BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

軍用車から始まるジープの歴代モデルと、知られざる7本グリル秘話。

戦争中に開発されたMB誕生から77年を経過した今でも、Jeep®はその基本コンセプトや縦スリットグリルを脈々と受け継いできた。そこで歴代モデルを並べてみるとともに、そのアイデンティティとも言える7本グリルについての秘話を紹介しよう。

【1940~2017年】ジープの歴代モデルを辿る。

1940 Willys Prototype”QUAD”(ウィリス プロトタイプ“クワッド”)

軍の要請によってバンタム、フォードとともにプロトタイプ製造を依頼されたウィリスは、プロトタイプ「クワッド」を発表。5台が製造された。

1941 Willys MA(ウィリスMA)

2回目のプロトタイプ製造でウィリスが製造したのが、Jeepの原型となったWillys MAだ。実際に1500台以上が製造され、ヨーロッパ戦線に投入された。

1943 Willys MB(ウィリスMB)

3社のプロトタイプをテストした軍によって正式採用され、本格的に製造したのが、このWillys MBだ。’42年〜’45年の間に36万台以上が製造された。

1945 Jeep CJ-2A(ジープCJ-2A)|CJシリーズ

戦後、JeepはCJシリーズとして民間向けに発売を開始する。初の本格的市販モデルCJ-2Aは、長く続く民間向けJeepの基礎となったモデルだ。

1950 Jeep M-38(ジープM-38)

一方でCJ-3AをベースにMBの後継モデルM38が製造され、軍に採用された。社内での呼称はMBの後継であるWillys MC。朝鮮戦争などで活躍した。

1953 Jeep CJ-3B(ジープCJ-3B)|CJシリーズ

CJ-3Aの改良モデルとして’53年に登場したCJ-3Bは、大きい新エンジン搭載のため、フロントフードが上下方向に延長されているのが特徴だ。

▼こんな軍用車にリアルに乗っている人たちにも注目! 三菱製Jeepも登場!

趣味人? 変人? だから何? ド迫力の“軍用車両”を個人所有する遊び!

趣味人? 変人? だから何? ド迫力の“軍用車両”を個人所有する遊び!

2019年01月29日

1973 Jeep CJ-5(ジープCJ-5)|CJシリーズ

CJ-3Bの後継モデルとして’54年に登場するCJ-5は、ウイリス時代からカイザー時代にまたがって30年にも渡って製造されたベストセラーモデルだ。

1979 Jeep CJ-7(ジープCJ-7)|CJシリーズ

舗装路での直進安定性を求めて、ホイールベースを10インチ延長し、’76年に登場したCJ-7は、途中CJ-5と併売され’86年まで製造された。

1988 Jeep Wrangler Sahara(ジープ ラングラー サハラ)|初代YJ型

CJシリーズの後継モデルとしてAMC時代の’87年に登場したYJ型の初代ラングラー。四角いヘッドライトを持つが、7スロットグリルは健在だ。

1997 Jeep Wrangler(ジープ ラングラー)|2代目TJ型

’97年に登場した2代目のTJ型ラングラーは、再び丸目二灯ヘッドライトに戻ったが、足回りはリーフからコイルスプリングに大きく進化している。

2017 Jeep Wrangler(ジープ ラングラー)|3代目JK型

’07年に登場した3代目のJK型ラングラーは、TJモデルに比べてボディが拡幅され、標準ホイールベースの他に、ホイールベースを約50㎝延長し4ドア化したアンリミテッドがラインナップに加わった。

2018 Jeep Wrangler(ジープ)ラングラー|4代目JL型

その後現行モデルである、4代目JL型は2018年に登場。写真の2019年に日本市場にも投入されたルビコンは、ラングラー・アンリミテッドをベースに過酷なオフロードを走破するためのさまざまな装備を追加した最強のJeepだ。

知られざる7本グリル“セブンスロットグリル”の秘話とは?

誕生から80年近く経った現在でもJeep®のアイデンティティとなっている縦7本のラジエターグリルだが、このデザインになった理由にはちゃんと理由がある。

そもそも戦時中に大量生産される兵器は、製造工程がシンプルで、強度があり、さらに部品点数が少ないというのが大切な条件となる。ラジエターグリルの両脇にヘッドライトを配置したプレス板による縦スリットという、おなじみフロントフェイスの意匠は、実はウィリスではなく、フォードの試作車のデザインだったというのはあまり知られていない事実。

【1944 Willys MB】フォードの試作車から受け継がれた9本グリル

ウィリス社製造分は、当初プレスではなくパイプ格子グリルでヘッドライトはボディから飛び出していたのだ。両社が持ち寄った試作車をテストした軍によって、基本設計はウィリスの案が採用されたが、フロントフェイスのデザインは製造工程がシンプルなフォードの案が採用され、互換性のためにスペックが統一されたのだ。

【1951 Jeep CJ-3A】9本から7本に変更されたCJ型

ちなみに戦後製造されたCJ型のスリット数はMB型の9本から7本に変更された。これは、ヘッドライトが大きくなったという要因もあったが、実は戦後ウィリスが自社のデザインとしてグリルデザインを意匠登録するために、スリットの数を変更する必要があったというのが真実のようだ。

その証拠にフォードが後にGPWの後継モデルとして製造したM151は、意匠登録の壁に阻まれ、横スロットのグリルが使用されている。

【1961 FORD M151】横スリットにはそんな理由が……

現在でもJeep®のアイデンティティとなっている“Seven Slot Grill(セブンスロットグリル)” 誕生には、こんな裏話が存在したのだ。

(出典/「別冊Lightning Vol.164 オールドアメリカンカルチャー」)

SHARE

PROFILE

モヒカン小川

Lightning / 編集者

モヒカン小川

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい

モヒカン小川の記事一覧

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい

モヒカン小川の記事一覧

No more pages to load