サーフボードの基本的なリペア方法を覚えて、マイボードと長く付き合おう
FUNQ NALU 編集部
- 2019年11月06日
サーフボードは繊細で丁寧に扱っていても非常に壊れやすいものです。手に負えないほど大きな傷ならサーフショップに預けて直してもらえばいいですが、多少の傷なら自分で直せるようになっておきたいですね。
中にはリペアするごとにわざと色を入れて、思い出にするサーファーもいるように、自分で直せばその分愛着が湧くのではないでしょうか。
必要な道具
・レジン(樹脂)
・硬化剤
・紙コップ
・マスキングテープ
・木片
・カッターナイフ
・割り箸
・ガラスクロス
・サンドペーパー
リペア手順
リペアに取り掛かる前に、もしボード内に浸水していたら、傷口を開いてしっかりと乾かしておく。これを怠ると水がボード内に残り、剥離の原因になってしまいます。
1. 粗目のサンドペーパーをかける
傷口周辺を荒目のサンドペーパーをかけ、ケバ立ちや汚れを取り除く。ポイントは傷口周辺まで広めにかけておくことです。
2. サンドペーパーで整えた状態
3. マスキングテープで土手を作る
ではマスキングテープを使って土手を作る。これも広めにスペースをとるのがコツ。
4. カットしたガラスクロスを置く
土手のサイズに合わせてガラスクロスをカットして敷きます。
5. 硬化剤を入れた樹脂を流し込む
そこに硬化剤を混ぜた樹脂を流し込む。なるべく少量で済ませると後の作業がラクになります。
6. 空気を抜きながら均す
流し込んだ樹脂を空気を抜きながら均等になじませます。
7. カッターでバリを取り除く
硬化するのを待って、余分なガラスクロスなどをカッターで切り取ります。
8.サンドペーパーで形を整える
荒いものから細かいものへ番手を下げながらサンドペーパーをかけます。きれいになったらさらに硬化剤を混ぜた樹脂を薄塗りして完成です。
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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