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男を”アゲる”ダイバーズウォッチ、ロレックス「サブマリーナー」ってどんな時計?

今となっては完全にファッションとしての地位を確立している「ダイバーズウォッチ」。防水ケースに潜水時間を測定するためのベゼルがついた、その至極シンプルな見た目が最大の魅力だ。

そんなダイバーズウォッチの最高峰といえばご存知、ロレックス「サブマリーナー」。名だたる世界のトップスターたちも愛用してきた名作のひとつとして知られる。今回はそんなサブマリーナーの歴史から価格、愛好家たちの声まで、徹底的にご紹介!

ダイバーズウォッチの最高峰「サブマリーナー」の歴史を振り返る。

ダイバーズウォッチの歴史は、世界初の完全防水・防塵ケース「オイスターケース」を開発した英国のオイスター社を、ロレックス社が買収した1926年に遡る。当時の時計といえばドレスウォッチが主流で、時計を目的別に作るという発想は皆無だった。

しかし、第二次世界大戦後にアメリカ国内で起きた探検ブームによって、時計もウエア同様、過酷な環境下に耐え得る機能性が求められるようになった。そこでロレックスは、よりプロフェッショナルなモデルの開発を進め、’53年にエクスプローラーを正式発表。同年、潜水=ダイバーズモデルであるサブマリーナーも開発し、’54年に正式発表された。

ここから始まった、初代モデル「1954 Ref.6204」

今も開催されている時計見本市「バーゼルフェア」にて、1954年にロレックスが発表したサブマリーナーの1stモデルが、このRef.6204。100メートル防水で、ムーブメントはセミバブルバックのCal.A260を搭載。

様々な変化を見せる第2世代

1955 Ref.6205

サブマリーナーの2ndモデル。ムーブメントはセミバブルバックのCal.A260またはその後継Cal.A296を搭載。15分まで1分刻みの目盛り入りベゼルはこのモデルの後期型から採用されたといわれている。

1955 Ref.6536

サブマリーナーの第2世代の中で、Ref.6538に対する廉価モデルという位置付けだったのがこのRef.6536。ムーブメントはCal.A260から名機といわれるCal.1030に変更された。100メートル防水仕様。

1958 Ref.5510

’58年に登場して’60年には姿を消した短命モデルRef.5510。基本的にはRef.6538を継承しているが、ムーブメントはノンクロノメーターのCal.1530を搭載する。稀にクロノメーターのCal.1560搭載モデルもある。

1959 Ref.5508

1959年にはサブマリーナーに初めてリューズガードが装備された。こちらのRef.5508は100メートル防水仕様で、’58年に廉価版が登場して以来、継続販売された。

1963 Ref.5513

Ref.5512がクロノメーター仕様ムーブメントCal.1560に変更され、その廉価版としてノンクロノメーター仕様のRef.5513がRef.5508の後継として登場。当初はCal.1530で、’64年には19800振動のCal.1520に変更された。Ref.5513のMMダイアルは超希少で、その価値は計り知れない。

“赤サブ”初期モデル 「1967 Ref.1680」

サブマリーナーの歴史上、初めて日付が装備された。クロノメーター仕様のCal.1570を搭載し、当時は史上最高峰のサブマリーナーであることを強調するため、モデル名を赤文字にして最上段に表記したのではないだろうか? ダイアルはマークⅠ〜Ⅵまで細分化され、マークⅡダイアルのみ写真のようにブラウン化する個体もある。

赤サブが“白サブ”になった「1970 Ref.1680」

赤サブと同じ仕様で、異なるのはダイアルのサブマリーナー表記が白いことのみ。そのためファンの間では“白サブ”と呼ばれている。今日まで続くサブマリーナーデイトのルーツであり、無駄を省きながら最高峰の機能を持ったダイバーズウォッチといえる。

どれぐらい高い?「サブマリーナー」の価格をチェック!

アンティーク好きだけでなく、一部では投資対象としても注目されるヴィンテージウォッチ。その価値は高騰を続け、30年前と現在とでは価格は大きく異なる。手持ちではまったく歯が立たないのか、手が届く値段なのか、ヴィンテージウォッチの人気店でその実態を調査した。

「1959 Ref.5508」258万円

「1959 Ref.5508」258万円(グッドウォッチ 03-5942-7816)

こちらは’59年製のRef.5508。雰囲気抜群でケースもダイアルもオリジナルだが、針とベゼルインサートだけ後年のものに変更している。

1966 Ref.5513 498万円

1966 Ref.5513 498万円(グッドウォッチ 03-5942-7816)

’66年製Ref.5513ミラーダイアルのフルオリジナル品。極上のコンディションを保つ逸品。

「Ref.5513」428万円

「Ref.5513」428万円(スイートロード  044-544-8177)

ここ数年でエイジングダイアルの象徴となったブラウンチェンジのロレックス・サブマリーナーRef.5513。後年とは異なるゴールドに近いプリントも醍醐味のひとつである。

「Ref.1680」338万円

「Ref.1680」338万円(ジャックロード 03-3386-9399)

通称”赤サブ”のネーミングでお馴染みのロレックス・サブマリーナーRef.1680。その中でもレアな防水表記が200メートルから始まるマーク3までのメーターファースト。

ロレックス以外にも!?「TUDOR(チューダー)」にも”サブマリーナー”はある!

