴染みもいい。

ソールはワークブーツの定番ビブラム#100の耐火・耐油の上級モデル。高いグリップ力を持ちながら柔らかいので動きやすい。

ハトメはブラス製。細かい部分の縫製まで美しい。

ハンドクラフトによるグッドイヤーウエルト製法で防水性も抜群。かつ他にはない柔軟性と快適性を生み出す。

森林消防パラシュート降下部隊員が愛用するスモークジャンパーには、NFPA(米国防火協会)の厳しい基準をクリアした証の、認証タグが付けられている。

くたびれた革の表情から、森林消防パラシュート降下部隊員の過酷さが分かる。

森林消防パラシュート降下部隊員が愛用するモデルは、NFPA(米国防火協会)が認める耐火性能の基準を満たした認証タグが付けられており、それはリビルド(修理)時の保証書ともなる。ちなみに同モデルは、安全靴でありながらトゥ部分に鉄板が施されていない。それは、高温の場所で足元の火傷を防ぐためなのだとか。

▼日本の消防士もスモークジャンパーがお気に入り!

現役消防士もホワイツブーツのスモークジャンパーを愛用中。

現役消防士もホワイツブーツのスモークジャンパーを愛用中。

2020年08月01日

【ホワイツブーツの定番モデル②】6” SMOKE JUMPER スモークジャンパー

もう少しボリュームを落としたい。そんな要望にもピッタリなブラック。クロムエクセルレザーでよりドレッシーに。10万2300円

100年を優に超える歴史において、製法の根源を変えることなく生産され続けるブランドの看板モデル、スモークジャンパー。そこにオックスフォードに見られるつま先の反り、ドレス感を醸し出すスタンダードなレースアップ、足長効果が期待できる1/4ヒールアップを加え、ゴツさだけではない新たな魅力を引き出したモデル。

厚みもありながら油分も豊富に含み、自然なムラや表情がわかるホーウィン社のブリティッシュタンレザーを使用。10万2300円

6インチスモークジャンパーのディテールをチェック!

シャフトからこのヒールにかけての曲線が足首にフィット。ドレッシーなビブラム#269ソールとの相性も抜群で造形的にも美しい。

足を出し入れする履き口には、レザーを二重に縫い付けて強度をアップさせている。見えない部分にも細かなこだわりが満載。

【ホワイツブーツの定番モデル③】SEMI-DRESS SDL セミドレス

SEMI-DRESS SDL

タウンユースメインという人に人気が高いのがドレスシューズのような上品さを醸し出す「セミドレス」。専用のセミドレスレザーを使用したシャープなプレーントゥスタイルは、幅広いシーンで活躍してくれるはず。ソールはスマートながら高いグリップ力を誇るビブラム#700。履きやすい5インチハイトだ。

【ホワイツブーツの定番モデル④】12” NOMAD ノマド(エンジニアブーツ)

12” NOMAD

ハイクオリティなハンドソーン製法のエンジニアブーツが欲しいという長年のリクエストに応える形で、2013年から生産がスタートした「ノマド」。フルグレインのオイルドレザーを使用し、ホワイツ特有の“アーチイーズ(土踏まずの膨らみ)”も採用されているので、高いフィット感が得られる。ビブラム#700を採用。

【ホワイツブーツの定番モデル⑤】8” ORIGINAL PACKER オリジナル パッカー

8” ORIGINAL PACKER

耐久性と快適さを求める、メカニックや建設労働者、牧場のワーカーたちに支持されたオリジナルパッカー。ホワイツのなかでも最もアーチが高いラストを使用することで、ヒールが高く、トゥがシャープという、ワークブーツらしからぬスマートな雰囲気に仕上がっている。ソールはビブラム#430。

【ホワイツブーツの定番モデル⑥】NORTHWEST OXFORD ノースウエスト オックスフォード

アッパーにはレザーを裏返して、起毛面を表にしたラフアウトレザーを使用。主張しすぎないデザートサンドカラーも◎。9万1850円

アッパーはスモークジャンパーに似たデザインながら、ソールは一般的にトラクションソールを組み合わせることが多く、ボリュームあるルックスが足元にインパクトを与えてくれる。他のモデルに比べ、土踏まずの盛り上がりであるアーチイーズは控えめで、ほぼフラットな履き心地になっている。扁平足気味の人やホワイツの入門モデルとして人気。「ノースウエスト」もともとはラストの名前で、日本では独立したモデル名となっており、オックスフォードのほか同じラストを使った6インチブーツもある。

ラフアウトレザーは繊維密度の高い表面が内側にあり、 傷つきにくく止水性も高い。 こちらは王道のレッドドッグカラー。9万1850円

ノースウエスト オックスフォードのディテールをチェック!

