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サーファーのための天気図の読み方と波のサイズ表現

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台風の風は、中心から数百キロの範囲に及ぶことがあるので、高波の範囲も広い。しかし、台風の風の範囲を離れて伝わってくるうねりは、池に石を投げ込んだ時の波紋のように、台風の周囲に広がっていき、はるか遠方まで伝わっていく。長い距離を進む間に、高波の荒々しさは消え、ゆったりと海面が上下する静かな波動に変化するが、ビーチが近づいて水深が浅くなると、そのエネルギーが一気に解放されて、パワフルなブレイクが出現する。

台風が、北緯20度を越えて北上してくると、ちょうどいいうねりがビーチに届く。台風の勢力にもよるが、これより南だとうねりが入りにくく、近づきすぎると、うねりが強くなりすぎる。また、台風は反時計周りの渦巻き状に風が吹いているので、台風の東側は南風になっている。この南風がうねりを後押しするので、台風が南西方向にある時の方が、波が入りやすい。

台風が発生したら北緯20度線に注目する

台風が北緯20度よりも北に進んでくると、本州から九州の太平洋側にはうねりが届く。これより近づいてくると、天気が荒れてくるおそれがある。

台風は西寄りにある方が期待できる

台風は左回りの渦巻きなので、台風の東側は南風が吹いていて、うねりがどんどん北上するので、台風が少し西にあった方が、波はいい。

満月と新月の時、サーファーは波に期待する

潮の満ち引きによって波のコンディションは影響を受ける

海面の高さは、一日に2回、潮の満ち引きによって、高くなったり低くなったりを繰り返している。海の満ち引きは、太陽や月と地球の間の引力や、お互いの公転の影響で起こるので、天体同士の位置関係によってその程度が変化する。

太陽と月と地球が一直線に並ぶ時には、太陽の影響と月の影響が同じ方向に働くので、海面が同じ場所で大きく盛り上がり、その分、低くなる所は非常に低くなる。潮の干満の差が大きくなるので、大潮と呼ばれる。太陽と月と地球が一直線に並ぶと、月は満月か新月になるので、いつが大潮になるかは、月を見ていればわかる。

大潮の日は、朝は潮が満ちていて、太陽が真上にくる正午前後に干潮になる。潮位の差が大きいので、午前中は潮が急激に引いていく。うねりは入りにくくなるものの、寄せ波に下げ潮がブレーキをかけて、掘れた波になりやすい。一方、午後から夕方は潮がどんどん上げてきて、その潮に乗って沖のうねりが入ってくるので、波数が多くなる。大潮の日は、水深がどんどん変わるので、遠浅のビーチではブレイクポイントが刻々と変化し、波質も変化しやすい。反対に、干満の差が小さい小潮や長潮の時には、潮位の変化が小さいので、ブレイクポイントも一定で、安定した波が期待できる。

潮回り

大潮 満月、新月の前後で、干満の差が最も大きい
中潮 大潮の前後、大潮ほどではないが、比較的潮が動きやすい
小潮 中潮の後、干満の差が縮まり、次第に潮の動きが小さくなる
長潮 干満の差が最もなくなって、潮があまり動かなくなる
若潮 再び潮が動き始める。潮が若返る、とも言われる

季節によっても潮の動きは変わる

潮汐は、一日の間の動きの他に、半年周期や一年周期の動きもある。このため、夏と冬では、潮の動きが違い、同じ大潮でも、最も潮が引くタイミングが昼夜入れ替わりる。

波のサイズは感覚的なもの。特に海外では小さく評価しがち

波のサイズ表現は地域によって多少異なる。海に入ったら手に負えないサイズだった、なんてことのないように注意

サーフィンを続けていると、より大きな波に乗りたいという願望が芽生えてくるもの。サーフィンの歴史を振り返ると、乗れないとされてきたビッグウェーブに挑むチャレンジ精神が、ボードデザインやテクニックのレベルを押し上げてきたとも言える。それに大きい波に乗れるということは、サーファーにとって一つのステータスでもあるのだ。

出典

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NALU 編集部

NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

NALU 編集部の記事一覧

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