
アメリカ車の主要メーカーと人気車種ランキング【厳選15】

Lightning 編集部
- 2021年01月06日
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アメリカ車と一括りに言うけれど、一般的に人気車種として知られている「ピックアップトラック」「SUV」などを筆頭に、「マッスルカー」「バン」「セダン」などその種類はさまざまだ。これまでアメリカンカルチャーを長年特集してきたLightning本誌で、特に人気のある車種として取り上げてきたクルマを紹介しよう。
まず押さえておきたい、アメリカ車の主要メーカー。
アメリカ車の代表的なメーカーとして挙げられるのがビッグスリーと呼ばれるメーカー「GM」「クライスラー」「フォード」だ。この3社だけで、ほとんどアメリカ市場を独占してきた。主な特徴は下記の通り。
GM(ジェネラルモータース)
1904年にビュイックの経営を任されたウィリアム・C・デュラントにより、1908年に持株会社ジェネラル・モーターズを組織。1908年にオールズモビル、翌1909年にはキャディラック、オークランド(後のポンティアック)、リライアンス(後のGMCの一部)、カーターカーなどを次々と買収した。
一時GMを離れたデュラントは1911年にシボレー創設に関わると、1916年にGMの株式を買い戻し復帰を果たし、シボレーもGMの一部として買収。現在のGMの形がほぼ出来上がった。近年では経営破綻を境にブランドの集約が行われ、現在GMのブランドは「キャデラック」「ビュイック」「シボレー」「GMC」の4ブランドとなり、日本では「キャデラック」「シボレー」のみ展開されている。
FORD(フォード)
現在のフォードは、1903年にヘンリー・フォードが設立した自動車会社に始まる。1922年にリンカーンを買収し、自社の高級車ブランドとした他、1938年にはマーキュリー、1958年にエドセルと自社内ブランドを立ち上げている。ちなみにビッグスリーのうちフォードだけが創業者一族が現在も株主となっていることで知られる。
現行ブランドは「フォード」「リンカーン」の2ブランド。日本からは2016年に撤退しているため、入手には並行輸入などの手が取られる。
CHRYSLER(クライスラー)
クライスラーは、1925年にウォルター・クライスラーがチャーマーズ、マックスウェル両社を合併して自社の自動車を販売する会社として設立された。1929年にはダッジ・ブラザーズを買収している。1987年には、フランス・ルノー傘下だったアメリカンモーターズ(AMC)を買収し、同社傘下だったジープを手中に収めることとなる。
現在所有しているブランドは「クライスラー」「ジープ」「ダッジ」「ラム」の4ブランド。そのうち日本でも展開しているのは「ジープ」のみ。GM同様に、2010年には経営破綻しているが、それ以前の度重なる経営危機を乗り越えるうちに、創業直後に設立されたプリムス、デソート、そしてインペリアル、イーグルも姿を消している。
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それではここからは、アメリカ車の人気車種を紹介していく。
【人気車種①】「JEEP(ジープ)」のラングラー|クライスラー
軍用車からスタートしたジープだが、現在「チェロキー」「レネゲード」「コンパス」などさまざまなブランドを販売している。なかでも2007年に登場し、2017年まで販売された3代目JK型によって多くのユーザーを取り込んだのが圧倒的な人気を誇る「Wrangler(ラングラー)」だ。2018年に登場した現行の4代目JL型によってさらに人気は不動のものに。新たにSTART&STOPシステム機能付2.0ℓ直列4気筒DOHCターボエンジンと8速ATが採用されている。
スポーツ、アンリミテッドスポーツ、アンリミテッドサハラ、アンリミテッドルビコンの4グレードがラインナップされたが、なかでもルビコンは高いオフロード性能が特徴のラングラーをベースに、さらなるチューニングが施されており、まさに史上最強のジープと呼ぶに相応しい一台となっている。
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【人気車種②】「DODGE(ダッジ)」のチャレンジャー|クライスラー

