サーファーのための天気図の読み方と波のサイズ表現
FUNQ NALU 編集部
- 2023年09月01日
そんな波のサイズを言い表す時、 日本ではカラダの部位で表現する。ヒザ、コシ、ハラ、ムネ、カタ、アタマ、アタマ半、ダブルと言った具合だ。一方海外ではフィートを用いる。1フィートは約30センチになるため、通常なら1~2フィートは約30~60センチでスネ~モモ程度となる。けれども波のサイズは感覚に依る所が大きく、例えばカリフォルニアだと、1~2フィートは実際にはコシ~ハラサイズのことが多い。さらに本場ハワイでは、ハワイアンスケールと言って波の裏側からサイズを計ります。そのため表側から計るサイズより半分位で言い表すことになり、例えば4フィート(約120センチ)と言ってもアタマオーバー・サイズであることがほとんどだ。ハワイに出かけた際はくれぐれも注意したい。
表記サイズが実際と異なるのは、やはりそれぞれのお国柄だろう。あなたは大きな波に乗った時、余裕を見せて小さく伝える?それとも盛って大きく伝える?
波のサイズの目安
1~2フィート | コシ~ハラ |
3~4フィート | ムネ~カタ |
5~6フィート | アタマ |
8~10フィート | アタマ半 |
12~15フィート | ダブル |
20フィート | トリプル以上 |
サーファーが乗れる限界のサイズとは?
トリプル以上ともなると、もはや別世界。ちなみにビッグウェーブに乗ったギネスの記録は78ftだとか。
サーフィンにおいて重要な天気図と波の関係についてまとめてきた。海外でも使える知識なので、どこの海に出るときにも頭の中に入れておくといいだろう。
出典
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。