ソールとアッパーの縫い付けはダブルステッチで、ウェルト(コバ)の張り出しも大きい。するとよりカジュアルな印象に仕上がる。

脱ぎ履きのし易さが向上し、高級感も増すトリプルステッチのレザーライニング。薄く、しなやかながらしっかりとした剛性がある。

【ホワイツブーツの定番モデル⑦】OXFORD オックスフォード

OXFORD

本国のホワイツのラインナップにはなく、日本限定モデルとなっているがアメリカの工場で生産。現代のカジュアルシーンに使いやすいシンプルなモデルといえよう。一般的にオックスフォードと呼ばれる短靴の比べ、履き口のカットが深くなっており、ブーツらしさも感じられるフィット感になっている。

2018年から展開を開始したニューモデルにも注目! FOREMAN(フォアマン)ってどんなブーツ?

クッション性はもちろんのこと、 波型のパターンを並べたトラクションソールを採用しているので幅広いシーンで活躍。7万4800円

より多くのワーカーに向け、既存のホワイツのヘリテージラインナップよりも優れたクッション性、軽さを追求、現代技術を注ぎ込んで2年前より展開を開始したプロダクト。アーチイーズが低くつま先にボリューム感のあるゆったりとした設計になっており、既存の製品とはコンセプトが大きく異なったモデルとして人気を博している。

アッパーには長期間使い込んだような質感で、ヴィンテージ加工を施したようなルックスのディストレストレザーを使用。7万4800円

フォアマンのディテールをチェック!

アッパーはクランプダウンした後にステッチダウンでボトムに縫い付け。もちろんつり込みも全て手作業でフィット感、ホールド性は健在。

通気性とクッション性に優れたオーソライト製のインソールを採用。さらにアウトソールもクッション性に優れたビブラムクリスティーソールで機能性は抜群。

ホワイツブーツのカスタムオーダーの魅力とは?

一生履くことの出来るブーツとも称される「ホワイツブーツ」。その真骨頂といえるのが、レザーやソール、金具にハイトを自分好みにアレンジできる“カスタムオーダー” だ。カスタムといえど本国アメリカで作られ、自分だけの一足を作ることが可能です。一度は憧れる、ホワイツのカスタム。「スタンプタウン」銀座店、渋谷店で受け付けているのでぜひ挑戦してみてほしい。

▼詳しくはこちら

一生モノの“ホワイツブーツ”は、カスタムオーダーで買う!

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2018年11月13日

メイド・イン・USAにこだわるホワイツブーツに、ジャパンメイドのブーツ登場!

これまで本国アメリカでの生産にこだわってきたホワイツが、なんとジャパンメイドのブーツを誕生させた。その舞台裏にはひとりの日本人の靴職人の存在があった。ホワイツの「ハンドソーンウェルテッド製法」と呼ばれる伝統的な製法と日本人による「工夫」が合いまって誕生した「100 WHITE’S BOOTS MFG.」。これは見逃せない!

▼詳しくはこちら

一人の日本人職人によって作られる、ホワイツの“ジャパンメイド”ブーツ「100 WHITE’S BOOTS MFG.」登場!

一人の日本人職人によって作られる、ホワイツの“ジャパンメイド”ブーツ「100 WHITE’S BOOTS MFG.」登場!

2019年10月30日

ホワイツブーツが主役&脇役の、お洒落なコーディネイトをチェック!

さて、ホワイツの定番とカスタムオーダーについて触れてきましたが、実際にどんなファッションに合わせられるのか、どんなコーディネイトがカッコよく決まるのか気になるところ。特にオーダーでホワイツブーツを手に入れた方々のこだわりのコーデは気になりますよね? カスタムの参考に、コーディネイトの参考にしてみてください!