2009年に主力車種「ラム」を切り離したため、現在は乗用車のみを販売しているダッジ。1970年に、すでに登場し人気を集めていたフォードのマスタングに追随する形で登場したのが、現在も販売されている「Challenger(チャレンジャー)」だ。若者向けのコンパクトで比較的低価格のスポーツカー“ポニーカー”という新しいジャンルに投入されたが、1974年には一度姿を消してしまう。
その後、2代目が1977年に復活するも、「三菱」のギャランΛを北米向けに販売するものであり、初代に比べ直列4気筒のみというパワー面で及ばず、1983年に再び姿を消す。しかし、再び2008年、ストラトスクーペの後継としてV8エンジンを搭載した3代目が登場。セダンタイプの「Charger(チャージャー)」と共に、現在までマッスルカーとして人気を集めている。
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【人気車種③】「DODGE(ダッジ)」のバイパー|クライスラー
チャレンジャーと同じクライスラーのマッスルカーといえば、「Viper(バイパー)」を忘れてはならないだろう。クライスラーの高性能車両開発チームSRT(ストリート&レーシング・テクノロジー)及び、ダッジから販売されていた、アメリカ車を代表するスーパーカーだ。
’80年代に北米マッスル・スポーツカー市場をほぼ独占していたシボレー・コルベットに対抗するために開発。当初は3年間のみの生産予定だったが、発売後大きな反響とともに想定以上の売り上げとなったため、2017年までおよそ26年間にもわたって継続販売された名車だ。
生産中止となった現在も世界中に熱狂的ファンを多く抱えている。特徴としてはアメリカ車ならではのOHVエンジンを搭載しながらも、その実はよく見られるV型8気筒ではなくV型10気筒で、排気量は8.4リットル600馬力オーバーと市販車の中では最大級ということが挙げられ、世界最速の量産市販車だった記録も残っている。
現行のマッスルカー「Charger(チャージャー)」「Challenger(チャレンジャー)」の上を行く、マッスルスポーツカーの王様であったが、米国連邦自動車安全基準 FMVSS 226(車外放出低減)をクリアできないため2017年に姿を消すことになった。とはいえ記録にも、記憶にも残るダッジの誇る名車である。
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【人気車種④】「CHRYSLER(クライスラー)」の300(300SRT8)|クライスラー

クライスラーブランドの高級セダンが「300」だ。全長5mを超えるフルサイズセダンの「300M」の後継として2004年に登場した。5.8リットルV型8気筒ヘミエンジンを搭載した最高グレード「300C」もラインナップされ、2005年には6.1リットルV型8気筒ヘミエンジンを搭載した「SRT8」が追加されている。
2011年にはモデルチェンジを行い、現在に至る。ラインナップは「300」「300リミテッド」「300C」、そして2012年に追加されたスポーツモデル「300S」と6.4リットルヘミエンジンV型8気筒を搭載した高性能モデル「300 SRT8」がある。大排気量車ではあるがヘミエンジンを採用しているので、比較的燃費はよい、アメリカ車を代表する高級フルサイズセダンである。
【人気車種⑤】「FORD(フォード)」のFシリーズ(F‐150、F-250 )|フォード

アメリカで不動の人気を誇るクルマと言えば、SUVと並びピックアップトラックである。フォードからは、ミドルサイズピックアップ「RANGER(レンジャー)」、もっともスタンダードなフルサイズピックアップ「 F-150(Fシリーズ)」、F-150よりさらに大きい「SUPER DUTY(スーパーデューティ)」が発売されている。
特に、「F-150」はアメリカ市場においてトップに君臨し続けているフォードの屋台骨を支える存在で、年間90万台近くを売り上げ、アメリカでもっとも売れているモデルである。フォードがSUVやCUVなど、ほかの車種が苦戦するなか好調を維持できているのは、F-150あってのことなのだ。
そして、1999年以降、FシリーズのF-150より大きなサイズF-250、F-350、F-450、F-550が独立する形で誕生したのが「SUPER DUTY(スーパーデューティ)」で、ピックアップトラックとしてだけでなく、キャンピングカーのベースとしてもアメリカでは人気を集めている。
特にピックアップトラックにシェルを乗せたトラックキャンパーのベースとして人気なのが「F250」だ。シェルは簡単に取り外すことが可能で、ピックアップトラックとして普段は使用し、週末はトラックキャンパーとして使えるのが魅力。シェルには様々なサイズがあるので、F-350、F-450に乗せることも可能だ。
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【人気車種⑥】「FORD(フォード)」のマスタング|フォード
1964年のニューヨーク万博で若者をターゲットとして発表されたフォード・マスタング。スポーティな外観と高い性能を持つミドルクラスクーペのマスタングは、ポニーカーと呼ばれ大きなムーブメントを生み出した。乗用車からピックアップトラック、商用バンまで幅広く展開するフォードにあって、マスタングは現在もスポーツカー(マッスルカー)の代名詞である。
現在、ファストバック、コンバーチブル(オープンカー)、シェルビー(コンプリートカー)にそれぞれエコブーストとGTのグレードが選べるラインナップで展開されている。エコブーストは2.3L 4気筒エンジンであるのに対し、GTは5.0L V8エンジンなので、厳密にはマッスルカーと呼べるのはV8エンジンを搭載したGTグレード、となる。
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【人気車種⑦】「FORD(フォード)」のエクスプローラー|フォード