ロレックスのディフュージョンブランド(普及ブランド)として誕生した歴史を持つ「TUDOR(チューダー)」。ロレックスとパーツを共有したモデルが多いが、’90年代以降独自のパーツが多くなり、近年は全く別のブランドとして地位を確立している。

本家が復刻させ、人気が上がっている通称”イカサブ”やスノーフレークと呼ばれるユニークな針が際立つチューダー・サブマリーナー。針と文字盤がバランスよく焼けている。96万8000円(ジャックロード 03-3386-9399)

ロレックスにはないカラーリングやサイジングが人気のチューダー・サブマリーナー。ボーイズサイズで、人気の青文字盤、シルバーのベゼルという組み合わせが◎。ブレスレットも純正が付属している。34万8000円(ジャックロード 03-3386-9399)

日本では”タコサブ”、海外では”ロリポップ”と呼ばれてる針が個性的なチューダー・サブマリーナーのRef.76100。コンディションがよく、この年代らしい意匠が詰まったグッドデザインである。1984年製。88万円(スイートロード 044-544-8177)

「サブマリーナー」ラバーの愛機をチェック!

数ある時計ブランドの中でなぜロレックスなのか、そしてなぜ「サブマリーナー」なのか。いくら資産価値が高まってきたとて、なぜわざわざそんな高い時計を買う必要があるのか。そんな疑問が浮かぶ方も多いのでは? ということで、実際に着用し愛用しているサブマリーナー・ラバーたち3人にその魅力を伺った。

1.「ギャラリー1950 キュレイター」北 修三さん×1970s ROLEX SUBMARINER Ref.1680

北さんがヴィンテージロレックスに興味を持ったのは’80年代とかなり早い。その頃はまだまだスポーツモデルが安く手に入り、当時はヴィンテージファニチャーのバイヤーとして頻繫に渡米していた北さんは、アメリカでも手に入れる機会が多かったとか。数本のヴィンテージロレックスを持っているが、一番着用頻度が高いのが、通称”赤サブ"と呼ばれるデイト付きサブマリーナーのファースト・ジェネレーションだ。

「ゴローズを着けている。周りの友達がこぞって、ロレックスのスポーツモデルを愛用していたので、自分も欲しいなと自然に思うようになったんだよね。今はとんでもない値段になっているけど、興味を持ち始めた’80年代はまだまだ安くて。初めて買ったのが、これと同じ赤サブだった。アメリカで18万くらいだったと思う。今考えるとびっくりするくらいの値段だよね。当時はリダンもないし、コンディションは別にして間違いなくオリジナルだったと思う。ひとつ買うと、もっとレアなやつが欲しくなるでしょ。それでいろいろと買い替えた結果、このカルティエダブルネームの赤サブにアップデートできた。普段の仕事でも気兼ねなく着けられるのが魅力かな。作りはタフだし、防水時計だからそのまま手を洗っても問題なし。これで金無垢のデイトナだとそうはいかないでしょ(笑)。プラスティック製の風防だから、家具を頻繫に運ぶこともあり、傷があるけど、交換すればいいし、これも味かなと思える。これからもずっと愛用していくつもりです」

愛用しているのは……1970s ROLEX SUBMARINER Ref.1680

カルティエとのダブルネームが入ったレアな赤サブ。ダブルネームは、カルティエで販売したロレックスだけにプリントされており、マニア垂涎の仕様。

サブマリーナーのRef.1680は、デイト付きの仕様として、1960年代後半にリリースされた。文字盤のデザインがマーク1~マーク6まで分類されていて、3まではメーターファースト表記。この北さんの個体はマーク4ダイヤルで1970年代前半のもの。Cal.1570を搭載する。

ゴローズのレザーブレスとロレックス・サブマリーナーの相性は抜群である。

2.「kokoro」オーナー・伊勢 真さん×ROLEX SUBMARINER

「正直なところ、僕自身、周りほど、そこまでロレックス自体に興味があったわけではないんです。もちろん、定番モデル名のぐらいの知識はありましたが、欲しくてたまらない、みたいな憧れもなかったんですよね。そうこうしているうちにスポーツモデル全般の価格が高騰し、いよいよ現実味がなくなるぞって時に出会ってしまったのが、このサブマリーナーです」

