
「TOTONOE」のキャリーボードは、屋外でメモをとる機会のある人にうってつけ。

めぐミルク
- 2019年12月31日
小社発刊のムック『趣味の文具箱』の編集部から離れてそろそろ10年くらいだろうか。万年筆やノートなどの文房具を扱ったムック本で、毎日のように新作のステーショナリーをチェックし、時間があればいろいろな文具店を訪れ、面白いモノがないかと物色していた。今は当時ほど文具店に行くことはなくなったが、たまに発作を起こすように、無性に文房具を物色したくなる。ほとんど病気だな。
さて今回も見事に発作が起こり、ウワサで聞いていた東京・表参道にある文房具カフェを訪れてみた。正直「カフェ」と聞いていたのであまり期待はしていなかったのけれど、いわゆる文房具店で扱っているラインナップではなく、デザインと機能性を併せ持った今どきのデザインステーショナリーのセレクトショップだった。
TOTONOEのキャリーボード

見ていてどれも面白く、欲しいモノがたくさん見つかったのだが、その中でも特に私の心を射貫いたのがTOTONOEのキャリーボード。たまに街でアンケートを書いてもらっている風景を目にするが、そのアンケート用紙をはさんでいるボードをもっとおしゃれにしたのがコレ。


革のような質感のビニール素材に張りのある紙を組み合わせたデザイン。クリップがないから見た目も使用感もスマートなのもいい。DIY連載の撮影のとき、手順を追いながらメモをするため、立ったまま書き込めるこのボードがかなり活躍している。しかも、裏面にポケットを装備するという気の利いた仕様もポイントが高い。私の編集七つ道具のひとつに認定しちゃいました。

外でメモをとることのある人がこの世の中で編集者以外にどんな職業があるのかわかりませんが、そんなお仕事や研究などしている方におすすめです。
【問い合わせ】
コクヨMVP
http://www.totonoe-tottori.com
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning 2019年月6号」)
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PROFILE

Lightning / 編集者
めぐミルク
編集部のマドンナ。会社イチのミニマムボディでありながら、その笑い声は会社中にとどろくパワフル女子。文具、カメラの専門誌、旅雑誌などを経て、現在はハンバーガー担当。キャプション書きが異様に早い。ニックネームは某牛乳から
編集部のマドンナ。会社イチのミニマムボディでありながら、その笑い声は会社中にとどろくパワフル女子。文具、カメラの専門誌、旅雑誌などを経て、現在はハンバーガー担当。キャプション書きが異様に早い。ニックネームは某牛乳から