楽しくサーフィンしたいならリスク管理も抜かりなく|サーフィンの基本
FUNQ NALU 編集部
- 2021年07月23日
楽しい一日を台無しにする、クルマの盗難やビーチでの怪我。あとで後悔しないために、リスク管理を徹底しておこう。
◎出典:サーファーになる本 改訂版 ◎photo: Kenyu
セキュリティボックスを活用しよう!
サーフィンを満喫して、いい気分で海から上がったら忽然とクルマが消えていた……。残念ながら、海ではそんな物騒な事件も少なからずある。車両盗難や車上荒らしを未然に防ぐためには、鍵の管理が何よりも重要だ。一昔前はタイヤ周りなどに鍵を隠すサーファーも多かったが、これでは「盗ってください」と言っているようなもの。泥棒たちは獲物を陰からチェックしているのだ。
では、どうすればいいか。アナログキーなら身に着けて海に入ることもできるが、リモコンキーやスマートキーの場合は難しい。今、サーファーたちの間で主流になっているのは、クルマのドアノブなどに固定できるセキュリティボックスだ。仲間と暗唱番号をシェアしておけば、先に上がった人が開錠できるという利点もある。ただし、暗証番号の設定には注意したい。サーファーはつい“1173”を設定しがちだが、常習犯の泥棒には見破られる可能性があるので気をつけよう。
鍵を安全な場所に保管したら、いよいよ海へ。この時、ビーサンは海の近くまで履いていくべし。真夏の砂浜は火傷しそうなほど熱いし、ガラスの破片など鋭利なものが落ちている可能性もある。履いてきたビーサンは、潮が満ちても波にさらわれない場所を選び、砂に立てておくとあとで探しやすい。
▲セキュリティボックスの使い方は簡単。中に鍵を入れ、クルマのドアノブなどに固定し、暗証番号をセットすればOK!
アナログキーは身に着けて海へ
ウエット素材のキーケースも市販されている。首から下げ、上にウエットやラッシュガードなどを着ると安心だ。
タイヤ周りに隠すのは危険!
鍵を隠すだけでは安全とはいえない。隠すところを泥棒に見られている可能性があり、車両盗難や車上荒しに遭う危険性も。
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FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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