「ONE-HAND FURNITURE」代表 杉山光明さん

SMOKE JUMPERスモークジャンパー

歴史のあるブランドだけに、ヴィンテージスタイルともぴったりとハマるのがホワイツの強み。長い年月、そのスタイルを変えることなく作り続けているので、クラシカルなウエアとの相性も抜群。

「ろーぐす」店長 中村亮太さん

SEMI-DRESSセミドレス

全身インディゴのコーディネイトの足元に経年変化も美しいセミドレスをチョイス。しっかりと手入れがされているので、インディゴスタイルのアクセントとして輝いている。おしゃれは足元からという言葉はウソではない。

Writer 板倉環さん

RETRO OXFORDオックスフォード

長い歴史を持つレトロオックスフォード。アッパーにフレンチカーフを選んだことで、よりヴィンテージ感が際立っている。柔らかく馴染みの良い革とフットベッドのフィット感は抜群だそう。「自分の足型に合わせた極上の履き心地を味わっています」

▼もっとたくさんコーディネイトを見たい方はこちら!

カスタムオーダーのホワイツブーツ WHITE’S BOOTS、どうコーディネイトする?

カスタムオーダーのホワイツブーツ WHITE’S BOOTS、どうコーディネイトする?

2019年04月25日

ホワイツブーツのお手入れ方法は?

上質な革を使ったホワイツブーツ。経年変化を楽しみたいからといって何もしないのはまずい。例えば日本限定モデルであるオックスフォードはホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用し、上品さと無骨さを両立させた一足。何もしないのではなく、過保護にメンテし過ぎない程度のお手入れが上手な育て方だ。

用意するのは馬毛ブラシ、サフィールのユニバーサルレザーローション、スポンジ、ウェス。これだけあればたいていのブーツもお手入れ可能。ブラッシングした後、丁寧に薄くローションを伸ばしていき、余分なものはふき取る。そして保管も大事! 風通しのいい場所で直射日光を避けて保管しよう。

詳しくは下記記事を参考に、年に1、2度を目安に行うといいだろう。

「スタンプタウン」直伝!「WHITE’S BOOTS ホワイツブーツ」のお手入れ術と保管のポイント。

「スタンプタウン」直伝!「WHITE’S BOOTS ホワイツブーツ」のお手入れ術と保管のポイント。

2020年02月28日

ホワイツブーツの取り扱い店舗はどこにある?

渋谷店

ホワイツを始めとする様々なブーツ銘柄の定番モデルや別注モデルの展示販売を行うョップがスタンプタウンだ。2014年にオープンしたスタンプタウン渋谷店を皮切りに、現在はスタンプタウン銀座店も構えるブーツ専門店。もちろんホワイツのカスタムオーダーにもしっかり対応。この場所でベースモデルとなるブーツを見ながら、革選びやディテールの選定など、細部にまで徹底したこだわりを注いだ“自分だけの1足”を手に入れることが可能なのだ。

銀座店

また特筆すべきは、店内に隣接するリクラフティングルーム(修理工房)の存在。ここで熟練のリクラフターが、持ち込まれる様々なブーツ銘柄のソール交換やステッチ補修といった各種リペア、メインテナンスに対応している。もちろんここで購入したブーツ以外でもリクラフティングの注文には柔軟に答えてくれる。だから愛用するブーツたちを安心して預けることができるのだ。そしてホワイツが公認する唯一のショップだけに、純正パーツを使い対応してくれる点も魅力だ。

さらにブーツに造詣の深い経験豊かなスタッフが常駐しているので、ブーツに対する悩みや相談、商品解説まで、的確なアドバイスをしてくれるのが嬉しい。

【DATA】
スタンプタウン銀座店
東京都中央区銀座2-3-7 3F
TEL 03-3561-6788
営業/11:00~21:00
休み/無休

スタンプタウン渋谷店
東京都渋谷区神南1-11-5 2F
TEL03-3477-0658
営業/11:00〜21:00
休み/無休
http://www.stumptownjapan.com

そのほか取り扱い店舗は公式HPでご確認ください。

(出典/「別冊Lightning vol.190 ブーツの教科書」「Lightning2019年12月号」「Lightning 2020年5月号 Vol.313」)

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ADちゃん

Lightning / 編集者

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スケートカルチャーシーンでは実は名の知れた存在で、社内に隠れファンが多数いるほど。だが普段はそんな雰囲気はまったく醸し出していないため、ただの笑顔のステキなお兄さんと思われている。ミリタリーについても、モヒカン小川に並ぶ知識の持ち主

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