東京・吉祥寺でヴィンテージショップを営む伊勢さん。愛機であるサブマリーナーを手にしたのは、1年ほど前。友人の間柄でもあり、同じ吉祥寺でショップを構える江口洋品店・江口時計店で購入したのだという。このサブマリーナー、1993年製で、褪色ベゼルが大きな特徴。のちのマイナーチェンジによって変色しないベゼルへと仕様変更されたため、この時代のサブマリーナーを探しているファンは多いはず。また、ロレックスのラインナップを見てもデイト機能を標準装備するモデルが多いなか、あえてノンデイトを継承したデザインも高い評価を得ている。

「サブマリーナーを選んだのは、偶発的な出会いだったこともありますが、単純に、海が好きだからという理由です。これまで、30歳までにハーレーを、漠然と40歳までにロレックスかなぁとやんわり思っていたので、フェイスデザインもシンプルで、40歳の節目を迎える年齢的にも、モデル的にも、手にして良かったと思える1本。いずれは、ハーレーもロレックスも自分の息子に譲ることを考えています。まだまだ先の話ですが、それまで、僕が大切に使っておこうと思っています」

愛用しているのは……ROLEX SUBMARINER

オールドと呼ばれる1993年製の個体にしてはコンディションも良好で、文字盤の色焼けこそないものの、ベゼルは見る角度によってはほのかにグレーがかった均一な色に褪色し、雰囲気良しのサブマリーナー。

ロレックスの象徴でもある王冠マーク入りのリューズと刻印が施されていない無地の裏蓋。ずっしりとした高級感に溢れる厚みも良し。

アメリカンカジュアルファッションにもぴったりだ。

3.「LONGBRANCH」代表・森田 洋司さん×1985 ROLEX SUBMARINER

ネイティブアメリカンのアーティストから直接買い付けた本物のネイティブアメリカンジュエリーを扱う「ロングブランチ」(東京・広尾)代表の森田さん。アメリカンカルチャーが好きで渋カジ以前の’90年代前半から渋谷の人気店で働くなど、ファッションやギアにも精通する。

「自分が洋服屋で働き始めた頃って、洋服と合わせる時計としてロレックスには憧れがありましたね。ただ当時はお金もなかったので、当時の店長がしていたチュティマのクロノグラフを安く譲ってもらってしていました。数は所有していませんが、ほかにもエクスプローラーのボーイズサイズも愛用していました」

そんな森田さんが愛用するのはサブマリーナー。2005年に亡くなった義父から形見で譲り受けたもの。旅行やギャンブルが好きな人で、よく奥さんや子供を放ったからして世界中を飛び回っていたんです。1985年にトルコのイスタンブールに遊びに行った時に、ホテルのカジノで大勝ちして。その記念にって買ってきたモノで、親父さんが亡くなった時に譲り受けました。それまでにも結婚記念で親父さんからいただいたロレックス・デイトジャストをしていたんですけど、風防も割れてしまっているし、こちらばかりしていますね。基本的に毎日しています。昔ほどファッションにもこだわらなくなりましたし、サブマリーナーだったら少しドレスアップした時も違和感なくつけられるので気に入っています。逆にこれを手に入れてからは他の時計のことを考えなくなりましたね」

愛用しているのは……1985 ROLEX SUBMARINER

14年間ほぼ毎日使用しているので、バンドのピンが折れたこともあるというこちらのサブマリーナ。

バンドの交換も検討したが、社外品のバンドだと王冠マークがついていないので、知り合いを通じてピンだけを入手して交換のだそう。

 

いかがでしたか? 数多くの著名人に愛されてきた「サブマリーナー」の魅力は、その歴史と愛用する人たちの声からひしひしと伝わってくる。ロレックスには他にも人気モデルがあるが、サブマリーナーこそ男の中の男に相応しい時計。価値が高騰し、ますます手に入りづらくなっている今こそ”買い”だ。

今回協力していただいたショップはこちら!

1.Good Watch(グッドウォッチ)
東京都中野区中野5-52-15-340 中野ブロードウェイ3F
TEL03-5942-7816

 

2.JACK ROAD(ジャックロード)
東京都中野区中野5-52-15 ブロードウェイ3F
TEL03-3386-9399

3.SWEETROAD(スイートロード)
神奈川県川崎市幸区南幸町2-21 1F
TEL044-544-8177

 

(出典:「別冊Lightning Dear my Watch ディア・マイ・ウォッチ」「Lightning 2019年8月号 Vol.304」「別冊Lightning ヴィンテージウォッチの教科書」「Lightning Archives ROLEX」)

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PROFILE

ランボルギーニ三浦

Lightning / 編集者

ランボルギーニ三浦

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightningに。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車

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