フォードから出ているSUV・CUVジャンルのクルマの中で、長らく人気を集めてきたのが「EXPLORER(エクスプローラー)」だろう。1990年にフォード ブロンコIIの後継として登場し、現在のモデルは2019年に登場した6代目のU625型である。2020年モデルでは、パワーアップしたエンジンと新しくなった後輪駆動システムで、けん引や悪路など、よりタフな走行が可能になっている。
ちなみに、現在フォードから出ているSUV・CUVはエクスプローラーのほかに、人気を二分するコンパクトSUV「ESCAPE(エスケープ)」、エクスプローラーとエスケープの中間のミドルサイズCUV「EDGE(エッジ)」、エスケープより小型でフォード最小CUVの「ECOSPORT(エコスポーツ)」、フルサイズSUVの「EXPEDITION(エクスペディション)」などがある。
【人気車種⑧】「FORD(フォード)」のブロンコ|フォード

本来悪路を駆け抜けるために生まれた四輪駆動車を、おしゃれに街で乗るという文化を作ったのは間違いなくアメリカであり、フォードにとって最初のSUVがこのブロンコだ。1965年8月、ジープ「CJ-5」やインターナショナル「スカウト」など、当時急成長を遂げていた4WD市場にフォードが満を持して投入され、1966年から1977年までに生産された初代モデルは、アーリーブロンコとして今でも愛されている。
サイズは、長さ3863×幅1755×高さ1809㎜と後年サイズが大きくなっていったブロンコに比べて小型である。それでいてエンジンはV型8気筒、排気量302cid(約5L)とパワフルな走りが魅力であった。1996年に一度姿を消したが、2020年に復活。2021モデルとして登場し、再び注目を集めている。
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【人気車種⑨】「LINCOLN(リンカーン)」のナビゲーター|フォード
リンカーンは1917年にキャディラック創業者のひとり、ヘンリー・リーランドによって設立され、第一次大戦前は航空機用エンジンを製造していた。その後1920年に高級自動車リンカーンモデルLを製造するが、経営はふるわず、1922年にフォードに買収されてしまう。そして現在もフォード内で存続している高級車ブランドである。
そんなアメリカ車を代表する高級車と知られるリンカーンが、SUV人気の高いアメリカ市場に1998年に投入したのが大型SUV「NAVIGATOR(ナビゲーター)」だ。当時、リンカーンは性能、開発面でヨーロッパや日本車に後れを取っており、この高級大型SUVの大ヒットによって再び脚光を浴びることになった。
その後、リンカーンはフォードとは一線を画す独自のデザインと開発を行うようになり、今に至る。そのきっかけとも言えるナビゲーターは、現在リンカーンから販売されている車種で最も古いブランドである。
【人気車種⑩】「LINCOLN(リンカーン)」のコンチネンタル|フォード
1939年の登場から2020年に生産が終了するまで、幾度かの生産休止を挟みつつも愛され続けてきたのが「Continental(コンチネンタル)」だ。最後のモデルは10世代目、リンカーン最後のセダンとなった。
そもそもはフォードの社長であったエドセル・フォードの使用車としてデザイン・開発されたクルマとして知られ、大統領専用車としても使われていたフルサイズ、中型セダンである。その時代時代でフルモデルチェンジ、マイナーチェンジを繰り返しており、世代によってその時代を感じることのできるデザインが魅力だ。
【人気車種⑪】「Chevrolet(シボレー)」のコルベット|GM

初代コルベットがデビューしたのは1953年。当時アメリカのクルマは質実剛健な独自の作りを持ってはいたが、ことスポーツカーというジャンルを存在せず、その意味ではヨーロッパに遅れを取っていた。戦争中に兵士たちがヨーロッパで見た2シータースポーツモデルに匹敵するモデルをアメリカでも発売すべく、これまでにないコンパクトなボディに直列6気筒を搭載して登場したのがコルベットである。
ボディは当時の最先端素材であるFRP製を使用するなど、最新の技術が惜しみなく投入されたが、エンジンは直列6気筒エンジンのみで出力はたったの150馬力と非常に非力だった。1955年にようやくシボレーでスモールブロックV8が登場するのと同時にコルベットにもV8を搭載。その後、歴代コルベットはいつもその時代のシボレーの最高峰のエンジンを搭載し続けているフラッグシップモデルとなった。
現行のC8はエンジンはこれまで同様OHV方式のLT2型6・2リッターV8で、6450rpmで495hpを発生。トランスミッションは8速のDCTを採用。0-100㎞/h加速はベーシックグレードながらたった2.9秒! 最高速度は194MPH(約312㎞/h)という驚異的なスペックに。C8によって、コルベットはもはやアメリカンマッスルカーの頂点というよりは世界に比肩するスーパーカーとなった。
▼シボレーについて詳しく知るならこちらの記事をチェック!
▼コルベットの歴代モデルは下記記事でチェック!
【人気車種⑫】「Chevrolet(シボレー)」のカマロ・カマロSS|GM

1964年に登場したマスタングの大ヒットによって、ポニーカー(若者向けの低価格帯2ドアクーペ)と呼ばれるジャンルが誕生。GMも新たなにコンパクトなボディを持つスポーツモデル開発が急務だった。そこでFボディプラットフォームにスタイリッシュなハードトップボディを搭載したカマロを1967年に発売。
ハイパワーエンジンをオプションで搭載できるようにするなど、若者のニーズを的確に捉えることで、デビュー当初から人気のモデルとなった。直列6気筒搭載のほか、V8エンジンを搭載した「SS(スーパースポーツ)」、レーシングモデルの「Z28」、ラリーモデルの「RS(ラリースポーツ)」の3種がラインナップされていた。
現行の6代目カマロの外観は先代モデルのキープコンセプトながら、シャシーやコンポーネンツを見直し、剛性を28%向上しつつ、約90 ㎏の軽量化を果たしている。搭載されるエンジンは、従来通り6.2リッターV8と、新開発の2リッター直列4気筒ターボを導入し、初のターボエンジンが搭載されることとなった。
▼もっと詳しくカマロを知るならこちら!
【人気車種⑬】「Cadillac(キャデラック)」のCTS-V|GM

FORD創設者のH・フォードが1899年に創業したヘンリー・フォード・カンパニーだったが、経営陣との対立からフォードが抜けてしまう。そこで1902年にヘンリー・リーランドが後任となり、社名をキャディラックに変更。1903年に車両の生産を開始する。1909年にはGMグループ入りし、同社の最高級レンジのブランドとなった。
現在でもリンカーンと並びアメリカを代表する高級ブランドであるキャデラック。そんな同ブランドが現在販売しているセダンが「CT6」になる。ラグジュアリー且つ3.6LV6エンジンを搭載したパワフルでスムーズな走りで最上級セダンの確固たる地位を築いてる。
そのCT6やCT5など、高級セダンの系譜の元になるのが2019年に生産終了した「CTS」だ。2003年のCTS登場以前のキャデラックはとにかく大きく、ヨーロッパや日本などの市場では受け入れられなかった。そこでコンパクト化を図ったのがCTSだった。V型6気筒エンジンが搭載されており、V型8気筒エンジンを搭載した高性能モデル「CTS-V」もラインナップされた。
2008年に登場した2代目の「CTS-V」になると、コルベットZR1と同じエンジンが搭載、564馬力に。そして3代目にはV型8気筒OHVエンジンが搭載され(649馬力)、もはやセダンの顔をしたスーパーカーとしてアメリカだけでなく世界中で注目を集める存在であった。
【人気車種⑭】「Cadillac(キャデラック)」のエスカレード|GM

先ほど紹介したリンカーンの大型SUV「NAVIGATOR(ナビゲーター)」に対抗して登場したのがこちらの「ESCALADE(エスカレード)」だ。ファーストクラスのような内装と、キャデラック独自の高級感あるデザインで最高級大型SUVとして存在感を放っている。
2020年に登場した現行モデル(5代目)には、6.2リットルV8エンジンと3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンが搭載。日本市場でもプレオーダーが始まっており(2020年12月現在)、注目の一台だ。
【人気車種⑮】「Cadillac(キャデラック)」のデビル(ドゥビル)|GM

1959年に登場し2005年まで販売されたデビル(ドゥビルとも)は、旧車好きに支持される名車のひとつ。全長は5メートルを超え、初代から1960年代に販売された3代目まではテールフィンが生えており、特に人気の年式となっている。1959年頃がテールフィンの絶頂期であり、その年に誕生したのがデビルなのだ。
▼テールフィンなど歴史に名を刻むデザインについてはこちらをチェック!
ほかにもまだまだあるが、現行車から旧車まで、特に人気の高いアメリカ車を紹介してきた。本誌でもたびたび紹介しているのでぜひチェックしてみてほしい。
(出典/「別冊Lightning Vol.164 オールドアメリカンカルチャー」「Lightning 2017年7月号 Vol.279」「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)
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